期待を裏切らない女。 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

平成22年2月20日、大学時代の友人と食事。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

奥)岡山から上京してきた友人
右)関東近辺からかけつけた友人
左)東京のど田舎からかけつけた私


大学時代の懐かしい話で盛り上がり・・・

友「○○先生の話(人生啓蒙的な話)が、この年になって身にしみる。」
友「わかるわかる。ええこといっとったよなあ。」
友「あもちゃんは?」
私「あ?500人教室で、私語していた人にマイクで『立っておっしゃい!』って
  叫んでたよね。あんな大教室で怒られるってどんな気分かなあって思ったよ。」
二人「そういうことじゃないよ!!!!」

私、チョー怒られました。

友「ええことゆっとたが。なんで覚えてないん?」
私「いやいやいや。私だけじゃないって!絶対Mちゃんも覚えてないって。」

急いでMちゃんに連絡。←行動が早い私。

M「○○先生?うーん。顔ならなんとか思い出せる・・・。」

私よりも上がいた。
あいつ、やっぱり期待を裏切らねえ。


勉強の内容とか、
源氏物語論とか、
近世文学論とか、
憲法論とか、
ユダヤ文学論とか、
そういう話は彼女たちよりも、というか誰よりもほぼ完璧に覚えている私。
でも、○○先生の人生啓蒙話なんてその頃の私(まあ、今も)、
きっと興味なかったんだ。

ほんっと私って、昔から興味ないことには一切シャットアウトだったんだな。
それでいいのか、私。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

一人で孤独にさいなまれて帰った帰り道。
夕日に浮かび上がるフジテレビ。