いよいよ来週はオンラインイベント | フィレンツェ・Zouganistaの職人修行

フィレンツェ・Zouganistaの職人修行

望月貴文/Takafumi Mochizuki 2014年、Zouganista(木象嵌細工職人)としてFirenzeに工房をオープン 工房住所:via dei cardatori 20r,Firenze

もう2020年も最後の月。
例年は日本にいるこの時期、フィレンツェにいるのが不思議な感じがします。。。
 
 
さて、来週に迫ったオンラインでのライブイベント。
リハーサルを兼ねた接続テストをしたりと着々と準備を進めています。
 
ファッションでも家具でも、ヴィンテージやアンティークというのは時間が経てば
自然とそうなると考えている方も多いのでは?
確かに時間的な概念でヴィンテージであれば40〜50年以上前のもの、
アンティークであれば100年以上前のものといったところはあります。
 
2020年から考えると1980年代のものはあまりヴィンテージ感はまだないけれど
60年代、70年代というと一気にヴィンテージと感じるものも多いのでは。
 
ただ、それをヴィンテージやアンティークと感じるのは
実はそうなるべく、している人たちの手が加わっているからなんです。
 
ものというのは何もしなければ朽ちていきます。
 
フィレンツェは特にルネッサンス当時のものが生活の一部となって当たり前に
あるのですが、それらは何度も何度も修復を繰り返してその姿を保っています。
それでも昔からそのまま残っているなぁ、、、と感じるのは修復の技術が高いから。
元の姿と時間の経過をしっかりと踏まえて尊重する。
そんな仕事の仕方なので修復士というのは優秀であればある程、その仕事の跡は
ほとんど残らずまるで何もしなかったように感じることさえあります。
 
そんな影のような仕事ですが昨今の継続可能な、、、という社会の流れにおいては
欠かせない仕事だと思います。
 
時間の経ったものをただの古いものではなく、ヴィンテージやアンティークとさせる仕事を
しているのが今回のこのイベントの5人のパネリスト(出演者)。
 
今まであまり表に出ることのなかったような感覚的な話が聞けるかも知れません。
大きなテーマはあっても実際にどんな話が出るかはライブなので当日のお楽しみ!
 
 
今回はZoomでの定員の都合などもありPeatixを利用しての集客管理をしております。
Peatix自体、普段から面白いイベント情報がたくさんありますので少し登録に手こずるかも
しませんがこれを機会にぜひ利用してみて下さい。
 
たくさんの方々のお申し込み、お待ちしております!
当日はチャット機能を利用してご質問なども受け付けておりますのでみんなで楽しみましょう!
 
 
 
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YouTubeチャンネル/Zouganista Firenze

お問い合わせ
mail@zouganista.com
 
工房via dei cardatori 20r, Firenze (zona San Frediano)
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