この日は少し時間があったので、ランチのお店には日本橋から歩いていくことにしました
皆さまご存知でしょうが、日本橋は江戸時代に五街道の起点となっており
僕にとっては、東京時代に何度も訪れた思い出の場所なんですよ~
そして、ここに来ると必ず撮影するのは「麒麟の翼」

東京時代からお付き合いいただいてる方はご承知だと思いますが

この写真は「青ブロ」最多出場を誇っており、この姿を見てると
映画「麒麟の翼」の公式ツアーに参加したこととか懐かしく思い出されましたよ~

そして、日本橋川を眺め、『大勢の人たちがここから旅が始めていたんだな~』と
感慨にふけってましたが~
空を見上げると、頭上は高速道路が跨いでいたので、一気に興ざめしました

今、この高速道路を地下に移設するための活動もあるそうですが
予算的に無理がなければ、実現してほしいものですね~
そして、ここには~
「日本国道路元標(どうろげんぴょう)」の複製もありましたよ~

(本物は日本橋の真ん中に埋めてあります
「道路元標」とは、日本の道路の起点のことを指し
「里程標」とはその都市までの距離を現すものでありますが~
上下二つの「里程標」を見ていると
東京⇒新潟市・仙台市・名古屋市がほぼ同一距離で
東京⇒札幌市・福岡市がほぼ同一距離なことが分かりましたよ~
(福岡市は、直接記入されたものではないですが・・・
こういう場所は、歴史好きな人間にはどれだけいても飽きないものですが
ここにいる限り、永遠にランチを食べることはできないし
何よりタイトなスケジュールの中、無理矢理ここまで来たので
早速、急ぎ足で、「三越本店」に向かって歩き出して~

「日本銀行 本店」前を通りすぎ~

って、こっちの角度が素敵だったので、ちょっと寄り道して、またパチリ

やっぱり、多少の遊び心は必要だよね~

その後、5分ほど歩くと、お目当ての店「室町砂場 日本橋本店」に到着しました~
「室町砂場」とは、1869年(明治2年)に開業した老舗のお蕎麦屋さんで
「天ざる」と「天もり」の発祥の店として、その名を轟かせています
「青ブロ」では、今まで「天丼」「カツ丼」「親子丼」「カツレツ(豚カツ)」「ナポリタン」等
数多く発祥の店を紹介してきましたが、今回もそんな名店の仲間入りする一軒ですよ~
(皆さん、覚えてくれてますか~
開店の11時30分には大勢の人が並んでいて、僕も一緒に入店すると~
(この写真は、帰りに撮影したものです
手前にテーブル席があり、奥に座敷があったのでパチリ
老舗の店に相応しい雰囲気が最高ですよね~
そして、10分強ほど待つと、オーダーした「天ざる」(1,600円)が登場しました~
当店では、「天ざる」はさらしな粉を使用してるので、白くて甘く
「天もり」は一番粉を使用してるので、黒っぽく田舎風なのが特徴だそうです
因みに、当店では他店のように「天ぷら」がセットになってる訳ではなく
「おつゆ」の中に大きな「かき揚げ」がど~んと入っているスタイルで~
(「かき揚げ」の中身は海老と小柱ですよ~
当店の「おつゆ」は濃い味のため
真っ白いお蕎麦の下半分だけ「おつゆ」につけ、上半分は何もつけずにツルツルっと食べると~
『いよっ、江戸っ子だね~
『美味~い
その後、かき揚げを食べると~
『これまた美味いよ~
これぞまさしく伝統の味、メッチャ美味しかったよ~
因みに、当店が「天ざる」「天もり」を考案したのは
「天ぷらそば」を暑い夏にも食べてもらえるように、そばを冷たいセイロにしたそうです
でも、美味しかったのは美味しかったんだけど、そばの量があまりにも少なかったので
「玉子焼き」(650円)を追加オーダーしましたが~
これがメチャメチャ美味しそうな姿をしていて~
大根おろしをたっぷりかけて、食べると~
『メチャメチャ美味いよ~
そば屋さんの玉子焼きは美味しいとは知ってましたが、まさかこんなに美味しいなんて~
当店発祥の「天ざる」もお薦めですが、玉子焼きは絶対食べてくださいね~
【「青ブロ」のバックナンバー】
「麒麟の翼☆公式ツアーに参加して」編
「天丼発祥の店☆三定」編

「カツ丼発祥の店☆三朝庵」編
「遂に登場!!親子丼発祥の店☆玉ひで」編