Le journal initime de Zoé à Paris -2ページ目

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15Apr
- フランス　引越し前にパリ暮らしでよくある水漏れ問題に直面
  パリに数年くらい住むと直面する問題として大きくは、3つあると思います。1.メトロでスリ被害または未遂に遭う← これはスリくらいならまだいいけど駐在員の中で、メトロ内ではなく普通に夜道を歩いていて暴力を振われて財布を取られた人がいて、トラウマになってしまっている方がいます。2.車問題←故障も多いし、私の場合は駐車場が狭すぎで車が傷だらけに、、、故障でなくても、私の知り合いの日本駐在員は、高速でトラックにサイドミラーをぶつけられて、取れてしまったという人も、、、3.マンションで水漏れ被害に遭う。←これも2020年に来た駐在員の10人くらいのうち2人が既に経験済み。全員が全部を経験するとは思わないけれど、私は1と2、軽症ながら経験済みで、3は逃げ切れと思っていたんですが、最後の最後に直面してしまいました（涙）私の住んでいるマンション内では水漏れの形跡はないけれど、下の階の住人のお風呂場全体の壁が水浸しになっているらしく、先々週くらいにマンションの管理人会社の人が調査する人と一緒にやって来たんですが、大家が相変わらず残念なので、水道管を見るための窓が、立て付け的に開かない構造になってるから困ると言われこの手洗い場を取り外す工事が必要という話にしかも調査員の人に、頭の悪い立て付けになってることを責めるように言われて、本当に気分が悪い感じでした。大家さんに文句は言って欲しいていうか大家さんが頭が悪いのは私も知ってるけれど、工事する時に普通工事する人も注意しないのかなぁ？2重、3重で残念なのがフランスです。ということで明後日、工事の人取り外して、調査して、また元に戻すという事を１日がかりですることになってしまいました。コロナでロックダウンしていて、感染が多い状態の中で衛生意識がフランス人の中でも低い工事の人たちと、１日一緒とかハイリスク過ぎる本当に勘弁して欲しいです。窓を全開にしてマスクするしか対策のしようはないけれど、、、ここでコロナ感染したら帰国の計画が頓挫する今の気持ちとしては、フランスに好き好んで住まわれてる方には申し訳ないのですが、もう一生フランスには住みたくないです。毎回自分の意思と関係なく、フランスに住むはめになってしまって計7年もフランスで過ごしてしまったけれど、3回目は何がなんでも阻止します
14Apr
- フランス　春を感じる花のチーズ　Tomme aux fleurs
  この間フラリと立ち寄ったMonop'で、通販専門販売のチーズ屋さんles nouveaux fromagersさんのチーズがおいてあったので買ってみました。このお店は、ネット販売で月に約20€でチーズを4つ宅配でお届けするという契約体系のなかなか斬新な販売をしていて、流石チーズ大国のフランスならではな感じです興味があるひとはサイトをご覧下さい。La 1ère box de fromage - Les Nouveaux FromagersQuatre fromages d'exception par mois livrés chez vous, à partir de 19,90€, avec ou sans engagementlesnouveauxfromagers.frさて、今回買ったのは、好物のsaint-marcellin fermier といつか食べて見たかった、食べれる乾燥の花が周りについているtomme aux fleursです。Tommeは山のチーズで、色々な種類がありますが花がついていると春のチーズな感じで可愛いですさて、お味はというて、微かに花の風味があり、癖が全くないトムのちょっとしたアクセントになって美味しかったです生の花ではないのでそんなに主張はして来ないです。見た目が華やかなのでちょっとしたパーティとかにも重宝しそうなチーズでした🧀フランスのチーズ屋さんには基本的に常駐してあるチーズですが、日本ではあまり目にしないチーズの紹介でした。
11Apr
- フランス　London Pottery のティーポット
  後1ヶ月で帰国することになり、色々コロナ問題のせいで心残りはあるのですが、その中の一つがロンドン旅行です。イギリスはロンドンを含めて小さい頃何度か家族旅行で行った事があるのですが、フランス人の同僚の間でもこの20年で大分街の様子が変わって近代的な建物が増えたりしているし、パリから電車で近いし、英語圏だからコミュニケーションも安心だよと、かなりの人がロンドン推しでした（笑）が、もちろんロンドンに行く事は叶わず、、、でも、イギリスで買いたかったティーポットはお隣の国だし安く買えるかも？と思いネットで調べるとamazon で25ユーロくらいでLondon Potteryが買える事を知り、購入してみました。が、届いたものを手に取ったら想像以上に大きく、片手で持つのもなかなか厳しい重量でびっくりしました日本の主流なサイズはこの半分みたいですが、ヨーロッパではこの1リットル以上のサイズが主流みたいです。この大きさで問題なのは、ティーコージーが持っているものでは入らないということでしたでも、作りはしっかりしていて茶漉しが品質が高く、きっちりハマりますし、蓋もしっかり出来てその点はいい感じです。問題のティーコージーはしょうがないのでこのサイズに合うものをまたamazonで探したのですが、気にいるものがなくEstyでヨーロッパ内で手作りしているものを探したら、イギリス🇬🇧でwilliam Morrisの生地を使ってティーコージーを作っている方がいて、可愛いかったので購入してみました。送料が6€くらいかかりましたが、普通に封筒に入って10日くらいで届きました。やっぱりイギリスのメーカーのティーポットだからティーコービーもブリティッシュファブリックだといい感じです見てるだけでもイギリスな感じがして、テンションが上がります。今回購入したのはRuby Ginghamという手作り雑貨屋さんですが、品質もよく、手書きで「購入ありがとう。」というメッセージが書かれていて既製品にはない温かみがありました。ロンドンには残念ながら行けなかったですが、とりあえずフランスにいても欲しかったものは手に入ったので、ちょっと気分が晴れました。またいつか、世界が元に戻ったらロンドンを楽しみたいです
07Apr
- フランス語　フランスだと自己中な人がデフォルトなのであまり耳にしない　autocentré
  日本人がフランスでフランス人と接するとほとんどの人が「自己中」な人が多いなぁというイメージを受けると思いますが、この「自己中」という表現は、フランス人と一緒に仕事や生活をしていて、フランス人がどんなに人の悪口を愚痴っていても全く耳にしません。理由は、多分日本人が感じているフランス人の自己中の振る舞いは、フランス人にとっては自己中でもなんでもなく普通のことだからです(笑)その人の態度に対して、「そんな風に考えるべきではない、なぜなら～だから」という自分の考え方を主張した上での、相手への批判というのは多いのですが、最終的には人の考え方はそれぞれ違うものだから、色んな人が違う意見や態度をするのはのは当たり前だからしょうがないよね。。。みたいな空気になって批判が終わります(笑)この辺が個人主義のフランスと言った感じです。そもそも相手のことを考えてから発言したり、行動したりすることを美徳しておらず、基本的に自分が主役の人生を送っているフランス人は自分が中心な人生こそが幸せという価値観ですし。。。日本とは真逆の思考で生活しているので、日本人には超自己中に見えるのだと思いますが。。。日本が他人中心主義過ぎる気もするのですが。。。バランスって難しいですさて本題に戻ると、この「自己中」と言う言葉はフランス語ではautocentréまたはégocentriqueと表現します。（英語だとselfish, ｓelf-centeredになるようです。）とはいえ、普段の生活では耳にしないので、私も初めて聞いたのは、最初のロックダウンをしたときに夜のメロドラマを見ている時でした。ドラマの場面としては、お婆ちゃんと孫が喧嘩をしている時に、孫がお婆ちゃんの犯罪レベルの行いをしていたと知って激怒したときに使っていました。フランスでは犯罪レベルの自己中な行動にしか、公でautocentréやégocentriqueは使わないみたいです(笑)　日本では、ちょっとしたことでも自己中と言う言葉を使って相手を批判しますが重みが違うのでフランスでは安易には使ってはいけないというのが、個人的な見解です。次のこの言葉を聞いたのは、サイコパスの連続殺人犯を追う刑事ものでした。昔会社でフランス人が日本のうちの会社に駐在をしていたときに、そのフランス人と日本人の同僚が何か方針の違いで口論になってしまい、日本人があまりのフランス人の自己中さに怒って、「Selfish」と言って批判したところ、フランス人が物凄く怒っていたのが記憶に懐かしいです。そのフランス人はあくまでも意見の一つであって、自己中なんかではないと反論していましたが。。。文化の違いは言葉の壁よりも厚いと感じた出来事でした言葉を純粋に覚えても、重みや使いどころが文化を知っていないと大変なことになるので今日は日本人がフランス人に抱くイメージトップ3に入るであろう「自己中」という表現を紹介してみました。言語習得の難しいところです。。。
05Apr
- フランス　Alain Ducasse イースターの卵チョコ
  今日はイースターでフランスは祝日です近所のパン屋さんのショーウィンドウも可愛くなるこの時期は歩いているだけで楽しいです。パリは他の地方よりも早めにロックダウンはしたものの、今回のロックダウンはかなりゆるく、チョコレート屋さんが開いているので、今年は旅行や帰省出来ない分、チョコレートでも食べて癒されようとするフランス人が多いらしく、チョコレート屋さんは今までになく売り上げが上がっているとニュースでやっていました。ということで私も今年はスーパーではなくチョコレート屋さんでイースターのチョコを購入しました。1週間くらい前に買いに行ったのですが、平日なのに結構混んでいたので、先週は凄い人だったろうなぁと思いますさて今回購入したのはずっと食べて見たかった、タマゴパックに入っている、本格卵チョコレートで、Alain Ducasseのショコラティエで購入しました。蓋を開けるとこんな感じで、ホンモノの殻付きチョコレートですなので大きさは本物の🥚と同じなので一個が結構大きめです。そして食べるために、卵の殻を割る必要があります。結構割るのが大変で、スーパーで売ってるようなアルミの包みの方がいいかもと思いつつ、頑張って殻を剥きました。中身はこんな感じで、チョコレートクリームとホイップの間みたいな物が入っていました。味はさすが高級チョコレート屋さんで買ったので甘すぎず、上品な味で、この大きさでもペロリと食べれてしまいます。チョコレートが結構ビターでした。チョコレートに合わせた飲みものは、パレデテの期間限定（？）のイースターティーです。チョコレートとスペキュロスフレーバーのルイボスティーです。味はなかなかパンチが効いていて、癖があるので好みが分かれるとは思いましたが、普通のルイボスティーに飽きてきていたので私はちょうど良かったです。帰国まで後1ヶ月くらいになり、慌ただしい日々が続いていて少しお疲れ気味でしたが、今日はチョコレートを食べながらゆっくり過ごしたいと思います。
02Apr
- フランス　1時間かかって選んだLescaの眼鏡
  コロナ対策で去年からコンタクトレンズをやめて、眼鏡をかけるようになったのですが、去年の夏に実施した、健康診断で眼鏡が微妙にあっていないことを指摘されていて先月やっと眼科に行って処方箋を貰い、眼鏡をアップデートをしましたフランスは基本的に眼科に行って処方箋を貰わないと眼鏡が作れないので、なんとなく腰が重かったのですが、近くに比較的新しい眼科医院があったので、空いている時間に行ってきました。担当してくれた眼科の女医さんはラテンの言葉を話す国から移民で来ている先生だったのでなかなかフランス語の聞き取りに苦労はしましたが、対応はフレンドリーで、診察も手で目に触れたりとかはされずに安心しました。ラテン系の言葉を話す国の人にとってはフランス語は親戚の言語なので比較的簡単にフランス語を習得できるのだと思いますが、単語や分方が似ている分、発音やイントネーションが違うままなのに話すのが早いので、なかなか集中力を求められました。こういう人と話すと私もフランス語はまだまだだなぁとつくづく思いますさて、処方箋が手に入ったので眼鏡屋さんに行ったのですが、このコロナ禍の中、眼鏡を試しかけさせてくれるか心配ではあったのですが、対応は眼鏡屋さんによってまちまちらしく、最初に入った大手の眼鏡屋さんでは、自由にかけていいけど、かけたら消毒するから元に戻さないでのと言われました。いちいち消毒しているのはコロナ対策としてはいいけれど、消毒することを考えるとなんとなく、片っ端からかけてみれないので、2，3個試して、店を去り、商店街の小さな眼鏡屋さんに移動しました。小さな眼鏡屋さんではあったんですが、フランスの手製の眼鏡やブランドの眼鏡をおいているお店で、店員さんに眼鏡を探していると言ったら、「あなたの鼻だと、合う眼鏡が限られるから、私の方で鼻が小さ目な眼鏡をピックアップしてみるから、ちょっと待ってて。」と言われて、計30個くらいピックアップしてかけさせてくれました。多分かけたものをいちいち消毒等はしないタイプのお店なんだと思いますコロナ対策としては×だけれど、気兼ねなくかけれれるの試すのに気が楽でしたさて、色々試したのですが、店員さんが言うように、だいたいの眼鏡は鼻当てが眼鏡と一体型のものがフランスでは主流なので、ピックアップしてくれても私の小さな鼻に全くかからないという眼鏡もいくつかありました。後は、眼鏡の横幅がなんとなく少し窮屈なものもありと言う感じでかなり眼鏡選びは難航しました。改めて、アジア人の顔は幅が広くて、鼻が小さいという現実を突きつけられました(笑)結局1時間くらい店員さんに付き合って貰って選んだのは1番最初に店員さんが持ってきてくれたＬｕｓｃａの眼鏡でした。決めては見た目もですが、やっぱりかけ心地が良かったです。実は20年前、フランスで小学生の頃初めて眼鏡を作った時も確か、店員さんが1番最初に持ってきてくれた眼鏡だった記憶があります。この辺りのセンスは流石フランス人、20年前と変わらずです。Lescaの眼鏡というと知っている人は、なかなか斬新な形のものを選んだと思われるかもしれませんが、モデルはP42のべっ甲なので、今風のちょっとレトロな感じだけれど行き過ぎずと言う感じで、どんな服にも合います。Lescaの眼鏡を知らない人には簡単に説明しますが、フランスのジュラ地方で昔から手で眼鏡を作っている有名な眼鏡フレームの職人メーカーです。なんといっても、有名な建築家コルビジェがデザインした、La　CORBSというモデルが有名です。このモデルはこのお店にもおいてあったのですが、普通の顔の日本人にはなかなか難易度が高い、フレーム厚めの丸い眼鏡でした。フランスでは普通にこういう眼鏡かけている人を見かけるのですが、日本だと芸能人とか、芸術家とかのイメージがある眼鏡です。興味がある人はリンクで見てみてください。Lesca Lunetier - Createurs de Lunettesこのメーカ以外にも、フランスフランソワピントンもおいてありましたが、店員さんのピックアップには引っかからなかったですこのメーカはケネディー夫人やグレースケリーなど超有名人が愛用していたことで有名な老舗の眼鏡屋さんです。Maison François Pinton depuis 1953 (francoispinton.com)さて、かけはじめてから1週間、やっぱり微妙にずれ落ちて着たりと、わかってはいたけれど、調整以上の補填が必要で、とりあえず今は追加で鼻パッドシールを貼り、ずれるのを防止するゴムの滑り止めをつけてることにしました。今までZoffの軽量スマートモデルに慣れていたので、なかなか重さも感じますが、視力は合っているので、日本に帰国するまではこれで頑張ろうと思います。フランスでは眼鏡を作るのは2年に一度、保険の範囲内であれば、無料で眼鏡を作れるので年齢を問わずみんな流行りの眼鏡をかけていて、私が5年前に作った眼鏡が若干浮いていたので、とりあえずはこれで残りわずかですが、フランス社会に馴染もうと思いますやっぱり日本人には日本の顔に合った眼鏡が一番だと思う眼鏡選びでした
28Mar
- フランス　ハワイアンな丼ぶりが有名なPOKAWA
  ブログを休んでいた間ちょうど雛祭りだったので、なんとなくちらし寿司っぽいものが食べたくなり、去年の秋ごろ出来たPOKAWAでテイクアウトをしてみました。パリにも数店舗お店があり、レストランがコロナのせいで閉まってしまった後もテイクアウトで商売繁盛しているというニュースでも取り上げれていたお店です。基本はネットで注文、支払いをして、指定した時間に注文を取りに行くという感じなのですが、人気なので12時過ぎるとUBERの宅配のお兄さんたちがわらわら周りにいるので、そうなる前にと思って開店の11時30分に取りに行ってみました。店内はハワイアン調で可愛いのでお店で食べれたら良かったのとは思ったのですが、とりあえず注文書を見せて取りに来たことをお姉さんに伝えたら、まだ作っていないからもう一度来て欲しいと言われてしまいました(笑)時間指定の意味ない感じがいかにもフランスですが、もう流石にこういう事態も慣れているので、笑顔でじゃあ10分後にまた来るねと言えたのが人間として成長したなぁと思う今日この頃です。さて、11時45分頃にはもうすでにUBERのお兄さんが2名くらい店の前にいましたが、注文したものはちゃんと出来ていました。これがこのお店で有名なHAWAINチラシです。サーモンで頼んだはずなのですが、何故かマグロになってました。が、もう最早文句を言いにいく体力はなく諦めましたなかなか日本ではない感じの具材が乗っているのが面白いです(笑)ちなみに、ちらし寿司にかけるソースは選べるのですが、今回はリストの1番上にあったTROPICALにしてみました。お味はというと、ちらし寿司というか、ハワイアン風のライスサラダと言った感じでした。私は結構好きですが、好みが分かれるとこですかね。フルーツをお肉や長お魚のソースに入れるのが当たり前なフランス人にはうける味なんだと思います。リストの2つ目に醤油ベースのソースがあったので、それであれば多分普通に美味しいと思います。ブランチのセットで頼んだので、アボカドトーストもついていたのですがそれは普通に美味しかったです。フランスでハワイアンってなかなか珍しいですが、お値段も手ごろで、いつもと違ったテイストのものを食べてこの日は少しリフレッシュ出来ました。が、もちろん店員の態度やサービスクオリティーはフレンチな感じでした。フランス人に時間指定の引き取りとかのサービスがまともに出来るとは思っていなかったのでやっぱりと言った感じでした(笑)まぁ、多分時間内に出来てなくても目安だし、クレームをするフランス人もいないんだと思いますが。。。今日は今パリで人気のHAWAIN　BOWLのお店の紹介でした。
27Mar
- リブログ記事フランス　季節外れの手作りGalettes des Rois
  仕事と帰国の準備が始まり忙しくしていたのですが、仕事が落ち着き、帰国の日程が大体決まったので今日は1か月ぶりくらいに趣味のお菓子作りをしました。1月にGalettes des Roisの手作りキットを買ったことはブログで触れたのですが、忙しくが2月になっても作れず、結局こんな時期になってしまいました人生で初めて1回で使う400g以上のバターに恐怖を覚えつつもパイ生地とアモードクリームを作り、焼く前はこんな感じで出来上がりました。パイ生地は当たり前ですが織り込み式だったので、バターが完全に溶けないようにするのに苦労しました。私は手が温かい方なので、触っているとすぐにバターが解け始めてしまい。。。パイ生地作りは寒い日に作った方が簡単だった気がします。とはいえ、なんとか形にはなったので、180度で30分焼いて出来上がりましたちゃんとパイ生地が膨らみました。卵の黄身を塗ったので、表面も比較的綺麗に焼き上がりました。ちなみに横から見るとこんな感じで、焼く前は5㎜くらいだった生地が3倍になりました(笑)食べて見るとパイ生地はサクサクで、ちゃんと紙状になっていてちょっと感動でした味はその辺の普通のパン屋さんと同じレベルくらいで出来て大満足でした今回一から作って見て思ったことは、案外パイ生地は作るのが簡単でした。もちろん、バターが完全に溶けてしまわないように厳重の注意を払いましたが、それさえ抑えれてしまえれば比較的誰でも作れるものだと思いました。正直既製品よりもいいバターで作れば高級な味がするので、手で作る価値はそれなりにあると思います。が、日本で作るかという、バターの値段がフランスよりも高いので手で作るにはちょっと失敗したときに痛手が大きいので、作らないと思いますが。。。そして、作ったとしても寒い冬でしか作れないとも思いますが。。。でもいつかパイ生地は既製品を買うとして、中のアーモンドクリームのレシピだけ忘備録として残しておきます。Galettes des Roisのチョコチップ入りアーモンドクリーム（6人前）材料：アーモンドプードル100ｇバター100g 卵100g 粉砂糖100g チョコチップ　60g作り方：バターは少し常温に置いた後、混ぜて固めのクリームにする。（混ぜるのに少し力がいるくらいが目安。）１にアーモンドプードルと粉砂糖を入れて混ざる均一に混ざったら、卵を投入して混ぜる。最後にチョコチップを入れて出来上がり。パイ生地に置くまでは冷蔵庫で冷やしておきます。パイ生地に置くときには、絞り袋を使う必要があるのでゆるいとクリームがもたないので上手く出来ないです。とりあえず、MONOPRIXのキットは私みたいなド素人でもGalettes des Roisが作れるというレポートでした(笑)
18Feb
- フランス　私の言語切り替えスイッチの調子が悪い
  先月から、仕事の方でプロジェクトの火消しをしている関係で、フランス人だけではなく、インド人やイギリス人との会議も多く、フランス語で話した後、英語で話し、またフランス語で話すという切り替えをしていたのですが、帰国の準備がが始まり、日本のHRや元部署の上司や同僚と今週は話すことが増え、1日の中で、フランス語→英語→日本語→英語→フランス語→日本語→フランス語みたいな脳の言語スイッチの切り替えが多く。。。上手く切り替わらないし、昨日は疲れてしまい、ブログも途中で書いてもなんとなくまとまらず放置してしまいましたフランス語と英語で切り替える分にはそんなに負担がなかったのですが、何故か母国語で1番得意なはずの日本語の切り替えが頻発することでストレスが。。。(笑)とはいえ、普段の生活は基本的にフランス語で、日本語は時々ラインで家族や親友とメッセージをやりとりするくらいで、毎日日本語を話すという日常ではなくってしまって早1年半。。。最近毎日のように日本人と話していて、私の日本語の発音がなんか微妙になり始めているという気づきも自分であるのですが、もっと大きな問題は日本語で話した後、英語で話すと、何故かフランス語が自然と出てしまうという英語で話すときにも支障が出るという事態に。。。今まであまり気にしていなかったけれど、私の脳の切り替えスイッチはもしかしたら、自転車と同じで段階式なのかもしれないです。日本語から英語に切り替えるときに、必ずまず無意識にフランス語に切り替え、そこから英語にスイッチしている気がします。そしてこのスイッチ切り替えが頻繁に短いスパンで発生すると、英語のスイッチが上手く切り替わらず、フランス語のスイッチのままになっている気がします。ただ、そもそも私の英語は、日本に帰国してから覚えた英語で別に英語圏で学んだものではないので、大したことはなくTOEICで言うと800点くらいです日本語やフランス語と違って、集中しないと聞き取りも自然に出来ないので、英語を使っている時は集中力が必要でになり、かなり体力を消耗するのでフランス人と同じで体が拒否しているのかもしれないですが(笑)そして、20年くらい使っていなかったフランス語スイッチは脳の中でほぼ退化していたけれど、渡仏して普通に使うことで、スイッチが復活し、今まで日本語⇔英語に切り替えしかなかったのが、今では日本語⇔フランス語⇔英語という段階が増えた形になっていて、慣れないので上手く頭の中でスイッチの切り替えが出来ないというのが私の考察です。別のイメージで言うと、「日本語の土」と「フランス語の土」というのは自然と小さいころ頭の中に用意されて一生消えることはなく、その言語を使うとこの土から木やら花やらが育っている状態でその言語は強化されます。が、私の場合英語は、「フランス語の土」で育ってしまった英語の植物で、確かに「日本語の土」よりは適応しそうですが、決してフランス語ほどは植物は育たないそして私の頭の中の、日本語の土の上に生えていた植物が枯れ始めているのかもしれません。。(笑)本当にそろそろ帰国しないとまずいです。きっと完全なトリリンガルで、英語がネイティブであれば発生しない問題なんだと思いますが。。。頭の中の、英語の土が欲しい。。。
16Feb
- フランス語　アーチチョークは恋多き野菜？　Avoir un cœur d’artichaut
  昨日は久しぶりに、料理はせず、お惣菜屋さんの出来合いのもで済ませたのですが、久しぶりにお気に入りのお惣菜屋さんに行ったら、artichaut（アーチチョーク）が売っていたので、買ってみました日本ではなかなか見ない野菜ですが、フランスでは手に入りやすいので自分で調理すればいいのですが、、、正直食べる所が、ガクの根元の所と中心部の一部しかなかく、ほとんどが捨てる部分なので何となく調理する気が失せる野菜ですが、ガクを一枚ずつ取って、ちまちま食べるのさえ面倒だなぁと思わなければ、味は結構美味しくて好きです今みたいに家にいてゆっくりご飯を食べるしかない状況には最適な野菜だとは思います。さて本題ですが、フランス人は恋愛の話をしていると、時々Avoir un cœur d’artichautという表現をします。日本語で直訳をすると、「アーチチョークの心を持っている」となるのですが、最初聞いたとき、どういう意味？？と思いました。調べると、「恋に簡単に落ちてしまう」という恋愛体質の惚れっぽい人のことでしたアーチチョークを食べたことがない人は勿論、私みたいに何度か食べた事があっても、なかなか想像しにくいのですが、この表現はアーチチョークの最大の特徴である、ガクを一枚づつ取って食べる様子が、自分の愛をアーチチョークのガクのようにたくさんの人に送るというイメージと重なるからだそうです。ちなみに、19世紀には以下のようなことわざもありました。« cœur d’artichaut, une feuille pour tout le monde. »（アーチチョークの心は、全員に一枚づつ）ということで、アーチチョークは恋多き人をイメージするバレンタインにぴったりな野菜ということでお惣菜屋さんでも売っていたようです（笑)個人的には惚れっぽい人の恋愛はあんまり長続きしないイメージがあるので、アーチチョークが恋愛の縁起物的な野菜かは不明ですが、恋愛体質の人はいつも恋していて幸せそうなので、それはそれで、私みたいにあんまり好きな人が出来ない人には羨ましい体質です