分割してアップしていますが、今回が最終章です。
これまでの関連するブログも載せておきますので、
「はじめまして!」の方はよかったらご覧くださいね。
新阿蘇大橋を後にしたところから、
続きをレポートします。
赤水交差点を外輪山に向けて左折し、
復興道路をくぐり、山を上がっていきます。
見覚えのある十字路。
昨晩夏に🏍で走った大津方面からのミルクロードに合流。
目指すは大観峰へ。
当時のワクワク感、
チラリと右眼下に見えるカルデラ平野部の景色に
インカム越しで息子と“絶叫”したのが思い出されました。
※注→当時の九州ロンツー奮闘記は、
ココ阿蘇のあたりの
レポートはまだアップできていないので、
詳細はふせておきますね。
今回は晴天。
絶対に大観峰からの景色はバッチリなはず!
かなり寒いので、ライダーさんたちにはほとんど見かけず。
そこはちょっと残念💦
大観峰のパーキングに停めて展望所まで。
「涅槃像」のお姿バッチリでした!
私達が行った少し後の時期に
「野焼き」を予定しているようでした。
(野焼き後の「黒い阿蘇」も見たかったなぁ)
リベンジ阿蘇でこれだけの天気☀だったので、
今回は阿蘇滞在の時間をたっぷり取りました。
「次、いつ来られるのかな…」とボソッと息子。
コロナ禍での大学入試、
高校の卒業式は保護者は入れず、
大学は入学式なし。
オンライン授業の大学生活が2年半、
華のキャンパスライフを送れず、
その中で車、バイクと免許をとり、
あちこちに出かけ、
そして、遠く阿蘇まで来ることもできました。
「何か…ここまで…2回も九州に連れてきてくれてありがとうね」
「一緒に来る相手がお母さんで、かえって悪かったね〜」
「いやいや、ルートも色々考えてくれたし。しかも、眼の手術だなんて、何とも言えないハプニングとタイミング」
「お母さん“持ってる”よ、きっと。会社やめなきゃバイクで九州ツーリング実現しなかったし。よくがんばったよね😉」
「恐れ入ります😅アハハハ〜」
こんな会話をしながら、阿蘇の景色を焼き付けました。
…さっ、まだ旅の途中。
このまま素晴らしい景色をずっと見ていたいけれど、
先は長いので移動しなきゃ〜です🚘。
お互い同じこと言っちゃいました。
「今度はバイクで
来るぞー!」
ってwww。
今回の🚘クルマ旅の要所要所で、同じこと言ってます。
ミルクロード→瀬の本レストハウス→長者原へ。
お約束の長者原での📷。
こちらも前回は☔。リベンジです。
実は、今回の旅で息子にお願いしていたことがありました。
素晴らしい大自然を前に、
私はきっと充実した顔をしていると思っていたので、
自分の精神状態がいいところで
「万が一の時の写真」の撮影をしておきたかったのです。
難病治療をする自分にとって、
これは決して不謹慎なことではないと思ったのです。
使わなきゃ使わないで
思い出を語る一枚になるだけだからさ〜
しかも長生きできたら若すぎて使えないし(笑)って。
「何かあったら、今回撮った写真から選んでね〜」と
明るく言う私に
多少なりとも戸惑いながら、
大観峰、長者原をバックに何枚か撮影してもらっています。
そして、誰かと写真をとりたがらない、
ましてや母親とはなおさらの息子ですが、
1枚だけ親子写真をセルフタイマーで撮りました。
涙が溢れてきてしまい、息子にバレないように
そっとぬぐってましたけど。
やまなみハイウェイを進み、
湯布院インターまて来たところで、
大分道にのりました。
高速道路からの景色も雄大でした。
前回のツーリングで大分県を南下しているので、
今回は大分県にはほぼ立ち寄らず、
インター直前の道の駅ゆふいんで
「かぼすコショウ」を購入したのみwww。
向かうは北九州市+α。
湯布院は、もう少し歳を重ねてから
ゆっくりと訪問したいと思います。
(テツ的には「ゆふいんの森号」も外せないけれど、
いつか行くときも走っているのかしら…)
大分道→東九州道→九州道と一気に北上。
東九州道はあいかわらずの片側一車線メイン。
皆様大変とばして走っていらっしゃる💦
バイクで延岡に向かった時の東九州道の
あの「あおられ体験」が思いだされますwww
門司インターで下り、
九州最北端の神社「和布刈(めかり)神社」へ。
和布刈神社は
前回の九州ツーリングの目的地の一つでもありました。
そこへの再訪です。
関門海峡大橋のたもと、関門海峡を目前に
そっと社を構える神社です。
ここのご利益、ご由緒が、
仕事や病気等で悩む自分の思いと重なり、
退職したばかりの昨晩夏のツーリング、
そして、
新しく迎える新年度が豊かなものに導かれて欲しいと
今回もどうしても訪れたかったのです。
『潮の満ち引きを司る「導きの神様」ともいわれており、古くから海上交通の神様として信仰されています。
「導きの神様」であることから、人生の節目や迷いがある時に参拝すると、新たな一歩を導いてくださる御利益を、授かることができるのではないでしょうか』
(和布刈神社紹介ホームページより引用)
到着は社務所が閉まるギリギリでしたが、
参拝も間に合い、
また、快く御朱印を書いていただくことができました。
ここで引いたおみくじは何と「大吉」!
これからのお守りとして持ち帰ることにしました。
和布刈神社参拝を済ませ、
さて、次はどこに…?
「せっかくここまできたんなら、山口県行ってみない?」
と提案。
山口県には、
陸路(高速道路、一般道)、
鉄路(門司→下関)、
人道(徒歩で片道15分)、
連絡船
で渡ることができますが、
今回は「陸路(一般道)」をチョイス。
(※前回のツーリングの時は、さてどうしたでしょうか?)
関門トンネル(※有料)を抜けて、山口県に上陸。
下関駅近くまで行き、
地元の方に✨オススメのお店✨をリサーチ。
その中でほぼ名前が挙がったお店で早めの夕飯①を
食べることにしました。
「いらっしゃいませ〜、はい、何名?、
相席でいい〜?」というテンポのよい案内で入店。
入店するといきなり鮮魚のショーケース。
そして奥には「The大衆酒場」的な雰囲気❤
対照的に酒場慣れしていない息子は
キョロキョロ
下関にきたらさ、やっぱり「ふぐ」。
地元の美味しいお店なら間違いないと思って、
私は密かに「下関でふぐを食す」企画をしたかったんです。
お邪魔したのは「おかもと鮮魚店」さん。
地元ファミリー、出張や仕事かえりの人で賑わっていました。
しかも、安い!!
テーブルをメニューで区切るだけの相席。
18時前だっていうのにすでに出来上がっている人も。
このメニューを前にして、
飲まずにはいられない私の気持ちを察して
「すいませ〜ん、生ビール🍺を一つ〜」と
息子が追加オーダーしてくれました。
「今回は私何も運転できていないし、悪いからいいよ(一応)」と言ってみたものの、
「こんな雰囲気のお店でふぐ食べられるだけでも貴重な経験。だから遠慮なく飲んじゃって!」
って言ってもらえたので、あざ〜っす🍺ってwww
食後は下関のウォーターフロントを少しウロウロし、
再び門司に戻りました。
前回門司港レトロ地区はあまり巡らなかったので、
今回は少し歩いて見ました。
関門海峡大橋、レトロな建物がライトアップされていて、
「横浜の港のあたりをギュッとした感じ」
…という2人の感想www。
実はこの時はまだ私の術目の経過の関係で
夜景だけはピンボケ状態でした
こんな夜景散歩を楽しんだ後は、
門司港駅で📷をとりまくり、
今回の最終立ち寄り地である「資さんうどん」を
食することに。
コレが夕飯②です。
資さんうどんにも寄ることを予定していたので、
下関で抑え気味で食べようとしたのですが、
あまりの美味しいメニューに…つい😅
夜景散歩でもっとカロリー消費しなければなかったか〜
私は↓わかめうどん。
メニューも豊富、小鉢系もあってリーズナブル。
息子はごぼう天と牛肉のうどんを食べてました。
悲願の(?)資さんうどん。めでたし、めでたし。
今回互いに行きたい所はまわれたし、
時間も時間なので
九州出発地の新門司港に行くとします。
帰路は、
また大阪から自走しての陸路はちょっとキツイので、
地元神奈川県までの航路「東京九州フェリー」。
門司の夜は閉店も早く、
特に時間を費やす場所もないため、
出港2時間以上も前に着いてしまいましたが、
楽しかった旅の時計の針を現実に戻すには
必要な時間です。
ロビーでコーヒー飲んだり、
撮った写真みたりして、のんびり過ごしました。
息子のたっての希望で「徒歩乗船したい」とのこと。
しかも、チェックインしたらすぐにお風呂に入りたいそうです。
バイクで来た時は、それが出来なかったしね。
徒歩乗船のアナウンスを聞いて、
息子は先にタラップから乗船しました。
私は車列にもどり乗船待ち。
通路は広く、運転には支障がないため、
安全に無事駐車。
船室についたときには、
私のベッドメイクをしてくれていて
✨よく気がついたな、息子よ✨。
船内では、お風呂に入ったり、
ロビーでお茶したり、
映画やプラネタリウムを見たり、
食事を楽しんだり、
21時間の船旅を、
ゆっくりとゆっくりと過ごしました。
横須賀からは高速道路を使わなくても小一時間で帰宅。
一人で運転だったので疲れたことでしょう。
でもそれも思い出です。
子育て卒業旅行に付き合ってくれて
ありがとうね。
🌸4月からの社会人生活が豊かなものとなりますように。
🌸半年間の厳しい訓練、研修をしっかり頑張って!
(おしまい)
【おまけ】
翌日は、息子は親知らずの抜歯。
私は眼科検査と診察。
必然的にググッと日常に戻っていきました
【熊本※後半その2】
新阿蘇大橋、ミルクロード、大観峰、
やまなみハイウェイ、長者原、湯布院、
大分道〜東九州道〜九州道、
門司港、和布刈神社、関門トンネル、
下関、門司港レトロ、新門司港