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今シーズン1回だけの〈アマデウス〉。
サリエリの語りでぐんぐん引っ張っていくストーリーがパワフル。天上の音楽…とサリエリが魂を震わせているかと思うと皇帝が欠伸していたりして、素晴らしい芸術がオールマイティではないところが興味深い。
モーツァルトの場合、人間的成熟度とか生活態度とか、つまずく要素が多すぎるけど、悲惨な一生で気の毒。(そこでまた〈モーツァルト!〉を思い出し、あの父親!
と怒りを新たにする次第。)
155分の2幕ものを、風たちがいるにしてもほぼ3人、しかも半分はサリエリだからムン・ユガン見放題で満足。(演じる側はお疲れ様です。)
マッコン挨拶でセクシーサリエリと紹介されていた。長身で渋カッコ良いのだけど、ニヤッとするとアヒルちゃん的可愛さがたまらない。
熱演で感情が迸る。それも良いのだが、感情大放出じゃなくて、節制されているが故に凄みが増す感じを要求したら欲ばりすぎだろうか。
スタンチェは思った通り。ハスキーボイスがはすっぱな雰囲気を醸し出してすごく良い。基本彼女が好きだから?
本日もキャスト変更されてしまった回。元通りなら〈ドリアングレイ〉トリオだった…。ちょっと惜しい。
だけどチェ・ジョンウ見れたのは大歓迎である。演劇オンリーの俳優さんにしてはよく会う気がする。〈パンヤ〉に出ていたからだろうか。
23/25年の映像で極力言葉を確認して行ったから、現場で処理しなきゃいけない情報量が少なくなって、楽しむ余地が増えた気がする。感応力が低いから語彙でも増やすしか…。






