・ヒモ付きメディアの「洗脳」には騙されない

 

 

 

2021年4月15日 『産経新聞』記事より

 

 

21世紀のアメリカでは、事実は権力者と支配層の狙いにとって邪魔なのだ。そこで、事実は否定されるか、報じられないのだ。過去20年間の、あらゆる重要な問題をお考えいただきたい。例えば「サダム・フセインの大量虐殺兵器」。兵器査察官たちは、サダム・フセインは、そのような武器を持っていないと報告したが、ジョージ・W・ブッシュ政権は、世界に対して、この事実を否定し、国連に、このウソを説得させるため、コリン・パウエルを国連に派遣し、このウソを利用して、ワシントンが、その後数カ国を破壊し、中東全体にテロを浴びせたのだ。アメリカ・メディアは兵器査察官報告を無視し、このウソを見て見ぬ振りをした。

 

続く20何間、中東と北アフリカでの紛争が、何百万という罪がないイスラム教徒を殺し、追い出された何百万人ものイスラム教徒がヨーロッパに向かい、彼らは、ヨーロッパの生活の質を破壊し、フランス、ニースの教会で人々の頭を切断し、人前でスウェーデンの女性たちをレイプさえした。事実が否定されたからこそ、この全てが起きたのだが、アメリカのメディアは完全に彼らの責任を果たし損ねたのだ。

 

今日アメリカでは、事実が「陰謀論」領域に格下げされている。事実を語る人は誰であれ「ロシア工作員」「白人優越論者」「反ユダヤ主義者」や狂人として悪者にされる。

 

アメリカの民主主義に未来があるか否かは、メディアと公共機関、特にCIA、NSAとFBIが公正性を回復できるかどうかに依存している。アメリカの未来は、ウソつき連中に立ち向かったヌネスとトランプが圧倒的な投票で再選されるかどうか次第でもある。もしそうでなければ、有権者が理解をしておらず、アメリカに、再び、説明責任がある政権が存在するを見込みがないのは明らかだろう。

 

 

ロシア講和や駐留米軍撤退、さらには北朝鮮との首脳会談でもって、度重なるバッシング(差別主義者のレッテル)で、一時は大統領弾劾にまで追い込まれ、腹心のバノン氏を失いながらも「その努力」を続けてきたが、より優秀な「雇われ店長」であるバイデン氏に、操縦桿が渡される結果となった。

 

 

 

とりわけ「中国問題」では、ウクライナ・ネオナチまで動員した香港デモ(全米民主主義基金による内政干渉)しかり、軍事以外すべてに劣るアメリカが、世界の私物化に固執するあまり、きたる覇者中国への「追い落とし工作」が、同盟諸国(植民地)の言説支配という『巨大な反響室』へと化している。

 

無論、今回の「ウイグル問題」もその範疇の一つだ。

 

 

-ウイグル人に擦り寄る日経新聞-

 

-「アメリカの目線」ばかり伝える属国日経新聞-

 

こういう「偽善者」を演じる傍ら、アメリカは国際法を私物化し、イランのソレイマーニー将軍らを爆殺し、イラク議会の決定を無視した米軍駐留を絶対化させている。

 

 

近代的国家として建国以来243年アメリカは10年間戦争をせずにいたことはなく、時には同時に複数の戦争をしている。

 

別の言い方をすれば、その歴史的存在期間ほぼ95パーセント、時には密かに、時には代理により、アメリカは戦争に関与してきた。第二世界大戦以降だけでも、アメリカは、最大60の戦争や秘密の紛争に関与し、推定2000万人の民間人死亡者をもたらしている。おそらく、過去にも、現在も、これほど好戦的な国はあるまい。

 

アメリカは、その歴史のうち93% - 1776年以来の、239年中、222年間が戦争

 

こちらの記事で、さらに正確な内容となりますが、いわば「世界史」の観点米国の行動をみたとき、彼らが今まで引き起こしてきた、地域間の戦争『本質』が見えてくる。

 

つまり、その瞬間「正義」ではなくなるのだ。

 

 

2021年4月22日号 『週刊新潮』記事より

 

歴史を振り返れば、アメリカは自国の軍事連合に組み敷かれない国に対して、あらゆる侵略を厭わない。その結果、破壊や殺戮が横行し、彼らの唱える「民主主義」なる絵空事のワードが、如何に陳腐で欺瞞に満ちたものであるか理解できる。

 

 

問題は、北朝鮮ではなく、ワシントンだ: マスコミに載らない海外記事 (cocolog-nifty.com)

 

 

・「汚染水問題」の対応

 

 

そうした残虐非道な宗主国の「許可」を得た植民地は、周辺諸国の反対を押し切って、高濃度の放射性物質を「東アジアの海にばらまく」ことを強行した。

 

アメリカにとって、どんなに北東アジアの海が穢れようとも、周辺諸国が対立すればするほど「漁夫の利」で、結果日本はますます自国にすがってくるから、さらなる駐留米軍の居座る『理由づくり』にはもってこいだ。

 

 

『改めて考える新型コロナと生き方(Live配信2021/4/14)』

 

大西つねき氏の動画でもご指摘されたように(31分50秒)、諸外国では10位にも満たないガンが、日本の食品添加物(グリホサート)や、狭い列島内部に敷き詰められた55基の原発の影響など、本当に「命の問題」を考えるのなら、真っ先にこちらの方が先であろうと、偽善者で無思考なコロナ脳連中に問いたい。

 

ましてや、「反中国」一辺倒の似非愛国者連中は、コロナよりも何億倍も危険な放射性物質を「アメリカ様の了解が取れた」などと、恥知らずな植民地根性を剥き出しに正当化し、自分たちの都合の悪いものから逃げ続ける限り、この先日本はどんどん堕ちてゆくしかないだろう。

 

 

<参考資料>

 

・2021年4月15日 『産経新聞』記事

 

・2021年4月22日号 『週刊新潮』記事

 

・マスコミに載らない海外記事 『民主党と売女マスコミはトランプ勝利を認めるまい』

 

・同 『問題は、北朝鮮ではなく、ワシントンだ』

 

・TBSラジオ『【音声配信】「福島第一原発の処理水、二年後をめどに海洋放出へ」ほか▼2021年4月13日(火)デイリーニュースセッション』

 

・Youtube動画 『改めて考える新型コロナと生き方(Live配信2021/4/14)』

 

 

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