2025年上半期のランキング・データがまとまったので発表!
まずは上半期のホームランベスト10をランキング形式で!
第1位 9,163,010円(6月29日福島第2レース・藤原菜々花アナ)
第2位 7,098,460円(1月13日中京第1レース・三浦拓実アナ)
第3位 4,944,140円(3月16日阪神第5レース・山本直也アナ)
第4位 4,511,240円(1月11日中山第7レース・小林雅巳アナ)
第5位 4,125,900円(3月22日中京第9レース『金山特別』・大関隼アナ)
第6位 4,014,510円(4月12日福島第5レース・米田元気アナ)
第7位 3,447,600円(5月4日東京第4レース・藤原菜々花アナ)
第8位 3,364,960円(1月12日中京第2レース・山本直也アナ)
第9位 3,175,780円(5月17日新潟第12レース・米田元気アナ)
第10位 3,026,100円(6月21日函館第1レース・米田元気アナ)
滅多に飛ばさない藤原アナが『飛ばすと大規模』の大仕事を2鞍。第1位の福島は写真判定の結果次第では1000万円台に乗せていた可能性もあるだけに下半期の『穴ウンサー』ぶりはあるのか要チェックになりそう。数的には米田アナが3鞍ランクインし後述するリーディング首位の直也アナも2鞍にとどまり割と小技な本塁打を放つ印象になったか。
ベスト10を見る限り、前半戦にホームランが出やすい傾向がうかがえる。
ランキングに載らなかったアナウンサー(上半期1鞍も出ていない中野雷太アナを除く)の本塁打の最長不倒はこんな感じ。
檜川彰人アナ・・・2,638,380円(5月31日京都第4レース)
小塚歩アナ・・・2,987,460円(1月11日中山第5レース)
山本直アナ・・・1,470,370円(2月1日東京第3レース)
もう少し飛ばしてもおかしくない檜川アナが300万円を超えておらず『ナニワの巨砲』と呼ばれるにしてはパンチ不足な上半期になったところか。
続いてWIN5の実況単価ベスト5を発表!
第1位 1月19日 224,511,910円 ※キャリーオーバー
含まれる重賞…京成杯・日経新春杯
(当日結果 185,280,060円 中山:米田元気アナ 中京:山本直アナ)
第2位 4月27日 61,760,020円
含まれる重賞…フローラステークス・マイラーズカップ
(当日結果 185,280,060円 東京:大関隼アナ 京都:三浦拓実アナ 福島:小林雅巳アナ)
第3位 6月22日 58,501,387円
含まれる重賞…府中牝馬ステークス・しらさぎステークス
(当日結果 175,504,160円 東京:山本直也アナ 阪神:檜川彰人アナ 函館:米田元気アナ)
第4位 2月2日 40,434,940円
含まれる重賞…根岸ステークス・シルクロードステークス
(当日結果 121,304,820円 東京:山本直アナ 京都:三浦拓実アナ 小倉:小塚歩アナ)
第5位 5月11日 29,674,090円
含まれる重賞…NHKマイルカップ
(当日結果 89,022,270円 東京:大関隼アナ 京都:檜川彰人アナ 新潟:山本直也アナ)
何といっても1月19日のキャリーオーバー。路線的に今年を占う一戦の際に出たのは大きいか。これが後述するリーディング争いでのエポックになっているから下半期にどこまで下位との差が圧縮するのかが一つのカギの可能性。
キャリオーバー以外にも米田アナ・直アナとも1鞍ずつノミネートされているが関西支社の2人が2鞍ずつノミネートされたのは場数の影響があるといいてもよさそう。東京本社で7鞍で踏みとどまっている2人は明暗が分かれ、小塚アナは第4位にノミネートされるも中野アナの名前がないのは実況数激減のあおりといっても過言ではないと思うが…
では、6月確定時点のデータを発表した際にも振り返ったが改めてリーディング争いを。
はじめにJRAの全レースから!

直也アナが万馬券打率・飛距離2部門・本塁打の全部門で首位に立つ『四冠状態』。打率は小塚アナが第2位で追い小林アナがこれに続く。飛距離2部門では米田アナが第2位で続きこれを小塚アナが追う形。本塁打も小塚・米田両アナが同数で追っているが首位とは5本差。下半期での逆転はあるのか…
中野アナの『全部門最下位』というのは実況レース数激減のあおりも考えられるが拙速に参考記録に格下げするのは様子を見たい。参考記録は藤原アナのほうになるが万馬券打率が最下位からさらに下、飛距離2部門は首位からさらに上、本塁打は最下位の中野アナの上両極端に出たポジションとみてもいいのだろうか。
続いてWIN5!

下位の接近もあって薄れてきてはいるものの米田・直両アナのキャリーオーバー効果がまだまだ継続中。次にキャリーオーバーあるいは億越え決着か出るかによってはどちらかでも逃げ切れる要素が残っているだけに1000万円台の4人とどのように差を詰めることになるのか注目が必要ではないか。
話題を変えよう
事のついでではあるが、こちらのリンクにある通り7月の実況担当が競馬実況webに掲載されたので・・・
これをもとに、7月5~6日の個人の感想的に考えられる馬券戦術を書いていこうと思う。
7月5日(土)
福島1R~6R…藤原菜々花アナ→※参考記録期間&サンプル数少ないので割愛(月末の新潟開催開幕後から記述予定)。
福島7R~12R…米田元気アナ→打率は弱含みも飛距離は好調。穴馬2頭と紙面の○▲を絡めた馬単BOXで。
小倉1R~6R…山本直アナ→打率は平均的だが飛距離が弱い上位人気3頭と紙面の◎を絡めた3連複BOXをガミらない程度に。
小倉7R~12R…三浦拓実アナ→打率は平均的だが飛距離が弱含み。人気サイドから1頭と紙面の△全馬を絡めたワイドのBOXで。
函館1R~6R…小林雅巳アナ→打率は順調も飛距離は平均的。1番人気と紙面の▲△全馬を絡めた馬単BOXで。
函館7R~12R…小塚歩アナ→打率も飛距離も割と好調。穴馬3頭と紙面の○▲を絡めた3連複BOXで。
7月6日(日)
福島1R~6R…米田元気アナ→打率は弱含みも飛距離は好調。穴馬4頭から紙面の○に馬単2着流しで。マルチは必ずしも考えなくてよい。
福島7R~12R(WIN5対象2レースを含む)…山本直也アナ→打率も飛距離も絶好調。最低人気と紙面の▲△全馬を絡めた馬連ワイドのBOXで。
小倉1R~6R…三浦拓実アナ→打率は平均的だが飛距離が弱含み。紙面の◎○▲と穴馬1頭を絡めた馬単BOXで。
小倉7R~12R(北九州記念をはじめWIN5対象2レースを含む)…檜川彰人アナ→打率は弱いが飛距離が平均的。中間人気2頭と紙面の◎○を絡めた馬単BOXで。
函館1R~6R…小塚歩アナ→打率も飛距離も割と好調。人気薄3頭から紙面の○に馬単2着流しで。マルチも可。
函館7R~12R(WIN5対象1レースを含む)…小林雅巳アナ→打率は順調も飛距離は平均的。穴馬1頭から紙面の全印に馬単1着流しで。マルチも可。
ついではあるが7月6日のWIN5対象レースの戦術も書く。その実況担当は…
福島10R・11R…山本直也アナ
小倉10R・11R(北九州記念)…檜川彰人アナ
函館11R…小林雅巳アナ
第3位の直也アナ、第6位の檜川アナ、第4位の小林アナの組み合わせで、条件の流れは、
- 2勝クラス→2勝クラス→リステッド→GⅢ→オープン
- 芝2600m→芝1800m→ダート1700m→芝1200m→ダート1700m
- 定量戦→定量戦→別定戦→ハンデ戦→ハンデ戦
WIN5には必須になりつつある3勝クラスが土曜日のメインに集中したためなく序盤の2勝クラス2戦が穴馬で決まるかでオイシイ配当になりかねない可能性。芝2戦からダートと芝が交互に来る形で真ん中の別定戦を挟んで定量戦とハンデ戦が棲み分けられた形にも。
紙面の印や前走までのパドック、直前の調教内容などから狙う場合は『鉄砲使いで凡走した経歴のない馬の◎は信頼』『距離延長可短縮を試しに出た馬に○がついたら警戒』『近2走連続でパドックでのツル頸が顕著だった馬は調教タイムで注意が必要』といったよう割と順張り重視の狙い方をキモにしたほうがよさそう。渾身の穴馬を本命にして高めの馬連を当てている記者・トラックマンの本命馬がヒントになり得る可能性も。
ランキングに基づいた狙い方は、WIN5の飛距離と平均飛距離でみた場合は『福島を穴馬・他は中間人気』、万馬券打率でみた場合は『小倉は人気サイド・他は穴馬』という順張りになりそう。『人気サイドで揃える』あるいは『人気サイドと穴馬をランダムに組む』といったパターンで逆張りすればいいのかも。
実は7月から…
しれっと藤原アナが『前場(前半戦)フル実況』になることが確実になりそう。本人の実況技術も追いついたと判断したのに加え戦術のホームランが出るようになりもう安心感が出たと上層部が判断した可能性が高く、7月27日の5鞍担当も暑熱対策による1鞍後場回しになったと思えば成長したもんだなと思った。重賞担当にしても長年檜川アナが鎮座していた小倉記念か三浦アナに禅譲されその檜川アナも条件改定の東海ステークスを実況することになり完全に師走のチャンピオンズカップの実況手形が渡されたといってもいいような布陣。その一方中野アナが7月20日の小倉前半の6鞍だけ…もう競馬実況従事見込みの新人アナウンサーの採用状況を見て完全禅譲のタイミングを計る準備にでも入ったのだろうか?