東京逆接待劇場〜1日目/その1〜 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

平成26年9月12日~13日、後輩ともともが東京へやってきた。

5月の帰省の際、(→参考記事『私が伯母さんになっても。大草原の小さい実家その2。』)
「今年も東京に行きますよー!!!」
と言われて数ヶ月、もうその約束の日がやって来た。
月日が過ぎるのは早いねえ。
そら、もうすぐ40にもなるわ。。。。

ぎょえええええええ!!!

てな話はさておき、とにかく後輩ともともがやってくるのだ。

前回の東京弾丸ツアーでは
 →『東京おもてなし劇場~1日目~
  『東京おもてなし劇場~2日目~

おもてなしする側のあもちゃんが、ひたすらおもてなしをされていた。
今度こそ、私が接待をしなければならぬ。。。。

というわけで、当日の予定についてお伺いを立てましたところ、
ともともから詳細な連絡があった。

「●時●分の新幹線で品川に着くので、●時のバス停で待っててくださいー。
 1日目も2日目も目一杯のスケジュールですからねー。」

相変わらず準備万端のともとも、私の出番、全くナシ。
むしろ、下手に口を出したら邪魔になるだけ。
今回も相変わらず、ついていくだけになりそうな予感。
おもてなしの決意はいきなりさよーならー(*^ー^)ノ



品川駅を出ると、早速品川のバス停を示す看板発見。

よーし、ここでともともを待っておどかしてやろう!!!

私「あれー。こないなあ。」
私「おっかしいなあ。」
私「そろそろ来るはずなんだけどなあ。」

ピローン♪

ともとも「つきましたよー。」

あれ!?
下のバス停を覗き込むと、いたーーー!!!!
駆け寄るあもちゃん。

私「どっから来たのさー。ずっと上で待ってたのに~。」
と「あっちから来たんですよーーー。バス停で待ち合わせって言ったじゃないですか~~」

上京して、はや、ン十年。
未だに岡山感覚が抜けないあもちゃん。
ここは大都会の東京砂漠、岡山じゃない。
数えきれないほどあるであろう出口、に対する認識がすっかり鈍っておりました。

では改めて・・・・

私「東京へようこそー。」
と「よろしくお願いしまーす。」

私「あ、バスが来た。一緒に撮ってあげるー。」
と「あ、いいです。」
私「えーーーー。」

というわけで、まずはお台場へれっつらごー!!



定番のフジテレビ。



フジテレビの犬と一緒に☆

と「なんすか、これ」
私「多分ー、フジテレビのマスコットじゃないかと・・・」
と「まんまちゃんが青くなったみたいですね。」
私「あはは、ほんとだねー。」

私「ともともも撮ってあげるよ。」
と「あ、いいです。」
私「えーーーー。」

と「あ、まずはガンダムを観たいんで、早速行きましょう。」



ガンダムと私。

私「ともともも撮ってあげるよ。」
と「あ、私のカメラでお願いしますー。」
私「えーーーー。」

ガンダムとは一緒に、しかも自分のカメラで撮りたいんかい。
ともともの基準がわからねえだ。



ガンダムの股間を下から激写☆

と「・・・・なにしてんすか。」
私「おほほ。」



ガンダムの股間を下から激写するともともを激写☆

おのれも同じやんけーーーー!!!!

◇◆

しばらくお台場を見て回っていた私たち。
それにしても閑散としたお台場。
3連休だっつーのに、だ~れもいない・・・
こんなにお台場って人、いなかったっけ?
観光地としてはオワコン(←言いたいだけ)なのか。
フジテレビもすでに色々な意味でオワコンですしねえ・・・。

ぐうううううう。

私「おなか、すいたー。なんかちょっと食べようよー。」
と「お昼まであとちょっとですから、もう少し我慢しましょうねー。」
私「ヤダ!お腹空いた!!小腹減った。食べるー!なんか食べるー!」
と「お昼、12時に予約してるんですからー。」

おもてなしをする仕事はわたくしの仕事のはずですが、
お店の予約も何もかもともともが全てやってくれており、
ただついていくだけの、簡単なお仕事です。

私「12時予約でも、ちょっとくらい早く(30分以上)行ったって、大丈夫だよー。」
と「そうですかねえ。」
私「空腹で死ぬ。とりあえず行ってみようよ。。。」

這々の体で予約していた店に行くと、
イケメンのお兄さんが満面の笑みで出迎えてくれ、
早く入店した私たちを嫌がることなく、丁寧にテーブルに案内してくれた。



私「めっちゃかっこいいじゃん!しかもめっちゃ感じいいし!サイコー!惚れた。」

若いイケメンを見てテンションがグングンあがるあたり、
私もオバチャンになったんだなあ、としみじみ感じ入る。



と「確かに素敵ですね。」

二人で(というか私が一方的に)写真を撮りまくっていると、
前菜を運んできたさきほどのイケメンさんが、

「お二人の写真をお撮りしましょうか?」

と言ってきてくれるではないか。

私から頼もうと思っていたのに、先に申し出てくれるとは!
はー。ますます好きになったわー。

はいチーズ☆とカメラを向くと、イケメンさん、

「あ、かんぱーい!って感じで!!」



二人「かんぱーい!!!!!」

イケメン「いい感じです☆」

イケメンであるだけじゃなく、接客も丁寧、しかも気が利いてるときたもんだ。
神は二物以上を与えるんだねえ。

私「いかん、これはまずい。かなり惚れたぞ。」

すぐ恋に落ちるあもちゃん。
Yes!フォーリン・ラブ!

と「ほんと素敵ですね。きっと先輩が美人だから、接客もいいんでしょうね。」
私「やだー、何、言ってるの~。私たち二人が美人だからだよー。」

先輩が美人、というともとものおべっかは受け取ったまま否定はしない、と。

と「でもほんとに、先輩は、一般人の中ではかーなーり!美人だと思います!」

私(えーーー、芸能人も含めて、じゃなくて!?)←さすがに図々しいので口にはしない。

私「いやいや、そんなことないって。テレテレ。」
と「ほらー、あの五角形のグラフがあるじゃないですか。
  あのグラフで表すと、相当大きなグラフが書けると思います。」

↓あの五角形のグラフ=レーダーチャート



私「参考のために聞いておきますが、5つの要素は何でしょうか。」
と「容姿でしょー、あとはスタイルー、知性・・・・んーとーーーーー。」
私「あと二つをなんとか絞り出すんだ!!」
と「あ!性格とー」
私「あと一つ!!頑張れ!!!!」
と「・・・色白。」

それだけ随分とピンポイントじゃねえか?

私「いずれもありがたい褒め言葉ですが、どの項目も5段階の3ぐらいじゃなかろうか。」

完全には否定しないあもちゃん。
根拠のない自信はどこからやってくるのか。
うちに鏡が極端に少ないからじゃないかな!?

おべっか上手のともともに、褒めちぎられ、気分よくランチ終了。
えー、接待するのは私の仕事のはずですが、褒められるだけの簡単なお仕事です。

わーわーぎゃーぎゃー大騒ぎしながらレジへ。
またしてもあのイケメンさんが、爽やかに対応してくれ、素敵な笑顔で送り出してくれた。

2人「ステキすぎる!!!(はぁと)」

きゅーん。
いい思い出になった。
寿命が5年延びました。びよびよーん。

ちなみにこちらのお店、約4年前に大学時代の友人らと会食をした店である。
 →参考記事『期待を裏切らない女。



一番左があもちゃん・・・
わ・・・若いわ。

4年前にはいなかったあのイケメンに、今回出会えてよかった。
きゅーん。
いや、これがねえ、ほんと、
あもちゃんの男まみれの(←コラッ)人生の中で久々に出会った最高レベルの男前。

ボンゴレが少々辛かろうが、
思った以上に量が多かろうが、
全然気にならない!!!!
だって、本当にステキな男前だったから。

私「結局、人柄ってことよねー。ボンゴレが辛すぎても許す!!」
と「ほんとですよね。人柄がよければたいていのことはオッケーですもんね。」
私「そうだよー。人柄が悪くても許されるのは、北川景子ちゃんレベルの美人だよ。」
と「いやいや、北川景子ちゃんでも感じいいほうがいいですって。」

北川景子ちゃんレベルの美人が、感じもよかったら、
あもちゃん、もう手も足もでない。勝てないよーーー。
勝つ気でいるんかい!!!!というご意見につきましては現在、受付を終了しております。

さて。
お腹もパンパンになったことですし、どうする、ともとも!?
えー、何度も言いますが、
接待するのは東京在住の私の仕事のはずですが、
岡山からわざわざやってきたともともについていくだけの、簡単なお仕事です。

と「舟で浅草に行くんですけど、時間があるのでお台場周辺でショッピングとかします」
私「アイアイサー!」

ショッピングセンターを歩いていると、前からガチャピンとムックがやってきた。

私「あーーーー!ばいばーいo(^◇^)/!!!!」
と「あのお姉さん、知ってる人ですか!?」
私「いや、ガチャピンとムックに手を振ったんだよ。」
と「・・・知り合いに手を振ってるみたいでしたよ。。。」

ガチャピンとムック、知り合いっちゃ知り合いだろー。
私はテレビの中で知っておる。←完全にオバチャンの発想。



去って行く、ガチャピンとムック。



チョッパーと同じチョキポーズ。

私「ともともも撮ってあげるよ。」
と「あ、いいです。」
私「えーーーー。」



財布を忘れて買い物に出かけたおっちょこちょいオバサンとスイカを支える。

私「ともともも撮ってあげるよ。」
と「あ、いいです。」
私「えーーーー。」



私「ともともも撮ってあげるよ。」
と「あ、おねがいしまーす。」



はい、ポーズ☆

うーむ、なぜこれはよくて、チョッパーやサザエさんとは嫌なんだ。
ともともの基準がわからない!!!

ちなみにともともは、紙兎ロペとやらのグッズを買っておりました。
・・・なに、それ。
知らんなあ。。。。


お台場も堪能したところで、そろそろ舟に乗ろうぜーーーー!!!



東京に来る前に、この船会社に電話をして、
確実に乗船できるかどうかの確認をしていたというともとも。
(3連休だし、時間通りの舟に乗れなかったら困る!という心配のため。)

すげー。
あんた、すげーな。
着実すぎるやろ!!!!

私なんて、スペインを1人で旅行する際、
行き当たりバッタリでホテルに泊まり、
しかも急に思い立ってスペインからモロッコに舟で渡ったりもしたなあ。
(まあ、1人だからなせる技ではある。)

ああ、行き当たりバッタリの我が人生。
そんなあもちゃん、着実な旅行計画というものに、心から感動したのであった。



たそがれるともとも。

私「恋人を待つ女。って感じでいいねえー。」
と「横から撮るの、やめてくださいよー。横顔嫌いなんですからー。」
私「えー、そんなことないよ、かわいいよ。
  逮捕されて、車で連行される栩内香澄美(ASKAの愛人女性ね)にソックシ!」
と「ん?・・・それって褒め言葉ですかね?」
私「褒め言葉だよ。栩内香澄美って美人さんやん~?」
と「まあ、そうですけど・・なんか複雑ー・・・。」

余計な一言、二言が多いあもちゃん。



無事、乗船。

フジテレビで買った、チョッパー容器のミネラルウォーター。
かわいすぎる!
てなわけで、無駄に私も購入してしまった。

この後も、旅の熱に浮かされ、ともともに釣られて余計なものを買う私なのであった。



と「瀬戸大橋じゃないですよねー?」
私「あはは、そっくしーーー!!」

せっかくのお台場感、台無し。

◇◆

と「前回の旅行で覚えたことはー、う●こビルですね。」

・・・・。
いやいや、う●こビル以外にももっと色々あったでしょうが。

と「う●こビルはまだですかー。」
私「う●こはゴールにあるからねー。」



私「ほら!!う●こビルだよ!!!浅草だよー。」



私「スカイツリー、う●こにブッ刺さってる、の図ー!」
と「あはは、ほんとだー!!!」

お台場から浅草までの間に、私たち2人で少なくとも20回は「う●こ」を言いました。
子供以下!!!



う●こビルのある浅草に無事到着。

浅草での徘徊の模様は次回に続く・・・。