さて今日は先日配信されたＷｉｉウェア『おきらくすごろくＷｉｉ 』のレビューなんかを。
Ｗｉｉウェアソフト
おきらくすごろくＷｉｉレビュー
ゲーム概要
ゲームはオーソドックスなマップ周回型のスゴロクゲーム。
Ｗｉｉリモコンを振りサイコロを転がし、出た目の分だけ船で島を移動。島に止まると財宝（お金）が手に入り、またその島を所有することが出来る。
所有した島に他のプレイヤーが止まるとそのプレイヤーから通行料としてお金を取れる（お金の額はルーレットで決まる）。
マップを一周してスタート地点の街に戻ると周回数に応じたボーナスが貰え、最終的に定められたターン内で一番お金を稼いだプレイヤーが優勝となる。
ゲームの特徴
島には他のプレイヤーの所有している島の権利をなくせる『たいほう』や止まると１ターンお金を奪えなくなる『さくらの島』、相手のサイコロの目を少なくする『氷山』など特殊な効果の発動する島がある。
また島を訪れ『おたすけキャラ』のカードを手に入れると、１度だけそれぞれの仲間ごとの特殊な能力でプレイを手助けしてくれる。
キャラクターの種類は全部で６種類。効果は以下のような感じ。
せんし（振るサイコロの数を２つにする）
サル（他のプレイヤーからお金を奪う）
ダンサー（たいほうで他のプレイヤーの島の所有権をなくす）
コック（１～６の好きな目を出せる）
こうかいし（スタート地点の島に戻れる）
ギャンブラー（サイコロ５コの合計分だけお金をくれる）
↓
ちなみに効果発動時には各キャラそれぞれイラストが変化。
またカードを使わずに集めることで他のプレイヤーから奪えるお金の額が増える効果もあるので、カードの力を使いまくって周回数ボーナスで自分の資金をリードする戦法や、能力を使わずに淡々とカードを増やし続けて島の通行料で相手のお金を一気に奪う戦法などの戦略性がある。
ミニゲーム
『！？マーク』の島に止まるとＷｉｉリモコンを使ったミニゲームをプレイすることになる。ミニゲームは得点がそのままお金になる。
ミニゲームは全３種類。
海軍（かいぐん）をおいかえせ
ポインターで射撃し、海軍の砲撃を防ぐ。射撃は意外に連射が可能で、Ａボタンを連打しながらでも狙ってもそれなりに点数を稼げるので小さなお子さまでも安心。
大ダコをやっつけろ
Ｗｉｉリモコンを剣の様に振って大タコを撃退する。３つのミニゲーム中、唯一ミスによるゲームオーバーがなく、制限時間内にとにかくリモコンを振りまくればＯＫなミニゲーム。
いんせきを打ち返せ！
迫りくる隕石をリモコンを振りバットで打ち返す。タイミングが重要で失敗すると一発で終了することもあるので難易度は３つの中では高め。
感想
ピンポン、エアホッケーとアクション寄りだったおきらくシリーズ初のボードゲームで、今後発売されるおきらく大富豪など他ジャンル作品に繋がるターニングポイント的な作品なので、どのような感じのゲームになるのか個人的に期待していた作品でした。
コンセプトの『おきらく』はそのままに、プレイ時間は４人で遊んで１時間内に終わるライトさで、同時に今作はシリーズ初となる中断用のセーブ機能もあり手軽に遊べる感が増しているという印象を感じます。
★
さて、真面目なレビューはこの辺にして、おきらくすごろくＷｉｉが前作のエアホッケーに比べて最も進化した部分の話を。
このおきらくシリーズは一作目であるピンポンからエアホッケーに至る過程で（ベクトルはともかく）半端ない進化 を遂げており、その成長性Ａ（超スゴイ）は本作でも健在。
おきらくシリーズのお約束であるプレイしたキャラごとに見れるクリアー時のごほうびＣＧは、今作ではエアホッケーののぞみちゃんに続き、さらに抜かりなく別方面の需要に応えています。
おきらくエアホッケーのＥＤ絵
↓
おきらくすごろくのＥＤ絵
今作ではママさんも本気を出してしまいました。
※注意
おきらくすごろくＷｉｉはＣＥＲＯ：Ａ（全年齢対象）の健全なゲームです。
ちなみに本作では自分が使用しているキャラでなくＣＰＵが優勝した場合でも、その優勝したキャラのＣＧが見れるという非常にユーザーフレンドリーな仕様になっており、完全に需要を把握している製作スタッフのサービス精神が垣間見れます。
さらに今作では同人ゲームなどで活躍中の声優さんをキャラの音声に起用するなど、『おきらく』なゲームを求めるライトユーザー層と無縁の方面でマニアックな進化をしている点にも個人的に注目です。
ちなみに出演声優は、
朝霧恵吏（ゲーム内表記：あさぎりえり）＝ママ・のぞみ・げんき ３役
凪佳二（ゲーム内表記：なぎかいじ）＝パパ役
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総評
総評としては、日本語モードだとセリフからややアホの子の感があるママさんがなんか賢く見える英語モードが今作ではなくなっているという点を除けば、個人的には満足なクオリティの作品でした。
何はなくとも、このシリーズは今後発売予定のおきらく大富豪ＷｉｉではＷｉ-Ｆｉ対戦に対応と真面目な面でも作品ごとにしっかりと進化がされていくシリーズで、同時に需要にしっかりと応えてくれるという作品という意味からも当ブログはこのシリーズを応援しています。
と、以前にも書いたような〆の言葉で終了です。
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今日の余談
おきらくシリーズとキャラクターイラストが同じ人という非常にわかりやすい理由で、アークシステムワークスのＤＳソフト『ホシガミ 』を購入しました。
プレイしたら感想や攻略を記事にするかもしれません。
それでは、また。
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