俺たちって、
ぶっちゃけ使えないね‥‥‥(by光陽)



いえいえいえーーー!!!
あなたたち、使えないどころか
最強コンビですからーーーー!!!


とうとう、シリーズ最終巻となりました。
梁井×光陽、須王×巴
二組は相反する立場、
でもどちらが悪でどちらが善で・・・という
勧善懲悪ものではないので
この二組がなんとか明るい未来を
進んでくれることを祈っておりました!!

サブタイトルが「瑠璃色の夜明け」ですからね。
期待しちゃうじゃない?


緊張の中にも笑いと切なさがあります!

レビューはこちら
  やじるし
凍る月 」 「凍る月~七色の攻防~
花の残像 」「花の慟哭
銀月夜 」※スピンオフ

夜光 花著「凍る月~瑠璃色の夜明け~」
凍る月 ~瑠璃色の夜明け~  (ラヴァーズ文庫)/夜光 花
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生まれつき特異体質の鳳光陽は、同じ境遇の梁井轟と契約を交わしている。そうした契約相手がいないと死んでしまう体質の者たちは、互いに支え合い、ひっそりと生きてきた。しかしある時、その存在が人間にばれ、仲間たちが次々と捕らえられてしまう。契約相手と引き離されれば、片割れを死なせてしまうかもしれない——。
愛情以上の硬い絆で結ばれた相手を守るため、仲間たちと共に梁井もまた、戦いの前線に向かおうとするのだが…。梁井に降りかかる危機、光陽の決意、悲しい運命を巡る恋人たちの信愛長編いよいよ完結!!





とうとう最終巻です。
そして、楽しく読んでしまいました!!
あ、いや、シリアスな作品なんだけどさ~、
どうしても光陽と巴のところで脱力~ってしてしまうww

シリアスな作品にこんなにそぐなわないキャラも珍しいくらいなのに
なぜかマッチしているオソロシサ・・・・
これはもう夜光さんの上手さがミスマッチのような話とキャラを
絡み合わせた・・・というところでしょうか。

このシリーズは
「凍る月」シリーズの梁井のような一匹狼と
「花」シリーズの獣人組織の須王たちの
対立でもあったわけだけど(そしてそこに銀が絡んでくる)
獣人より全然力が弱いが人数的には圧倒的に多い人間という第3者が入ってくることで
獣人たちは対立しているバヤイじゃないぞ!と
一時休戦。

獣人狩りをしはじめた人間たちと
どうやって立ち向かうのか・・・!とハラハラしてしまいました。
前回が結構いろんなキャラが亡くなってしまったので
もう誰にも死んで欲しくなかったしー!
獣人たちは寄ると触ると血が騒いで争いし始めるけれど
共通の「人間」という敵によって皮肉にもタッグを組むことに。

とはいえ、本当に仲間、というわけじゃないけれど。
それでも梁井と須王が仲良くしてくれて一番嬉しいのは
頭にお花畑が咲いている光陽であり
今回、意外とあなた過激なのね~!なキャラを披露してくれた巴だった!

残念だったのが銀!
銀よ~~!おまえ、ヤケクソになってる場合じゃないだろ~!
気持ちはわからんではないけどもさ、
彼らを見ていると一番ヨワッチイと思われていた光陽と巴が本当に芯が強い!
こうでなきゃ梁井と須王の相手なんかしてられないんだろうけどね!

いやあ、度肝を抜かれたのは巴でしょうか!
巴と光陽が一緒に繋がれちゃった時、光陽は何とか壊すことができないか、、、と
模索するのに対して巴ときたら

手首を切断しようとする!!ひゃ~・・・ヒエーーー


そ、そりゃ一番それが早いだろうけど・・・・
もちろん光陽によってソッコーでそれは却下される。
でもビルの上から飛び降りたり
かなり過激に行動的!
ビックリする光陽だけど、そんな風に巴を変えた発端は実は光陽だったりするんだけどね~ww
光陽が梁井に意見をしたり、自分の考えをしっかり持っているのを見て
巴もそうありたい、ただ須王に庇護されるだけじゃ駄目なんだって思っちゃうのよ。

それでも一番巴がすげぇ、と思ったのは手首を切ろうとしたことでも
ビルから飛び降りたことでもない!
光陽と巴が捕まってしまった時、光陽はこれからどこに連れていかれるんだろう。。。と
思うんだよね。そりゃそうだ。
普通はドキドキしているじゃない?

でも巴ときたら・・・・・

寝てる!Σ(・ω・ノ)ノ!

しかも、相手によっかっかってぐーぐー寝てる!!( ̄□ ̄;)



巴、ちっちゃいけれどかなり大物・・・・・

この獣人と人との攻防はどういう決着を見せるのか・・
この決着には賛否あるかもしれないね。
私は、今はこれしかないのかな、、と思うけど
新たな火種もまた潜んでいそうでもある、、、とは思っている。
須王がトップにいる間はいいかもしれないけど、、、、、

国家権力に飼われるなんて冗談じゃない!と
思う獣人もいるとは思うんだよね。
でも決してそうじゃない、
彼らは国の闇の部分も触れることだろう。
いわば弱みを握る立場でもあるということなんだよね。
須王はそこらへんをわかっているからこそ、
あの条件を呑んだんだと。。。
決して飼われるのではなく対等な立場なんだってね。
そして今まで組織が守ってきた獣人たちを
今度はこの国家権力を隠れ蓑とさせてもらおう、、、という。
須王はやっぱりどこまでいってもトップなんだ、、、って感じました。

梁井は・・・・・
あまり活躍っていう活躍はなかったけど、
Hは良かったぞ!!うん!ww


最後はやっぱり光陽の
気の抜けるような「かんぱ~い」で終って
ああ、彼らがようやく幸せに暮らせるようになったんだな、、、と実感。

今回、この本編のあとの話が、、、

ラブ・コレ 7thアニバーサリー (ラヴァーズ文庫)/愁堂 れな
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ラブ・コレに掲載されています!
須王と巴の話だけど、光陽発案の「慰安旅行」にやってきた御一行という設定。
本編のあとにラブ・コレをどうぞ!


H度ドキドキドキドキドキドキドキドキ(須王が巴にイケナイ気持ちになるのがよくわかるww)
ストーリー度満月満月満月満月やや欠け月

ペタしてね

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