私のピラティス道 ~第9話・苦手意識を克服せよ~ | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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第1話 ルーツ  | 第2話 はじまり  | 第3話 最初の試練  | 第4話 挫折寸前  |
 第5話 ボロボロなカラダ  | 第6話 カラダが教えてくれたこと  |第7話 出会い |
 第8話 劣等生 | 第9話 苦手意識を克服せよ 
(この記事)



■苦手だった解剖学

STOTT PILATESの養成コースは生体力学的な知識をベースに
エクササイズを学んでいきます。
1つ1つの動きに対して、関節の動きはどう?筋肉は?ということを、
手順とともに確認しながら進んでいくのですが・・・
当時の私ってば、フィットネスインストラクターのくせに、
カラダのしくみについて、実は全然わかってなかった!!!


もちろん、メジャーな筋肉たちのことは知っていましたよ。
この関節をこう動かすにはこの筋肉、みたいな程度のことと、
この筋肉はだいたいココからココまで付いてる、くらいのことは。
だけど、ホントの意味での動くためのしくみを知らなかったんですよね。


もうね、完全に苦手意識バリバリでした汗


それを表してるのがコチラこちらの本たち。





養成コース受講中に私が購入した解剖学関連の本、なんと約10冊!
この手の本ってね、とにかくお高いのです。1冊5千円とかヘーキでしちゃいますからね。
なのに、なんでこんなにたくさん同じような本ばかり買ってしまったのかというと・・・


どれ読んでも全然アタマに入ってこないから~~~ガーン
だって、全然面白くないんだものガックリ・・・ そりゃそうだ、立体のカラダを平面で見ててもね・・・



■またもやギリギリな試験準備

ストットピラティスでは養成コースを修了してから半年以内に認定試験を
受験することになっています。
なんせワタクシこんな性格ですから、コースが修了してからもわりとのんびり構えておりました。
一応マイペースに練習は続けていたけれど、「まだ半年あるし~」なんてね。
ところが、養成コースが終わって2ヶ月後くらいだったかな、
「来月試験やるから」って言われて。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ


いや~かなり焦りましたあせる
お尻に火メラメラがついてからは結構勉強がんばったな~(笑) 


試験勉強で大活躍した解剖学カード



そんなこんなでなんとか迎えたストットピラティス認定試験には、
養成コースの先生でもあったS先生が試験官として再び来日してくださいました。


ストットピラティスの認定インストラクターになるためには、筆記試験と実技試験の両方を
基準値以上の点数でクリアしなければなりません。
筆記試験は苦手な解剖学はもちろん、エクササイズやプログラミングに関することなど、
多岐にわたって出題されます。当たり前だけどめっちゃムズカシイ。
実技試験は実際にクライアント役に対する実技指導をチェックされます。
必要な情報をヒアリングした上で、姿勢を分析しプログラミングし、実際にエクササイズを指導します。


そおそお。 私は「姿勢分析」にも超苦手意識がありました。
解剖学がとにかく苦手だったから、まあ当然と言えば当然ですね・・・
案の定、試験後にいただいたフィードバックで「姿勢分析が甘すぎる」と言われちゃいました。


まあ、それでもどうにか認定試験には合格することができましたが、
私が自分のことを「ピラティスインストラクター」と名乗れるようになったのは、
実はこの数年後だったりするんですよね。



つづく・・・