皆さま、おはようございます!


「勝田」という地名、

鉄道ファンには、すっかりお馴染みだと思います。

常磐線が電化した際に造られた電車区が勝田にありまして、

東北・常磐各線向けに最初に投入された交直流電車は、

ここをネグラにしていたんですよ。


そのことは、自分も当然のように知っていたんですけど…


ひたちなか海浜鉄道の起点駅が勝田駅だったの、つい最近まで知らなかったんです。

まったくもってお恥ずかしい (;^ω^A



そんなことでこちら、

ひたちなか海浜鉄道の起点駅である

勝田(かつた)駅です!
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c11170

勝田駅は明治43年(1910年)に開業しました。

3年後の大正2年(1913年)には、

ひたちなか海浜鉄道の前身である湊鉄道→茨城交通が開通し、

勝田駅に乗り入れを開始しております。


湊線の開業当時から、国鉄(→JR)と共同使用している駅舎は、

平成14年に橋上化されているのですが、

Yahoo!地図で勝田駅を見ると、どういう訳か、

未だに地上駅舎時代の写真が出てきたりします。


画像の更新はしないの~?(;^ω^A
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c11176


さて自分、勝田駅を訪れた際に、

ひたちなか海浜鉄道(以下、湊線)の発着ホームを見たくて

勝田駅の入場券を買おうと思ったのですが、

JRの自動券売機を見ると、

入場券の項目がなかったのですよ。


そこで、JRの駅員さんにそのことを話すと、

「湊線のホームに入場するためだったら、

JRの入場券は買わずに、

そのまま、1番線ホーム(湊線のホームです)まで直行して。」

と言われました。

ちなみに入場券は、3台ある自動券売機のうちの1台だけ発券できるとのことです。


ややこしい話ですけど、湊線に関する切符は、

JR勝田駅の構内にある湊線の切符売り場で入手するそうで、

JR側のホームに入らないのなら、

JR勝田駅の入場券は不要らしいのですよ。


とは言っても、
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c11171

湊線とJR常磐線とは、ホームも共同使用だし…


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c11172

湊線と常磐線のホームは背中合わせです。


確かに構内には湊線の窓口がありますけど、

その場所に向かうために通る敷地はJRのものだし、

入場券も買わずにここまで入ることに、

ちょっぴり罪悪感を抱いちゃいました。


しかも湊線の窓口では、入場券は無いよって言われましたしね (ノ∀`)

いっそのこと、勝田駅の硬券入場券なんか売っちゃえば、

そこそこ売れそうな気がしますが。


そんな話はさておき、

ステップのない国電が行き交う常磐線と、

ステップ付きの気動車が行き交う湊線では、

当然のように、ホームには段差が出来ます。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c11173

ちなみに湊線側のホームの高さは、

東北地区ではお馴染みの920mm、

常磐線側は国電区間と同様の1100mmなのですが、

勝田駅のこのホームを見ると、

18センチの差が、いかに大きいかがわかりますね。


ホームの向かいには、

かつての貨物側線があった跡地に出来た

立体駐車場があるのですが、

ここからこんなアングルで、

湊線の気動車が楽しめちゃうのですよ。


立体駐車場1階から。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c11175

立体駐車場2階から。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c11085

この眺め、素敵すぎます。


ついでに、嵩上げ前の760mm高のホームの跡も見れたり。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c11174


こんな感じで、結構楽しめちゃった湊線の勝田駅でしたが、

JR側の駅については、書くと長くなりそうですので、

いずれの機会に紹介したいと思います。




ひたちなか海浜鉄道

勝田駅(平成24年11月8日)

日工前駅(平成24年11月8日)

金上駅(平成24年11月8日)

中根駅(平成24年11月8日)

高田の鉄橋駅(平成26年11月24日)

那珂湊駅(平成24年11月8日)

殿山駅(平成24年11月8日)

平磯駅(平成24年11月8日)

磯崎駅(平成24年11月8日)

阿字ヶ浦駅(平成24年11月8日)