こんばんは！
管理栄養士
給食コンサルタント 金子です。
人手不足が続く給食業界。
新人の栄養士さんが入ってきて、
一生懸命教えても…
すぐに辞めてしまう…
栄養士さんに限らず、
調理師さんや調理補助さんもすぐに辞めてしまうケースが多いです。
先日、監修している認可保育園さんにて
20代の新しい調理スタッフさんが入ってきました。
60代の調理スタッフが丁寧に仕事を教えてくれていました。
20代の調理スタッフさんはLINEで「辞める」ということを園長先生に伝えたそうです。
60歳の調理スタッフさんからこんな話を伺いました。
「丁寧に教えていたのに、どうして辞めてしまったんだろう。
最初はやる気があったのに、だんだんなくなってしまった。
教えていた時に、せかされているように感じる。と言われた。
でもこのペースで仕事をしないと終わらないですし…」
・・
みなさま、桃太郎のお話はご存知でしょうか？
桃太郎が犬、サル、キジを家来にして鬼ヶ島に鬼を退治しに行くお話です。
ここで違和感を持った方もいるはず！
犬、サル、キジを家来に？？
犬、サル、キジは家来でした。
犬、サル、キジは仲間なんです。
「仲間だよね」と。
（体育会系ではない）
新しい調理スタッフさんは
60代の調理スタッフさんに
せかされている。と感じている。
昭和的なところが多いのですが、
若い子たちに仕事を教え、
丁寧に教え、時には手助けして、
一緒に配膳時間に間に合うように作業をする。
SOSを出してくれているときは、
わたしたちに合わせようとするのではなく、
相手に合わせる方が、
離職するスタッフは減りそうに思います。
自分の業務を行いたいばかりに、
あれやこれやさせたくなる気持ちはわかります。
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代表取締役 金子あきこ
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給食コンサルタント・健康食育シニアマスター
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