きょうは、王子ホールに行く前に、時間がかなりあったので、

実家の両親に会ってきました。

 

もちろん、ちゃんと父の大好物のモンブランを持っていきました💛

父もちょっとゴキゲンに♬

 

母が訪問医療を受けている間、

父とふたりで、石原裕次郎さんと、芦川いづみさん共演の日活映画

「あいつと私」をBSで放送していたので、見ていたのですが、

これが実に傑作な映画で、父も私もふたりで笑い転げたりしんみりしたり。

 

「石原裕次郎って、めちゃくちゃ活舌のいいひとだね!

『太陽にほえろ!』の酒やけしてるころは、

『なんてネクタイのセンスのない人だろう』とおもっていたけど

(全国の裕次郎さんファンのみなさま、ごめんなさい!)、

この『あいつと私』の彼はまさにスーパースターだわね!」

と私が感動していたら、父が、

「そうだろう!キムタクなんて全然目じゃないだろう!

これで歌がうまくて、英語も達者で、足は長くて、たっぱもあるんだもの、

渡辺謙だって全然裕次郎には負けちゃうぜ(^_-)-☆」

と、大変ご機嫌になってくれたので、

私はびっくり(@_@)

 

「パパって裕次郎ファンだったの?」と

私が聴くと、

「違うよ。でも、パパは若いころ、日活撮影所や大映撮影所で

バイク場面とかのスタントをやっていたからな。

裕次郎だってよくみかけたよ。

昼間っからビールを飲んでるような男でさ、

でも本番につよくて、いつも一発OKなんだ。

気風もいいし、あの映画のまんまのキャラクターなんだよ、裕次郎は。

だから、みんなに好かれていたし、愛されていたんだよ」

 

としみじみと言いました。

「生きてりゃ裕次郎も86歳。人間の人生なんて、あっという間だよな。

パパも84になって、まだ全然子供のままのような気がするよ」

と、照れ笑いを浮かべてくれました(^_-)-☆

 

すみませんでした、裕次郎さん。

あなたのことを全く名優だとは思わずに、

この年まですごしていたけれど、

ときどきは裕次郎さんの映画を見て、

ちゃんと勉強しますね(^^)/

 

パーヴォの心の声は、

きょうは父と私の語らいに、

そっと寄り添ってくれるだけで、

なにも言いませんでした。

 

きょうはパーヴォの声がほとんどしなかったのに、

元気よくすごせて、・・パーヴォ、ごめんね。

だけど嬉しかった!

この「あいつと私」に出てくる芦川いづみみたいに、

もっともっと自立して、頑張ろう!と

励まされました。

 

きょうもいい一日がすぎて幸せです💛