【桐壺249-③】古文単語~「いたつく」とは? | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【桐壺249-③】古文単語~「いたつく」とは?

こんばんはラブラブあいです。

 

はいはーい♪

今日も予約投稿ですよ(;゚;∀;゚;)


 

では…☆


 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■【御心(みこころ)につく】

■【べき(べし)】

■【御遊び(おんあそび)】

■【おほなおほな】

■【思し~(おぼし~)】

※【思す(おぼす)】

■【いたつく(労く)】

■【さぶらふ】

■【せたまふ】

※【せ(す)】

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

今日は、「いたつく」の意味についてです☆

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「思し~」の複合語は、以前にもやりましたが、

 

①「お気持ちが~」

②「お~ていらっしゃる」

 

①で訳しにくい場合は、ただ尊敬の意をつけただけでもいいですよ♪

(※「思し~」の複合語はこちら→


 

今回は、その「思し~」に、「いたつく」という動詞が接合してるんですね!

(°д°;)


 

【いたつく(労く・病く)】

①気を配って働く、骨を折る

②疲れる、病気になる

③気を遣って世話をする


 

現代である、

■「ねぎらう(労う)」

■「いたわる(労る)」

 

「病」の意以外は、これらに通じるものがありますよね♪


 

ちなみに、

「いたわる」「ねぎらう」が、この「労」という漢字を当てるなんて、知ってました?

(;゚;∀;゚;)


 

あるいは、イメージできます?


 

今回の「いたつく」も一緒!

現代には死語なので、覚えればすむ話なんですが、

 

なぜ、この意味でこんな漢字を当てるんだろう?

…などと、悩む前に、

 

こういう「源氏物語」の文章の中で、

この単語をスッと頭に入れてくださいね♪

(o^-')b

※単語帳には載ってませんが、難関大学では必須です!

 

 

☆その他の重要古語☆
「心につく」についてはこちら→

「べし」についてはこちら→

「遊び」についてはこちら→

「おほなおほな」についてはこちら→

「思し~」の複合語はこちら→

※重要古語一覧はこちら

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

【古文】

御心につくべき御遊びをし、おほなおほな思しいたつく。

     アップ

今回の古文、一語一語、現代語訳できますか?

難しいようなら、イラスト訳や上の重要語句を復習してね♪

 

 

【桐壺249-①】イラスト訳

【桐壺249-②】イラスト解釈


ーーーーーーーーーーーーーー

あいでしたラブラブ