このトルコの高速鉄道は、2009年秋にアンカラから途中のエスキシェヒルまで245kmが開業したもので、駅周辺を除いては日本の新幹線のように高速運転用の専用鉄道を新設し、現在のところ最高時速250kmで運転されています。今回は、イスタンブール市内までの乗り入れではなく、ハイダルパシャから24km東にあるPendikペンディックまでの運転となるようですね。それでもアンカラから500km以上の道のりがあるイスタンブールまで、わずか３時間半しかかからないのですから、高速バスに比べても圧倒的に速い。飛行機と比べても、空港までのアクセスや手続き時間を考えたら大差なしです。
途中停車駅はPolatlıポラットル, Eskişehirエスキシェヒル,（ここから新規開業駅） Bozüyükボズユック, Bilecikビレジック, Pamukovaパムコヴァ, Sapancaサパンジャ, İzmitイズミット, Gebzeゲブゼとのこと。まだ列車本数や時刻も発表になっていませんが、現在のアンカラ～エスキシェヒルが１日１０往復ですから、新規開業後すぐかは不明ですが、早いうちに１０往復前後は設定されるのでは。２０１５年にマルマライ線（ボスポラス海峡トンネル）に乗り入れて、アンカラ～イスタンブールでの輸送シェアのうち７８％を占める目論見ということですから、そうなればさらに増便されるでしょう。
開業後半年の2009年秋に初乗車以来、
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トルコの鉄道乗りある記2011春（２）YHT
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と、その時々の最新情報をご案内し、
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8月15日までYHTはスィンジャン始発で運行
YHTイスタンブール線のボディカラー投票
といった微細な、どうでもいい話まで取り上げ、時には
トルコ高速鉄道：イスタンブール延伸は2013年９月開通予定
のような飛ばし記事もあった当ブログですが、イスタンブール線の開業をどこよりも早くお伝えすることができて嬉しい限りです。
