七大生活習慣病対応の医療保険はメリットがあるか、ないか。 | 保険日記

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生命保険会社9社、損害保険会社1社の保険代理店経営者です。

七大生活習慣病に対応した医療保険については、お客様からよく受けるご質問の一つです。


なので過去に何度か取り上げてきましたが、再度、解説してみたいと思います。


昨日のこの記事 の続きです。


七大生活習慣病の対応を強化した医療保険はお客様にとってメリットがあるのか、ないのか、です。


もちろんご判断は最終的にはすべてお客様がすることなのですが、まずは以下をみてみてください。


【医療保険の1入院の保障期間からみた契約形態】


40歳女性、入院日額10,000円、保障期間:終身、払込期間:終身、先進医療保障付き、の場合

※ある保険会社の内容です。


①60日型


1入院の保障期間が「すべての病気やけが」の場合で60日間が限度。

つまり連続して61日以上入院した場合、それ以降の入院保障はありません。


保険料:3,960円


②60日型+七大生活習慣病追加給付特約


1入院の保障期間が「一般の病気やけが」の場合には60日間が限度、入院日数が長期化する可能性のある「七大生活習慣病での入院」の場合に限り1入院の保障期間が120日間に延長保障されるもの。


保険料:4,270円


③120日型


1入院の保障期間が「すべての病気やけが」の場合で120日間が限度。

つまり連続して4ヶ月間の入院保障があるため長期の入院にも対応できます。


保険料:4,460円


保険料は安い順に、①<②<③、となってますね。


つまり1入院の保障期間によって保険料が異なるわけです。


医療保険の保険料比較をされる場合には、ここに注意してくださいね。


A保険よりB保険の方が保険料が安い、と思っても、1入院の保障期間が違ってたりする場合が多いですので。


比較対象の条件を揃えるためにはいくつかのポイントがあります。

そのポイントについては以下の記事に詳しく書いています。

⇒ 医療保険選び13のポイント


こうしてみると一番安い①と一番高い③の保険料の差は率にして約11%、金額にして500円ですね。


この差が大きいと思うか、小さいと思うかで判断が分かれると思います。


このくらいの差であれば、どんな病気でも120日保障してくれる③を選ぶ方もいらっしゃるでしょうし、やはりこの差額は大きいと思えば、最も割安な①を選ぶ方もいらっしゃるでしょう。


その中間が②の七大生活習慣病を重視したタイプですね。


私は、お客様から「どれがいいの?」と問われた場合、上記のような選択肢をご提示したうえで、③をお勧めすることが多いです。


やはり販売する立場としては、もしお客様が入院した場合、思わぬ長期入院になった場合でも、途中で保障が切れてしまうという状況は避けたいですからね。


みなさまだったらどのようにお考えになるでしょうか?


以下の関連記事もご興味があればご参照ください。


⇒ 医療保険の1入院の保障期間(60日型or120日型)


今日は、商品のメリット・デメリットの感じ取り方は、お客様によって異なる、ということも踏まえて書いてみました。


七大生活習慣病の基礎知識についてはコチラをご覧くださいね。



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