【帚木106-③】古文単語~「心づきなし」とは? | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【帚木106-③】古文単語~「心づきなし」とは?

勉強お疲れさまラブラブあいです。


この【重要古語】は毎日夕方に更新しています。

学校帰りにでも、読んでくださいね♪

 


↓今日の古文単語はコレ↓

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
■【そばそばし】…とげとげしい

■【心づきなし】…気にくわない

■【人】…ここでは女性の意

■【の】…~が主格

■【をりふし】…折節、時節

■【~につけて】…~に応じて

■【出でばえ】…人前に出て見映えがよいこと

■【やう(様)】…様子、こと

■【かし】…~よ念を押す終助詞

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

※上の意味は、今回の文脈での意味です。

助動詞の文法的説明は声に出して唱えてね♪


今日の古語詳解は「心づきなし」☆

では行ってみよ~♪

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「心」+「付き」+「無し」

 

ヽ(゚◇゚ )ノ

 

古文というのは、どうしてこんなに、

語源に忠実なんでしょ(´0ノ`*)


 

「心付き(=気に入ること)」に「無し」がついて、一語化したのがこの言葉☆

 

つまり…

 

【こころづきなし(心付き無し)】

気にくわない、いやだ

(※『全訳古語例解辞典』小学館 より)
 

マイナスイメージばりばりの言葉ですねー!

!(´Д`;)


 

心に付くことがない;

 

源氏物語【イラスト訳】で古文・国語の偏差値20UPし大学受験に合格する勉強法

 

ゴロ合わせは、「565」などをそのまま覚えるよりも、

自分で単語の意味を考えて作ったほうが、

頭に入るらしいですよ♪


 

「心づきなし」☆

今回、イメージで頭に入れてくださいね♪

(●´エ`●)


 

ちなみに、「~なし(無し)」という形の形容詞は、

一覧にしてあります。(下にリンクあり)

 

またそちらのほうにも目を通しておいてネ♪

(o^-')b

 

本日の「源氏物語」まとめ

 

■帚木106(原文)

「…常はすこしそばそばしく心づきなき人の、をりふしにつけて出でばえするやうもありかし。」
     アップ

今回の古文の現代語訳が難しい場合は、

下のリンクも復習してね♪

 

【帚木106-①】イラスト訳

【帚木106-②】イラスト解釈

 

 

 

本日の古語~過去記事リンク~

そばそばし

の(格助詞)

かし

「~なし」の形容詞一覧

 

(※その他重要古語一覧はこちら

 

 

あいでしたラブラブ

今日も最後までご愛読ありがとうございましたキラキラ