去年は海外に行けなかったので、今年は有給をとって香港・マカオ旅行に行ってきた。マカオはポルトガルの植民地で1999年に中国に返還された。しかし、中国の一部ではあるが、法律は大陸法のポルトガル法が適用されており、ポルトガル語も一部で使用されている。人口は65万人で、面積は東京都板橋区よりも小さいが、世界中から観光客を集める。マカオは「東洋のラスベガス」といわれ、カジノが有名であるが、売上でみるとラスベガスの4倍の規模で世界最大のカジノの都市であり、ラスベガスこそ「西洋のマカオ」である - ちなみに日本の代表的なギャンブルのパチンコはそのマカオの10倍近い売り上げであり、日本は世界最大のギャンブル国家だ。ここまでカジノを育てたのはスタンレー・ホーである。下記の写真にも載せたがランドマーク的な「グランド・リスボア」のオーナーでもあり、マカオの収入の3分の1を稼ぎ、世界の長者番付にも登場する大富豪である。2002年にカジノ経営権の国際経営権が入札され、さらに巨大なカジノ施設が建設されるようになったために以前よりも影響力は低下しているが、その存在感は依然として絶大である。カジノ以外にもマカオは世界遺産が密集しており、観光も楽しめる。
有名なセナド広場
マカオの人気を牽引してきた「ザ・ベネチアン・マカオ」の内部写真。世界最大のカジノであり、写真はショッピングモールの箇所。ショップが350店舗もあり買い物も楽しめる。
宿泊したのはこちらのギャラクシー・マカオに入っているJWマリオット。この施設内にホテルだけでも6つ入っており、ショップ・カジノ・レストランなどを楽しめる複合施設である。面積は東京ドーム13個分ほどの巨大施設で、この中だけで十分に楽しめる。
ギャラクシー・マカオなどがあるのがコタイ地区という開発中の地区で、凄まじい勢いで開発されているので、おそらく2~3年後にいったらさらに都市は変貌しているだろう。こちらの写真は記述のスタンレー・ホーの「グランド・リスボア」である。マカオの中心部であるが、いかんせんちょっと古いが、オールド・マカオを楽しむのであればコタイ地区よりこの界隈にホテルをとるといいだろう。
マカオからフェリーで1時間移動するとあるのが香港。1997年に英国から返還された都市国家で、50年間は英国植民地時代の社会政治制度が維持されるので、表現の自由なども保障されている。マカオもそうだが、香港も標準語ではなく広東語が話される。
人口密度が非常に高いので高層マンションが多い。マンションは1~2億程度するものが多いので、庶民には暮らしにくい都市だろう。地震がないので細いマンションが多いが、何とも暮らすのが大変そうである。
香港はネオンが非常にユニークな都市景観を形成している。香港は気温が高いので基本的に午前中は活動しないでお店などもお昼から開くのだが、その分、夜は遅くまで活動している。香港は夜楽しむ街である。
ヴィクトリアピークからの夜景。100万ドルの夜景である。一生に一度は観たい夜景ではあるが、いかんせん観光シーズンは大混雑で、行くのが大変。1000円もかからないので麓からタクシーがいいと思う。ただ帰りは観光シーズンだとタクシーでも30~60分待ち。
写真の配列に脈絡がなくて申し訳ないが、こちらはティンハウ廟。宋の時代に中国・福建省に実在した巫女で、特殊な能力で様々な奇跡を起こし、天気を予測するので多くの漁民を守ったとか。その後、諸説あるものの、彼女は仙人に誘われて神になったそうです。宋の時代以降、海の交易が盛んになることで、彼女を祀る廟が増え、現在でも信仰されているそうです。写真NGだったため撮っていないが、天井に円形の線香が多数かけてあり、なかなかエキゾチックな雰囲気がある廟である。
定番の観光地であるが、アベニュー・オブ・スターズ。香港を代表する映画スターの銅像や手形が展示してある。写真は、伝説的な俳優のブルースリーである。残念ながら工事中であるが、本来であれば像は摩天楼を背景に配置されている。
香港のSOHOエリア。こちらは非常に洗練されたエリアで散策にオススメ。映画「恋する惑星」で一躍有名になった長いエスカレーターの他、洒落たカフェやら画廊やらが点在している。夜はバーエリアには観光客が押し寄せている。このエリアのオススメのお店は「インソムニア」。10時からバンド演奏があり、ミュージックシャージ無しで生バンドが楽しめる。しかも、かなりうまい。客層は欧米人が多く国際都市の雰囲気が漂っている。
正直、香港にいった友達の話をきくと、1~2日もいれば十分、やることがなくてつまらない、という声が多かったのだが、個人的には非常に楽しめた。交通機関も発達しているので街歩きには良い感じ。東京から4時間半で着くし、2~3日で散策できるぐらいのちょうど良い大きさで、マカオにも1時間。社会人の旅行先としてはもってこいだと思う - 上海より英語も通じるし。個人的には非常にオススメな旅行先。