仁義なき戦い 広島死闘篇 (十一)点火せず | 俺の命はウルトラ・アイ

仁義なき戦い 広島死闘篇 (十一)点火せず

『仁義なき戦い 広島死闘篇』



映画  トーキー 100分 カラー

公開日 昭和四十八年(1973年)四月二十八日

製作国 日本

制作  東映京都


企画  日下部五朗

原作  飯干晃一

脚本  笠原和夫


撮影  吉田貞次

録音  溝口正義

照明  中山治雄

美術  吉村晟

編集  宮本信太郎

音楽  津島利章

記録  田中美佐江


出演


菅原文太(広能昌三)



梶芽衣子(上原靖子)


名和広(村岡常夫)


成田三樹夫(松永弘)

北村英三(石田栄輔)

酒井哲(ナレーター)



金子信雄(山守義雄)

小池朝雄(高梨国松)


北大路欣也(山中正治)



監督 深作欣二



☆☆

名和広→名和宏

北村英三=喜多村英三

☆☆
平成十年(1998年)八月十三日新世界東映

平成十五年(2003年)八月三十一日シネ・

ヌーヴォにて鑑賞。

この二時以外にも映画館で鑑賞している。
☆☆
 演出の考察・シークエンスへの言及・台詞

の引用は研究・学習の為です。東映様にお

かれましては、お許しと御理解を賜りますよう

お願い申し上げます。

☆☆

関連記事

『仁義なき戦い 広島死闘篇(一)

焦げ飯の義』

http://ameblo.jp/ameblojp-blog777/entry-12092932225.html
『仁義なき戦い 広島死闘篇(二)

腕時計と青竹』

http://ameblo.jp/ameblojp-blog777/entry-12105280769.html
『仁義なき戦い 広島死闘篇(三)
「恰好つけにゃあならんですけん」』
http://ameblo.jp/ameblojp-blog777/entry-12109110836.html
『仁義なき戦い 広島死闘篇(四)
「立場つけいや」』

http://ameblo.jp/ameblojp-blog777/entry-12154696614.html
『仁義なき戦い 広島死闘篇(五)

「出せや」』

http://ameblo.jp/ameblojp-blog777/entry-12141788219.html
『仁義なき戦い 広島死闘篇(六)

質屋の男達』

http://ameblo.jp/ameblojp-blog777/entry-12155349856.html
『仁義なき戦い(七)電話を取る』

http://ameblo.jp/ameblojp-blog777/entry-12190099660.html
『仁義なき戦い 広島死闘篇(八)

ドアを見る眼

本日菅原文太八十三歳誕生日』

http://ameblo.jp/ameblojp-blog777/entry-12190997475.html

『仁義なき戦い 広島死闘篇(九)

「これは返しますけん」』

http://ameblo.jp/ameblojp-blog777/entry-12218854125.html

『仁義なき戦い 広島死闘篇(十)

「水飲ましてつかあさい」

http://ameblo.jp/ameblojp-blog777/entry-12223276748.html

 ☆☆☆

 感想では結末に言及します。未見の方は

ご注意下さい。

 ☆☆☆


  バーにいる山中正治に電話をかけてきたの

は、村岡常夫親分であった。村岡は舎弟高梨

国松が出所したことを告げ、中(刑務所)で彼

が「靖子とこんなの仲を裂こうとしている」と言

ったことと、儂が云うたことの、どっち取ると

二者択一を迫る。


 村岡親分に惚れ込んで崇拝している山中

は、親分が姪である靖子との恋を許可してく

れていると思い、嘘をついたのは高梨である

と思い込み、親分の意志を汲んで刺客として

の任務を決意し、電話を切って出て行く。


  広能「どうしたんなら、山中!?」


 昌三に呼ばれても、山中は一目散に出て、

真っ直ぐ高梨の居る料亭に向かった。

 山中は、芸者と愛し合う高梨を見る。拳銃を

構える。驚く高梨は制止する。だが、山中は

ガラスを割り、四十五口径レボルバーを乱射

する。
 高梨は全身血まみれになって即死する。芸

者が悲鳴をあげる。


  テロップ 昭和30・5・29 高梨国松死亡


 山中は、松永の家のドアを叩く。


   松永「誰ない?」


   山中「儂です。」


 松永は山中を部屋に入れる。


   山中「叔父貴をトッてきた。」


 「トル」とは「殺す」ということである。


   松永「高梨の!?馬鹿タレが!高梨が中

       でこんなに言うたことは本当のこと

       で!靖っちゃんを上原に送り返した

       んも、こんなが脱獄しとるけん、呼び

       戻したことも、みんなこの儂が段取り

       してやった事じゃけん。トルん言うん

       なら、なんでこの儂をトリに来んのな

       ら!?」

 


  山中は畳にうつ伏せになる。脱獄しつつ、靖

子・美代と暮らし、村岡に忠義を尽くす道を、彼

は夢見ていた。だが、村岡は初めから自分を捨

石と見ていた。拳銃の卓抜した腕を買われ、殺人

マシーンとして働き忠義を尽くしたが、脱獄囚と

なれば、邪魔な高梨の口を封じる働きをさせて、

警察に始末してもらう。


 冷酷な村岡の心を知り、山中は絶望的な悲しみ

に打ちひしがれた。


 松永は山中を安全な場所に匿おうとした。だが、

山中は、一人で松永の部屋を出て、雨が降る深夜

の広島の街を彷徨った。


 警官に声をかけられ、四十五口径レボルバーを

向ける。警官は腰を抜かす。

 警察署長石田英輔は部下にアナウンスさせて、

殺人犯が拳銃を以て潜伏したことを告げ、住民

を避難させる。山中正治は十重二十重に警官に

囲まれて逃げることは無理だ。

 山中は洋裁店の家の中に隠れる。


 村岡組事務所

 靖子が出て行こうとして、叔父常夫や松永に

制止される。



  靖子「叔父さん。なんとかならんね?」


  村岡「落ち着け。来るべき時が来たんじゃ!

      儂等に何が出来る?」


  靖子「叔父さん!なんで助けに行ってやら

      んの?なんで行ってやらんの?あの

      人がした事はみんな叔父さん達がや

      らせたことなんじゃないんね?叔父さ

      んがあの人の身代わりになるんが道

      じゃろうね!叔父さん。男らしゅう自首

      して出んさい!」


 村岡は靖子の頬を叩く。松永が靖子を止める。


  靖子「あんたらもうちの人見殺しにするん

      ね!」


  靖子は泣く。


  洋裁店の家の中で山中は水道の蛇口から出る

滴をごくりと飲む。


 石田所長は部下の巡査達に町の一軒一軒を

探索するように厳命する。


 山中は煙草を吸おうとしたが火をつけず、悲

嘆する。四十五口径レボルバーに小麦粉を入れ

る。今、彼は殺人マシーンとして生きて、予科練

の唄を口ずさみ、戦争に行き遅れた者として、

抗争の世界で激しく戦った者である自己の人生

の幕引きを図ろうとしていた。

 
レボルバー

 鋭い視線で四十五口径レボルバーを見つめ、

一発の銃弾を中にこめる。自らの口に銃口を向

け、歯で鋭く噛み銜えこんだ。


山中

ここから核心について書きますので、未見の

方はご注意頂きますよう重ねて申し上げます


引金
 山中は力をこめて引金を引き、弾丸を自己

に撃ち、激しく流血し即死する。 
 

 テロップ 昭和30・5・29 山中正治自殺




 村岡組では、式が盛大に開催される。


 テロップ 昭和30・6・15 山中正治追悼花会


 沢山の香典が納められる。


 広能昌三は花会の賭場で着席し、山守義雄

親分に一礼するが、無視される。



   山守「あの山中いうんはしゃんとしとった

       の。親にも一家にも迷惑かけんと

       死んでいったが、村岡さんもええ 

       若衆持ったの。」


 親分達は、「警察が表彰もん」と激賞したこ

とや、「男の中の男」として讃えるべき存在が

山中であることを語った。


 広能は重い表情を浮かべた。


 村岡が芸者衆と松永を引き連れ、親分衆に

挨拶し談笑する。



 山中は散り、死後讃えられているが、その

悲痛な胸の思いをどれだけの人が想像して

いるか?


 村岡は山中の犠牲で更に大きな権力を得て

微笑む。


 昌三は煙草を銜える。


 だが、点火しなかった。

 

  ナレーター

  「山中正治は広島やくざの典型としてその名

   が現在も語り継がれている。だが、今その

    墓を訪れる者は一人もいない。

   そして広島やくざの抗争は更に激しく拡大

   の一途を辿っていったのである。」


 ☆☆☆

 火がつかなかった煙草

 ☆☆☆


  笠原和夫は(『ノート「仁義なき戦いの三百日』

で山中正治の人物像について語っている。


    私は山中を、戦争に行き遅れた軍国少年の

    挽歌として描いたつもりで、国家への忠誠を

    親分に捧げ、予科練の唄をハミングしながら

    殺人を重ねてゆく姿の中に、実は私自身の

    あの時代の残滓を具象化してみたかったの

    だが、作さんは私よりも多少年下であるとい

    うこともあり、現代の若い観客にそうした意図

    を伝えることは無理ではないか、それより三

    十年代の状況下で繁栄にとり残された階級

    として捉えるべきではないか、という考え方

    で、結果、折衷案のような人物像になってし

    まった。封切後、若い観客からの手紙など

    では、私なりの主題で山中像を見て下さった

    方もあり、作さんも後で、今の若い人たちに

    も戦争のことは分るんだな、と洩らしてくれた

    ことがあった。

   (『ノート「仁義なき戦い」の三百日』345-346頁

   『仁義なき戦い 仁義なき戦い 広島死闘篇

   代理戦争 頂上作戦』

    笠原和夫著 平成十年八月二十五日発行

    幻冬舎アウトロー文庫)


 感想『一』においても触れたが、山中正治のモデル

となった山中光治(やまなか・こうじ 一説によると、

やまなか・みつじ)は大正十三年(1924年)に広島県

に誕生し、岡組の若衆として活動し、昭和二十三年

(1948年)三月二十三日に自殺した。

 殺人鬼・殺人マシーンとして恐れられていたやくざ

であると同時に詩が好きだった青年でもあるという。

 飯干晃一の原作『仁義なき戦い』には、笠原が述べ

たように、僅かな紙幅だが、山中の短い生涯が語ら

れている。戦後の混乱期に岡組の若衆として抗争

に参加し、やくざとして存在感を見せるが、戦いの

中で若い命を散らした。


 笠原和夫は戦争に行き遅れた世代の青年として

レボルバーを片手に、親分へ忠誠心に、国家への

忠義を託して戦う青年として描き切った。そこには

海兵団に入団した笠原自身の青春への確かめが

深く投影されていた。


 『日本暗殺秘録』でテロリスト小沼正を描き、主演

千葉真一が渾身の熱演で勤め切り、そのイメージ

で千葉が山中に選ばれた。千葉真一自身、「笠原

さんが山中を描いてくれた」ことに深謝した。

 ところが大友勝利に選ばれた北大路欣也が、シナ

リオを読んで山中に感激し、是非演じたいと東映に

申し出て、深作欣二も配役交代に乗り気で、「絶対

千葉が大友のほうが面白いよ」という案を推し進め

る。

 「主役を欣也に取られた」と怒った千葉に、作さん

は、「欣也はプリンスだから大友は無理だ。『お×こ

の汁で飯喰うとる』と語る大友は面白いぞ」と語り、

説得し、千葉は勝利に意欲を燃やし、極悪・残虐

のヒーローとしてのイメージを極め生涯の当たり役

にした。


 北大路欣也も自ら名乗り出ただけあって、体当た

りで正治役に臨み、国家への忠義を村岡親分への

忠誠に賭ける青春を演じ切った。


 梶芽衣子は、京都映画祭のトークショーで深作

欣二のファンで、「監督にお会いした時に『出たい

です』と夢を語っていました」と語っていた。


 第一作で土居清親分を凄み豊かに演じた名和

宏が本作では村岡常夫親分を重厚に演じた。

 組・父性を象徴する存在である。

 笠原和夫は青春において全てを、大日本帝国の

統治者であり、「天皇陛下」であった、昭和天皇へ

の忠義に賭け尽くした。昭和天皇と兵士の関係性

が、村岡常夫と山中正治の親分・子分の関係に

呼応している。大日本帝国の元首・兵士だけでは

なく、時代社会を越えて、組織と個人の関わりは、

現代の政府と国民にも通じ、様々な会社・学校・サ

ークルにおいても相通じる点があると自分は思う。

 

 懸命に愛する組織の為に尽くすが、裏切られて

捨て去られる。そのことについての悲しみである。

組織は個人に報いぬ酷い物とも言えるが、組織は

個人を裏切ってしまうものであるとも言えよう。


 笠原和夫は、天皇への忠誠を内において確かめ、

戦後処理の不徹底を悲しみつつも、天皇への恋心

なしでは歩めない心情を何度も語っている。

 男性が魅惑的な悪女に恋して、振られ裏切られて

も、結局は愛しい人なしでは生きてゆけないという

想いを確かめている。


 笠原和夫は昭和天皇・天皇制・大日本帝国に激

しい恋慕の気持ちを抱いていた。それだからこそ、

昭和の日中戦争・太平洋戦争(大東亜戦争)で兵

士達が戦死し、その犠牲を見つつも戦後戦争責

任を取られなかった昭和天皇を厳しく糾弾した。

 その気持ちは愛憎である。兵士達が命を散らし、

守られた陛下は何故、戦争をおやめになって、戦

後生きられたか?この問いを笠原は何度も問い

考察した。


 戦後の日本社会においても、組織や会社や学

校の強大な力に感動した若者達が身を投じて、忠

義を尽くして、利用されて捨て去られて行く。怒る

だけでなくて、組織への愛が裏切られて益々強く

なることが多い。


 笠原はこのことを強調したかったのだと思う。


 山中は村岡に利用されて捨てられるが、村岡

への愛は、裏切られて益々熱くなっている。だが、

冷たい村岡の為に役立つには、自己自身を撃っ

て葬るしかなくなっている。此処に悲しみがある。


 広島やくざの典型として英雄視されても、彼の

生涯は哀しみに包まれたものではなかったろう

か?この問がこめられていることを思う。


 その問いを観客と共に考える存在が、本作で

は広能昌三なのだ。笠原は『仁義なき戦い』シ

リーズの主役である広能を、本作『広島死闘

篇』では、狂言回し・語り手的存在に位置付

けた。

 主役は山中正治と大友勝利であり、北大路

欣也・千葉真一の出番は必然的に多いが、主

演の菅原文太の出番は短くなる。


 「第一作」において鈴江が公園に神原を誘き

寄せるシーンから、新開が暗殺される迄、主役

広能が出ないが、山守組関係者の抗争を描き、

内紛が拡大し、犠牲者が出て、不在だった主役

広能はどう対応するかという問いが観客の胸に

迫った。不在のシーンにおいても、広能の存在

感は大きかった。

 ところが、群像劇の第一作と違い、第二部『広

島死闘篇』は、対立劇であり、親分子分の親子

劇である。広能の存在は、山中を見つめる友人

として表現される。同じ不在でも、第一作の不在

のシーンよりも更に長く「出ない」ことが決められ

てしまっている。


 『昭和の劇』では「広能の出番」に関して、笠

原と文太の間で激論があったことが確かめられ

ている。


 シナリオを書き終えた笠原和夫は、菅原文太

に「出番が少ないけど、いいか?」と許可と取り、

「いいですよ」と快諾を貰った。

 ところが後になってから、文太から「出番が少

ないので降りさせてもらいます」と降板の申し出

があった。主演菅原文太に降りられては、映画

自体が成立基盤を失う。

 和夫先生は激怒した。「お前言ってることとや

ってることが違うじゃないか!」と。「酒瓶でお前

の顔を傷つければ、映画俳優としての道はなく

なるが、やってもいいのか?」と喧嘩の挑戦さえ

すると、文太も「いいですよ」と応戦の確かめを

して、深作欣二が仲裁をしたという。

 文太が去ると、作さんは和夫さんに、「文ちゃん

が降りたら、他の役者に広能を頼もう」と迄語った

という。

 『仁義なき戦い』シリーズは早くも第二作から名

和宏・川谷拓三・福本清三・片桐竜次・唐沢民賢

・西田良が別の役で出演している訳だが、主役

が無理ならば別の人にも頼む案もあったという。

 混沌としているところが、『仁義なき戦い』シリー

ズ作りの個性かもしれない。


 文太は、笠原和夫・深作欣二に、「すみませんで

した。演らせて頂きます」と広能役を勤めることを

承知してくれたという。

 笠原和夫は、文太の最初の降板の申し出は、任

侠路線を圧迫し、東映の一大シリーズとなりつつ

ある実録路線を嫉視し、『仁義なき戦い』シリーズを

潰そうとした俊藤浩滋の策略であったと分析してい

る。

 

 その策謀説は、今とはなっては想像するより術

はないが、『仁義なき戦い』の企画者であった俊

藤浩滋は第一作のみ企画し、『広島死闘篇』では

プロデュースの立場から降りて、企画者としては、

愛弟子の日下部五朗が残ることとなった。


 主演の降板申し出や主役二人の配役交換等、

様々な難問を経たが、本作はスタッフ・キャストの

熱き情熱によって不滅の大傑作となった。


 恋人を助けて欲しいと願って、叔父に拒絶され

る靖子。

 梶芽衣子が女の悲しみを深く演じ切る。


 名和宏の村岡親分が大きい。巨大な組織を表現

する存在で、冷酷だが、姪の痛みもわかっているの

で、非情に徹する。常夫親分としても姪の訴えに心

を動かされたから、流されないように、辛く当たった

のだろう。その気持ちの深さを、名和先生の名演が

語ってくれている。


 短い出番で控えめな立場を墨守しつつ、自己の

存在感の大きさを出した文太の芸は圧巻であった。


 看守をこかして山中を助け、焦げ飯をあげる優

しさ。

 利香の申し出に不審を感じるが、犬の怒りを

飼う程追い詰められた組の窮状を思って、山守

の頼みを聞く苦渋。

 山中への義理と勝利の襲撃への怒りから、策士

時森を射殺する冷厳さ。

 怒鳴られながらも、時森事件をバーで報告する

落ち着き。

 山中の幸をバーで願うが救えず、そのことを追悼

花会で悲しむ。


 菅原文太の重厚な芸は、若者山中正治の戦いと

犠牲を静かに見つめる友情を深く表現してくれる。


 芸者達と共に微笑む村岡を見て、組織と個人の

悲しい関わりを思い知って、昌三は煙草を銜えるが、

火を点けずにしまう。


 煙草を吸えない心境に哀感が溢れる。


 

 若者達の壮絶な激闘を描く物語だが、この熱く悲

しいドラマを締めるひとは、広能昌三であり、演じき

る人は、菅原文太なのである。


                       文中一部敬称略



 参考文献


 『仁義なき戦い 〈死闘篇〉』

 飯干晃一著 昭和五十五年(1980年)三月二十日発行

 角川文庫


 『仁義なき戦い 〈決戦篇〉』

  飯干晃一著 昭和五十五年(1980年)三月二十日発行

 角川文庫


 『実録「仁義なき戦い」戦場の主役たち』

 平成十年(1998年)二月二十六日発行 洋泉社


 『仁義なき戦い 浪漫アルバム』

 杉作J太郎 植地毅編著

 平成十年(1998年)五月三十一日発行 徳間書店

 


 『仁義なき戦い 仁義なき戦い 広島死闘篇

 代理戦争 頂上作戦』

 笠原和夫著 平成十年(1998年)八月二十五日発行

 幻冬舎アウトロー文庫


 『山口組血風録』

 平成十一年(1999年)四月二十五日発行 洋泉社

 

 『昭和の劇 映画脚本家笠原和夫』

 平成十四年(2002年)十一月六日発行 太田出版


 『「仁義なき戦い」伝説』

 別冊宝島編集部編

 平成十年(2008年)十一月一日発行 宝島社

 

 『仁義なき戦い 公開40年そのすべて』

 平成二十五年(2013年)八月三十日発行 

 メディアミックス



 参考資料

 『仁義なき戦い 広島死闘篇』DVD


 画像出典

 『仁義なき戦い広 島死闘篇』DVD


 菅原文太 没後二年・三回忌命日

 平成二十八年(2016年)十一月二十八日

                    

  

                        合掌


                   南無阿弥陀仏



                        セブン




点火せず