結構前に出ていたはずなのに
私にしては珍しく、夜光作品の新作を
すぐに読めずにいた。

なぜか・・・・・


この主人公、銀が誰だったか思いだせなかったのよー!!


えええーーーー( ̄□ ̄;)ーーー!!

自分にビックリ!!

銀・・・・・?
誰だっけ・・・・・みたいな。

夜光作品で登場人物を覚えていない自分にショック!


どうしてなのか・・・・
よくわかったわ。。

だって、だって、
このシリーズ、、

登場人物がやったら多いのよーーーーー!!

そしてシリーズはこの銀月夜を含めたらとうとう3シリーズが
一つの物語をあっちから、こっちから、そっちから語るようになっているのよね。

なんで、銀が出てくる話を先に読んでから・・・と思っていたら
こんなに時間が経ってしまった。。
ええ、ちゃんと思いだしましたとも!!
そうよ、銀、何気にイイ男で好きなキャラだったのに。。

こんな私が言っても説得力がないかも知れないけど、
このシリーズたち、本当に面白いのよww

シリーズレビューはこちら
  やじるし
凍る月花の残像花の慟哭


夜光 花著「銀月夜」
銀月夜 (ラヴァーズ文庫)/夜光 花
¥620
Amazon.co.jp

「俺はあんたを手の内に引きずり込む。あんたがどんなに嫌がろうとな」。ある組織に両親を殺され、恨みを持っている銀颯人のもとに、ひとりの男が現れる。 その男・佐倉遼は、銀と同じく組織を恨んでおり、皆殺しにするためなら手段を選ばない、残酷な計画を銀に持ちかけてきた。目的は同じでも、汚い手段を受け 入れない銀を、佐倉は強引に陵辱し、銀の中に潜む『黒い本能』を揺さぶってくるが…。望まないのに、必然的に重なってしまう、ふたりの軋む運命は—。



いきなりこの話から手をつけても

はてなマークはてなマークはてなマーク

になってしまうから、
まずは「凍る月」シリーズ、「花シリーズ」を読んで
この世界観を理解していただくのが先ですかね~。


そう、普通の世界ではないんですよ。

獣人と呼ばれる、その字のとおり、
獣化する人間と、
その獣人が餌とする特殊な人間がいる。

「凍る月」シリーズではアウトサイダーな獣人、
「花」シリーズでは獣人たちは組織に属しリーダーのもと
一応は統率された生活をおくっている。

簡単にいえば
「凍る月」シリーズVS「花」シリーズ
なんですよね。

じゃあ銀は?というと、
一応、組織を倒そうとしている一匹狼というとこでしょうか。
なんで「凍る月」寄りって感じ?

獣人はおおっぴらな存在ではなく
ひっそりと隠れて生活しているのね。
獣人も一枚岩じゃなく、それぞれ考えがあるから
こうして対立してしまうこともあるのだ。

でもそれはどっちが正しいというものじゃなくって
考え方の違いというのかな。
だから、組織を憎む銀の気持ちもわかるし、
須王や巴を見ていると、二人を応援したくなる。


でも今回は銀サイドですからね。
銀が組織を憎み、壊滅させよう・・・そう思って地道に活動をしている。
一匹狼といっても普通の人間の仲間がいるのだ。

そして獣人を憎む銀は「決して自分は獣に変身したりしない」、
そう誓ってもいる。
その銀の前に現れた獣人。
一見普通の人間に見えるけど明らかに獣人である。彼の名は佐倉。

この佐倉がなかなかいい味出してましたねーww

普通にしているとイケメンで洗練されていて
女性にモテモテそうなこの佐倉。
でも獣人としての力はまったくヘタレ。
(夜光さんの書く攻めキャラでヘタレっていうのはなかったはず・・・・。)

だからこそ銀の力を欲しているのだ。
銀は獣に化けたら実はとっても強いのよね・・・・と思われる。

いや、獣で闘ったことがないからはっきりとはわからんのだ。
だけど、銀の獣の時の色はまさに銀。
獣は特殊な色をしている方が強いのよね。
普通は単に茶色なんで、色があると強いのだ。しかも銀は特殊な色である銀。

でも銀は獣人を憎んでいるので闘う時は不利とわかっていても
絶対獣になりたがらない。
そしてその銀を変身させて銀の力を最大限に引っ張り出し
組織を壊滅させようとしている佐倉。

佐倉の目的がわからずうさんくさく思う銀なんだけど、
なーんか肝心なところでヘタレな佐倉を
最終的に放ってはおけない・・・ww

銀・・・実はとってもイイヤツなのだよ。

佐倉のこの人間ではカッコイイのに獣ではヘタレっていう逆ギャップが
情けなくて好きでしたかねww

佐倉の正体は実は獣人組織のリーダーである須王の異母兄なのだ。
その内面にある複雑な佐倉の心情。

最初は銀を変身させるためになかば強/姦するように抱いてしまった佐倉だけど
今ではすっかり銀にホネヌキ・・・・になっているwww
銀も冷たくしきれず・・・・受け入れちゃうんだな~。文句言いつつ。

まだ恋愛関係というには遠い間柄だけど
あんなに頑なに変身しなかった銀が佐倉のために変身しちゃうんだから
何かは芽生えつつあるよね~。

そして物語は佳境へ。
銀たちは「凍る月」シリーズの主人公である梁井たちと
タッグを組むことに・・・・
いよいよ組織との全面対決突入か!?

あーー、でもそうなったら
いったいどっちを応援したら・・・いや、両方を応援したい。
ま、組織を応援したいというのじゃなく
須王と巴が幸せに暮らしてくれたらって。。。

うーむ、実に複雑な心境ですーーー!!


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