2024年2月あたりに終わる作品 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
想像と創造だらけの翻訳
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

キャスト写真整理をかねて、公演スケジュールをまとめてみる。黒字はインターパーク、もしくはYes24からのあらすじです。

 

ネイチャー・オブ・フォゲティング

(演劇 75分)

12/1〜1/28 アートワンシアター 2館

ダイナミックで繊細な動きと豊かな旋律で伝える美しい人生の旅!

 「この劇は単純に早期認知症についての話ではありません。人間と人生の柔弱さについての話であり、記憶が消えた瞬間にも永遠に残る「何か」についての話です。 胸が熱くなり、暖かくなる公演です。」

- 演出ギヨームフィジー(Guillaume Pigé)

 

「散らばる記憶の中に永遠に残る何か」

55歳の誕生日、ポケットの中に赤いネクタイがある紺色のジャケットを着ろと言った娘の言葉を覚えていないまま、一面赤色という言葉に包まれた「トム」は、どこかから聞こえてくる『ジャケット』という声に惹かれ、思わず着た制服ジャケットは彼を美しくも辛かった、燦爛たる瞬間へと導く···

 

歌うまな俳優さんたちが歌わないどころか喋りもせず、緊張感あふれる舞台を繰り広げるそう。木曜マチネのある貴重な作品。チョン・ソンウ君は並みの俳優じゃないので逃さないようにしている。

 

 

リジン:光の女性 (90分)

11/14〜2/4 忠武アートセンターBlack

突然両親を失ったリジンは、フランス人修道女エステルの助けで掌楽院の女楽になる。彼女からフランス語を学び、朝鮮を越えて世界を夢見たリジンは、エステル修道女に会うために訪れた聖堂で偶然フランス公使コランに会う。彼が踊る自由な西洋ダンスに心が動揺したリジンは、思わず一緒に踊る。踊りながら親しくなったリジンとコラン。リジンは自分が生きている現実とは違う西洋に憧れ、新しい人生を夢見る。

 

一方、一緒にフランス語を学んだ通訳官一家出身のビョン·ウジンはますますリジンを恋慕して結婚まで考えるようになるが、コランの登場で恋慕が執着に変わっていく。

 

現実から抜け出そうとするリジンと自分たちだけの方法で彼女を助けようとするコランとウジン。朝鮮の現実は彼らをより危険で困難な状況にしていく···

 

初演の創作ミュージカル。〈バンジージャンプする〉〈ルドウィク〉〈ワイルドグレイ〉〈燃ゆる暗闇にて〉と怪演を見守ってきたチョン・ジェファン君の次回作ということで興味津々…ではあるのだが、なにせ初演なのでまだまだ改良の余地があるかもしれない。

 

 

スモーク (110分)

11/15〜2/4 リンクアートセンター(バクスホール)

「海は本当に不思議ですね。どうして、どんなに寒くても凍らないんですか? 川は寒いと凍ってしまいますが···」

 

「限りなく広くて深いですから···果てしない命が出てくるのではないでしょうか? 絶対凍ったり止んだりしません。」 

 

海に向かう夢に満ちた海(ヘ)は、悪いと知りながら超(チョ)と共に紅(ホン)を拉致する。


しかし、海(ヘ)は超が身代金を得るため電報を打ちに出た間に咳で苦しむ紅(ホン)の縄を解き、彼女は海(ヘ)に近づく。 「私が···分からない? 」

 

閉じ込められた空間の二人の男と一人の女。 彼らは果たしてどんな秘密を持っているのか。

 

11月24日に招集解除のパク・チュニ君の復帰作で初舞台は12月16日。スピーディー!〈ムーンストーリー〉で、男の子から魅力的な女性まで様々な姿を演じたチャン・ボラムさんにも期待している。とは言え魅力的な俳優が顔をそろえているので、誰も彼も観たい。


来年1月の日本版と見比べるのも楽しいかも。韓国版は激しい応酬であってもあくまで歌声は美しかった…。

 

 

マリーキュリー (150分)

11/24〜2/18 ホンイク大学 大学路アートセンター

死を控えたマリーは人生を振り返る。1891年、ソルボンヌ大学入学のためにフランスに向かっていたマリーは列車の中で、同じくポーランド出身のアンヌに出会う。 2人は親友となり、互いに頼り合いながら疲れたパリ生活に耐えていく。

 

1898年、新しい元素ラジウムを発見したマリーは、夫ピエールとノーベル賞を共同受賞し、アンヌもマリーの紹介でラメ時計工場に就職する。さらにマリーはラジウムの医学的可能性に注目し、多くの不治の病患者を生かすために力を注ぐ。 

 

一方、アンヌが働くラジウム時計工場で職人たちの不明な死が続き、アンヌは会社が解剖記録を操作しラジウムの危害性を隠蔽した事実を突き止める。

 

ラジウムの光と闇、二つの顔に向き合うようになったマリー。 彼女の選択は果たして?

 

衛星劇場で放映されたのは初演版。こちらはコロナ中に無料配信された再演版に近いか、同じかと思われる。こちらも気になる俳優さんがたくさん!

 

 

COME FROM AWAY (130分)

11/28〜2/18 BBCH

2001年9月11日。全世界が混乱と絶望に陥ったその時、アメリカに向かっていた38機の飛行機がカナダの小さな都市ガンダーに不時着する。乗客たちは成り行きも知らず不安に震えて、飛行機の中は正体の分からない噂ばかりが駆け巡る。

 

そして、ガンダーの住民たちは混乱に陥いる間もなく、ある日突然、自分たちの人口と同じくらい多くの異邦人を迎えなければならない状況に直面する。

 

なかなか素晴らしい役者さんを揃えているが、全員が1人10役前後をこなすそう。人格の入れ替わりがあわただしいので、若干知識がある方が見やすいらしい。来年3月には日本でも上演されるとのこと。

 

 

エレファントソング (演劇 90分)

11/17〜2/25 Yes24ステージ 3館

「真実はすぐにわかります」

カナダのブロークビルにある病院。クリスマスイブを翌日に控え、医師のローレンスが突然姿を消してしまう。唯一の手がかりは、彼が最後に会った患者マイケルの証言だけ。病院長グリーンバーグは行方の手がかりを探すためにマイケルに会うが、マイケルは看護師ピーターソンを警戒しながら訳の分からない象の話を並べるだけ···

 

傷ついた少年が吐き出す象の話、そしてそれが隠している重要な真実の一つ。緻密に交錯する3人の対話が指す真実は一体何だろうか。

 

昨年5月に日本でも上演されたが、必ず2回以上観なければいけない作品。最後まで分かってからもう一度見ると、マイケルの表情、しぐさ、言葉すべてが意味を持って雄弁に語り出すのが圧巻だ。しかも癖のあるマイケルが5人も!前述のようにチョン・ソンウ君、そして次男とマンネ中心に見ると思うが、トータル何回見ることになるか?

 

 

Daddy long legs (135分)

12/5〜2/25 ドリームアートセンター 1館

余りにも有名なので、あらすじはカット。今回は落ち着いた顔ぶれのキャスティングという印象。キム・リョウォンさんは2月11日から日本で〈愛の不時着〉に出演なので早ぬけするんだろうか?ソウルと釜山の掛け持ちは良く聞くけど、まさかソウルと東京の掛け持ち、する?? 早めに見ておくべきと今気づいて良かった。

 

 

アガサ (135分)

12/7〜3/3 リンクアートセンター(ペイコホール)

1926年12月3日、「アガサ·クリスティ」がティータイム後に突然失踪する。それから27年後の1953年、スランプに陥った天才作家「レイモンド·アシュトン」が繰り返される悪夢の糸口である自分の記憶を探そうとアガサ失踪事件を再び追跡し始めるが…..

アガサがハイドロホテルで会ったミステリーな男「ロイ」

そしてすべての記憶を失った「アガサクリスティ」

アガサ失踪の11日間、彼女に何が起こったのだろうか。

 

中継で興味深く観た作品。ミステリアスな物語で分からない部分も多かったので、今度はしっかり予習していこうと思う。ただし今年はだいぶ変更があったらしい。

 

 

銀河鉄道の夜 (100分)

12/20〜3/3 Yes24ステージ1館

語ると長くなるので以前の紹介記事を↑。キャストが2名追加されたが、オリジナルメンバーはそのまま。ううう、ありがとう泣くうさぎ

今年は少し広いYesの1館に場所を移した。多少舞台セットが変わるんだろうか。来週始まる!楽しみだ!

 

 

12/14~2/24 レベッカ LGアートセンター

11/18〜2/25 モンテクリスト 忠武アートセンター

12/19〜2/25 イルテノーレ 芸術の殿堂 CJ

12/6〜3/3 ドラキュラ シャルロッテ

この辺は説明は要らないと思うので割愛!

 

11/30~2/18 ストーリーオブマイライフ 斗山

11/11~2/25 レント COEXアーティウム

12/5~2/25 忽然とした男 TOM1館

12/5~3/3 ザ・デビル ユニプレックス1館

この辺は観る予定無いので割愛! 以上!