フィレンツェ・Zouganistaの職人修行 -4ページ目

フィレンツェ・Zouganistaの職人修行

望月貴文/Takafumi Mochizuki 2014年、Zouganista(木象嵌細工職人)としてFirenzeに工房をオープン 工房住所:via dei cardatori 20r,Firenze

日曜日から外出制限が緩和されてだいぶ街にも人が増えた印象。
メリーゴーランドも回り始めて子供たちが楽しんでいました。

 

イルミネーションも点灯されたのでVia de' serragliをスタートにフィレンツェを一回り。

 

Youtubeの方に動画をアップしたので見てみて下さい!!

 

フィレンツェに詳しい方であればどんなルートで歩いたか分かるような編集にしました。

例年、面白い演出がされているvia romanaがシンプルだったり、ponte vecchio、

piazza santa maria novellaが装飾無しだったりとちょっと寂しいですね。。。

 

それでも町全体が明るくなるようなこのクリスマスの雰囲気は大好きで楽しい

気分になれます。

 

 

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工房via dei cardatori 20r, Firenze (zona San Frediano)
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昨日は年末のお忙しい中オンラインイベントにご参加いただいた方々、
有難うございました。
 
Zoomにてフィレンツェ・東京の五ヶ所を繋いでのライブ配信。
初めての事で不慣れな部分はありましたが自分自身も他の方の工房を
すっかり楽しんでしまいました。
 
終了後もいろいろとメッセージをいただき嬉しい限り。
次回以降の励みになります!!
 
時間があればご紹介しようと思っていたこの木製定規
 
引退されたサルトリアから引き取りさせていただいたもの
 
材質はオークですが木製なのでどうしてもミリ単位での伸縮があります
 
それを毎年計測して規定数値内であれば検印としてその年の刻印をしてあるんです。
 
検印の一番古いものは31-32、つまり1931-32年という事。
そして奇しくも最後の刻印95-96はすぐその脇に押してありました。
職人として引退をされたのか、この定規が規定数値を超えてモノとして引退を迎えたのか。。。そして31〜96までの間には欠番、つまり検印がされていない年がいくつかあります。
44、45、46と抜けていて47からまた刻印がスタート。
 
他にもいくつか数字は抜けていましたがこの数字から自分たち修復職人はこの定規とそれを取り巻く職人のストーリーを考察するわけです。
 
だから修復の依頼があってもこういった数字は絶対に消さない。
無造作に押されたその刻印一つ一つに思いがあるんです。
 
こういったストーリーを読む力がなければ修復の仕事は成り立ちません。
 
技術だけではない、、、とても魅力のある仕事だと思っています。
 
そんな魅力を今後も伝えていけるようにいろいろとやっていきますので
皆さま、よろしくお願い致します!!
 
 
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もう2020年も最後の月。
例年は日本にいるこの時期、フィレンツェにいるのが不思議な感じがします。。。
 
 
さて、来週に迫ったオンラインでのライブイベント。
リハーサルを兼ねた接続テストをしたりと着々と準備を進めています。
 
ファッションでも家具でも、ヴィンテージやアンティークというのは時間が経てば
自然とそうなると考えている方も多いのでは?
確かに時間的な概念でヴィンテージであれば40〜50年以上前のもの、
アンティークであれば100年以上前のものといったところはあります。
 
2020年から考えると1980年代のものはあまりヴィンテージ感はまだないけれど
60年代、70年代というと一気にヴィンテージと感じるものも多いのでは。
 
ただ、それをヴィンテージやアンティークと感じるのは
実はそうなるべく、している人たちの手が加わっているからなんです。
 
ものというのは何もしなければ朽ちていきます。
 
フィレンツェは特にルネッサンス当時のものが生活の一部となって当たり前に
あるのですが、それらは何度も何度も修復を繰り返してその姿を保っています。
それでも昔からそのまま残っているなぁ、、、と感じるのは修復の技術が高いから。
元の姿と時間の経過をしっかりと踏まえて尊重する。
そんな仕事の仕方なので修復士というのは優秀であればある程、その仕事の跡は
ほとんど残らずまるで何もしなかったように感じることさえあります。
 
そんな影のような仕事ですが昨今の継続可能な、、、という社会の流れにおいては
欠かせない仕事だと思います。
 
時間の経ったものをただの古いものではなく、ヴィンテージやアンティークとさせる仕事を
しているのが今回のこのイベントの5人のパネリスト(出演者)。
 
今まであまり表に出ることのなかったような感覚的な話が聞けるかも知れません。
大きなテーマはあっても実際にどんな話が出るかはライブなので当日のお楽しみ!
 
 
今回はZoomでの定員の都合などもありPeatixを利用しての集客管理をしております。
Peatix自体、普段から面白いイベント情報がたくさんありますので少し登録に手こずるかも
しませんがこれを機会にぜひ利用してみて下さい。
 
たくさんの方々のお申し込み、お待ちしております!
当日はチャット機能を利用してご質問なども受け付けておりますのでみんなで楽しみましょう!
 
 
 
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