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電車の出す下品なノイズがふっと途切れて、ビージーズの「メロディフェア」がきこえてくるとき

騒々しい野球中継のシーズンが終了して、中波ラジオは冬のプログラムになっています。冬の星空にAMラジオの音はよく似合う。通勤途中にラジオを聴く機会も増えました。

夜の番組で、ビージーズの特集をやっていました。電車の中だったので加速減速の時ものすごい雑音が入る。「んぎゃ~」のような、どうしようもないような雑音。それが途切れたとき、「メロディフェア」が、すっ、とクリアにきこえてきました。クリアといってもポケットラジオ(MADE IN CHINAのSONY SRF-S83)の音ですが。これがなぜか嬉しい。鞄に入れたままのiPodにも同じ曲が入っていて、いつでも聴けるのです。それなのに、モノラルで、雑音まみれの音楽のほうがいい気持ちになる。不思議です。

国際電話やインターネットを使えば楽に「通じる」場所でも、アマチュアの電波で交信できると嬉しいというのに通じるものがあるのでしょうか。ないか。

#本日電波利用料を納めました。

CDを持っていても、雑音の中から聞こえてくるラジオの音楽が気持ちいい

ぜんぜんHiFiではない音。雑音がばりばり入る中波ラジオから流れてくる音楽が気持ちいいというのはなぜなのでしょうか。同じ曲をCDで持っていて、いつでも聴けるのに。
別にノイズが気持ちいいわけでもなく、ない方がいいに決まっているわけですが、やはりこれは「放送波に乗ってやってくる」というところに意味があるとしか思えません。音質は問題にならないラジオの音楽。問題にならないのはラジオが好きだからかもしれませんが。

iPodを捨てよ!ポケットにはラジオを!

捨てませんが。
騒々しい野球中継の季節も過ぎて、AMラジオの音がやわらかく暖かく感じられる季節になってまいりました。iPodに好きな音楽を詰め込んで外出するのもいいものではありますが、自分の世界をパックして持ち出すのとは違う楽しみが、ラジオにはあるはずです。想定外の出会いがラジオにはあると信じたい。
ラジオが入ったポケットに手をいれて、ダイヤルをぐりぐりと適当に回し、出会った放送局の電波にしばしつきあってみるのも秋の中波との正しい付き合い方ではなかろうかと、またわけのわからない文章になってしまいましたが。

中波に乗った聴き取れない外国語の天気予報を聞きながら、夜空を眺めてみる。風流です。本当かな。


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