皆さま、おはようございます!
「勝田」という地名、
鉄道ファンには、すっかりお馴染みだと思います。
常磐線が電化した際に造られた電車区が勝田にありまして、
東北・常磐各線向けに最初に投入された交直流電車は、
ここをネグラにしていたんですよ。
そのことは、自分も当然のように知っていたんですけど…
ひたちなか海浜鉄道の起点駅が勝田駅だったの、つい最近まで知らなかったんです。
まったくもってお恥ずかしい (;^ω^A
そんなことでこちら、
ひたちなか海浜鉄道の起点駅である
勝田駅は明治43年(1910年)に開業しました。
3年後の大正2年(1913年)には、
ひたちなか海浜鉄道の前身である湊鉄道→茨城交通が開通し、
勝田駅に乗り入れを開始しております。
湊線の開業当時から、国鉄(→JR)と共同使用している駅舎は、
平成14年に橋上化されているのですが、
Yahoo!地図で勝田駅を見ると、どういう訳か、
未だに地上駅舎時代の写真が出てきたりします。
さて自分、勝田駅を訪れた際に、
ひたちなか海浜鉄道(以下、湊線)の発着ホームを見たくて
勝田駅の入場券を買おうと思ったのですが、
JRの自動券売機を見ると、
入場券の項目がなかったのですよ。
そこで、JRの駅員さんにそのことを話すと、
「湊線のホームに入場するためだったら、
JRの入場券は買わずに、
そのまま、1番線ホーム(湊線のホームです)まで直行して。」
と言われました。
ちなみに入場券は、3台ある自動券売機のうちの1台だけ発券できるとのことです。
ややこしい話ですけど、湊線に関する切符は、
JR勝田駅の構内にある湊線の切符売り場で入手するそうで、
JR側のホームに入らないのなら、
JR勝田駅の入場券は不要らしいのですよ。
湊線とJR常磐線とは、ホームも共同使用だし…
湊線と常磐線のホームは背中合わせです。
確かに構内には湊線の窓口がありますけど、
その場所に向かうために通る敷地はJRのものだし、
入場券も買わずにここまで入ることに、
ちょっぴり罪悪感を抱いちゃいました。
しかも湊線の窓口では、入場券は無いよって言われましたしね (ノ∀`)
いっそのこと、勝田駅の硬券入場券なんか売っちゃえば、
そこそこ売れそうな気がしますが。
そんな話はさておき、
ステップのない国電が行き交う常磐線と、
ステップ付きの気動車が行き交う湊線では、
ちなみに湊線側のホームの高さは、
東北地区ではお馴染みの920mm、
常磐線側は国電区間と同様の1100mmなのですが、
勝田駅のこのホームを見ると、
18センチの差が、いかに大きいかがわかりますね。
ホームの向かいには、
かつての貨物側線があった跡地に出来た
立体駐車場があるのですが、
ここからこんなアングルで、
湊線の気動車が楽しめちゃうのですよ。
この眺め、素敵すぎます。
こんな感じで、結構楽しめちゃった湊線の勝田駅でしたが、
JR側の駅については、書くと長くなりそうですので、
いずれの機会に紹介したいと思います。
勝田駅(平成24年11月8日)