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回路図や楽譜が読めるという人たちを尊敬する

HFトランシーバーは、アンテナに何の工夫もすることなく、1ヵ月近くも雑音ばかり聴いています。 このトランシーバには説明書のほかに全回路図がついていました。アマチュア無線機なのだから当然かもしれませんが。これを買う人は回路図が読めて、修理や改造ができるという前提があるのでしょうか。 わたくしは回路図が読めません。それぞれの記号の意味はわかっても、それらが組み合わさって、どのような動作をするのか、どのように動作をするのかがイメージできないし、もちろんそれが「いい回路だ」とか「斬新だ」とか、「工夫されている」などということはわからない。もっと勉強しておけばよかった。  

楽譜を見て、個別の音符の意味するところはわかっても、それらの連なりを音としてイメージできないのと同じようなことでしょうか。わたくしは楽譜もよめない。小学校1年生程度のならわかりますが、それは同調してダイオードで検波してあとはイヤホンつないで鳴らすというシンプルなラジオの回路ならわかる(=ほとんどわからないのと同じ)というレベルでしかありません。

しかし、「電波を発射したい気持ち」について考えていくためには電波の発射装置と向き合う必要があるのだと思うのです。送受信機とアンテナ。「自分で設計した無線機」は諦めていますが、誰か優秀な人が設計した組み立てキットでもいいから、電子部品を組み合わせて、電波を発射する装置を作って無線に復帰しようと思っています。キットの選定は他人の評価に頼るしかありません。それも「安い」とか「再現性高い」とか「測定器不要」とか、そんな基準になりそうで。

回路図や楽譜が読める人たちは自分とまるで違う世界を見ているのだと思うと不思議な感じです。結論としては勉強してこなかった自分が悪いと(笑)。

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1970年代のトランシーバーに電源を入れて、雑音だけ聴いている

実際に行われているアマチュアのCW通信を聴いてみようと、実家で眠っていた古いHFのトランシーバーを持ってきて電源を入れてみました。M型コネクタが着いたままの5C2Vの切れ端もあったので断線していないことだけチェックして、先にビニール線をつなぎ、窓から出してみます。
聞こえない(笑)。コンクリートの集合住宅で、中波のラジオも厳しかったりする環境なので覚悟はしていましたが。かわりに室内の様々なノイズがS3くらい振っています。やっと聞こえたのは7MHzのSSBでのラグチューのみ。相当に近くて強い局なのかもしれません。当然相手の電波は拾えず。

このトランシーバーは重さが12キロくらいあるので、簡単に室内を移動できるようなものでもなく、この1週間くらいはただノイズだけを聴いていました。いろいろ制約のあるなかでアンテナを工夫しないと何も聞こえないということがわかりました。家で聴くのを諦めて、軽くてシンプルな受信機を外に持ち出すという方法が現実的かもしれません。電池式の受信機キットもあるようなので、そのあたりからでしょうか。

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街でロッドアンテナをのばすということ

通勤時にコートのポケットに入れるラジオを、「ライターサイズ」のAM/FMのものから、短波10バンドつきの携帯ラジオに変えました。大きくなりましたが、昔はこのくらいの大きさの「カセットテープ式」ウォークマンをポケットに入れていたわけですから、大きさの点で問題はありません。単三電池2個の重さも。

問題はこれで短波を受信しようというところにあります。ポケットに入れたままというわけにはいかない。ラジオを手に持って、銀色のロッドアンテナをのばすというスタイルになります。いまどき町中やバス停でロッドアンテナを見ることはまずありませんから、かなり怪しい感じになります。盗聴波を探す探偵か、鉄人ロボを遠隔操作するヘンなおじさんか。

目的の放送局があるわけではなく、31mバンドとか25mバンドあたりを適当に切り替えながらダイヤルを回してみます。ロシア語や中国語を乗せた電波が多い。ロシア語による中国語講座などもやっていたりしてなかなか面白い。もちろん外国からの日本語放送も受信します。「アメリカの狡猾な帝国主義的策動が...」のような日本語を音声で聴くのは久しぶりです。BCLな感じ。

ロシアからの短波に乗ってきたバレエ音楽をロッドアンテナでキャッチして聴きながら、冬の街を歩くのもいいものです。外見はかなり怪しいという自覚はありますが。