春の作品(3月、4月) | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
全ては自分の予習復習のため
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

既に4月に向けたチケティングが始まっていて、頭の中がぐちゃぐちゃ気味である。


先が長いからと後回しにすると人気沸騰で終盤はチケット難だったり、見てみたら盛大にリピしたい作品なのにもうマッコン間近、もしくはお目当ての俳優が早抜けショック!なんてこともあり、どのタイミングに何をぶち込んだら良いものか。どんなに枠を作っても足りなくなるのは何故だ?悲しい


自らに向けて言いたい。


取捨選択せい!


4月から5月に終わる作品でチェックしているのは以下の9作品、プラス〈レッドブック〉。


【(評点) 上演期間 (上演時間) 上演場所】


 シルビア, 生きる

【(9.9) 2/11~4/11 (120分) TOM2館


初演と同時に第7回韓国ミュージカルアワード大賞候補にノミネートされた創作ミュージカル〈シルビア、生きる〉。

初演当時、率直で密度の高い演出方式と熾烈な演技、そしてこれにふさわしい多彩な音楽で好評を博したミュージカル〈シルビア、生きる〉が2023年春、再び観客に会う。


(あらすじ)

10年に一度自殺を試みる天才詩人シルビア·プラス。彼女は詩人として認められる人生を生きようとするが、誰かの妻、娘、母親の役割を求められ、まるで「ベルジャー」(小さなガラスの瓶)の中に閉じ込められていると感じる。汽車旅行のような彼女の旅程には、いつしか現れた妙齢の女性ビクトリアが寄り添う。シルビアの汽車旅行は続くのか。


〈ハデスタウン〉〈ブロンテ〉〈イフゼン〉で見て、次は〈シックス〉に出演が決まっている今注目のイ・アルムソリが前シーズンに出ていたのだけど、今回はいなくて残念。


めちゃくちゃ評判が良いので一度は見ようと思うが、チケットが売れていない謎。



 ラフマニノフ

【(2020年 9.5) 4/14/22 (90) 劇場龍】


優れたピアノの実力と作曲でロシア音楽界の期待を一身に受けていた若い音楽家ラフマニノフ。彼は若くして自分の交響曲第1番を発表する。しかし演奏会は失敗に終わり、その後ラフマニノフは人々の目を避けて隠遁生活を送る。一方、精神医学者ニコライ·ダール博士は弟の治療を依頼する手紙を受け取るが、その対象はラフマニノフ!ダール博士はラフマニノフの心を探り、彼を苦しめるトラウマを探そうとする。


毎度おなじみの〈ラフ〉だが、パク・ユドクさんのピアノが聴きたいので、見たことのないビョングン先生とのペアで1回見る。



 ミッドナイト

【(9.8) 1/314/23 (90) プラスシアター】


ミステリーな客。

そして明らかになる衝撃的な秘密! 

毎晩、人々がどこかに連れて行かれ、知らないうちに消える恐怖時代。愛と信頼でお互いを慰め合い、困難な時代を耐え抜くある夫婦のもとに1231日夜の深夜12時直前、「バン!バン!」と激しくドアを叩く音と共に不吉な「客(ビジター)」が訪ねてくる。二人の恥辱の秘密を一つずつ明らかにし、夫婦を恐怖と軽蔑に震え上がらせる「ビジター」。 耐え難い真実に苦しむ夫婦に「ビジター」は自身の正体を明らかにし最後の選択を強要する。果たして「ビジター」は誰で、この夫婦はどんな選択をすることになるのか。


何となくダークなイメージがあってこれまで避けてきたけど、とにかく面白いと聞いて興味が湧いた。評価も高いし。



 星の王子さま

【(2021年 9.7) 3/44/23 (80) 忠武ブラック】


砂漠に不時着した「私」は、砂漠の真ん中で神秘的な少年「星の王子さま」に出会う。昔々、家より少し大きいほどの星に一人の王子さまが住んでいて、その子には友達が必要だった。「本当に大切なものは目に見えません。」少年は「私」に心で見てこそ見られる大切なものが何かを教える。そして大人になってしまった「私」にはもう一度別れが訪れる。夕焼けの小惑星B612号とトゲが4つ付いたバラの花、不思議な大人たちの星と蛇、砂漠で出会ったキツネ。手なずけることと別れること.. 砂漠に隠されたオアシスのような物語。この物語は、かつて子供だったあなたのための物語だ。


高評価ながら配信で見たイメージでは無理に見なくても良いかと思ったが、大好きチョン・ウヨン、ついでにチョン・ジウンが出ているので見る。



 ボイチェク・インザダーク

【(9.0) 2/74/30 (100) リンクアートセンター】


戦争中にお金を稼げる唯一の職業だという理由で軍人になった貧しい男、ボイチェク。しかし、彼は人を殺す勇気がないという理由でいつも厳しい訓練を受け、上官である大尉にいじめられている。そんな彼の唯一の慰めは、厳しい訓練の後に聞きに行くマリーの歌だけ。マリーも自分のことを勝手に判断する人たちのせいで疲弊している。 そんなマリーに花一輪プレゼントする金もなく苦しんでいたボイチェックは、代わりに彼女がよく来る川辺に花を植え始め、むしろ彼のこのような姿はマリーを魅了する。各自の人生に疲れていく中、お互いに慰めを感じた2人はついに永遠を約束するが、彼らの子供ハンゼルが病気になり、むしろ状況は悪くなるばかり。ボイチェクはハンゼルの治療費をなんとか稼ぐため、マリーに内緒で軍の不法実験に参加することにし、その事実を知らなかったマリーはボイチェックに内緒で再び歌いに行く。しかし、彼らがいくら努力しても状況は良くならず、結局子供は死んでしまう。子供の死、マリの不信で完全に限界に追い込まれたボイチェクは気力を失い、2人の関係も破局に突き進んでしまう。


見慣れた若手が出ているのでフレッシュな感じがするものの、暗そうな話だ…。開演以来ジリジリと評価が上がって9.0点。クオリティ的には悪くないと思うが、迷うところ…。



 イーライ

【(8.7) 2/104/30 (150) リンクアートセンター】


すべてを備えていなければ入学できない最高の名門学校「ブリクストンアカデミー」。親友のイーライとリオンは、生徒全員の羨望の的だ。ある日、ソフィーという転校生が突然登場し、些細な嘘と虚風で生徒たちの日常を妙に揺るがし始め、生徒たちの間の競争心と嫉妬は亀裂を作り出す。 一方、校内に秘密の事件が起き、生徒たちは皆嘘つきのソフィーを犯人として名指しする。ソフィーは悔しがり、あらゆる嘘を加えてさらに大きな騒ぎを生み出し、手の施しようもなく広がっていく噂の渦にイーライとリオンが巻き込まれてしまうのだが 隠されていた学生たちの欲望と明らかになっていく真実。しかし、果たして彼らが触れたのは「本当の真実」だったのか。そもそも「本当の真実」というのが存在したのだろうか。


ノ・ユン、ペ・ナラ、ホン・スンアン、パク・チャホン、ホン・ギボム等、気になる俳優がぞろぞろ出るものの、結構低評価からの出発。8.7まで上がってきたので改良されたか?結局は自分がどう感じるかが重要なので、とにかく見てみるか…?



 秘密の花園

【3/104/30 (100) 貞洞劇場】


「大丈夫です、私たちの心の中に秘密の花園を育てましょう」

1950年代、イギリスヨークシャーの聖アントニオ保育園。まもなく退所を目前にした4人の子供がいる。 保育園では半年に一度、子供を養子縁組したい大人が訪れる「オープンデー」が開かれる。最後のオープンデーを翌日に控えた日。新しい家族と一緒に幸せになる未来を夢見る友人たちに、チャーリーは誰も自分たちのような子供を望んでいない、どうせ無駄だと言う。 エイミーは落ち込んでいる友人のために面白い遊びを提案し、長い間読んで古びた本「秘密の花園」を手に取る。直接小説の主人公になって本を読んでみましょうと言うエイミーに従って、子供たちはみんな一人ずつ役を演じ、物語に夢中になる。小説の中のメアリー、ディーコン、コリン、マサの物語と保育園のエイミー、ビーグル、チャーリー、デボラの現実が続く間、時間は流れ、オープンデーの日が来る。


国立劇場作品だし、文部省選定…みたいな話なんだろうか。大好きホン・ナヒョンが出るので彼女を見に行きたい。



 インタビュー

【(2018年 9.1) 3/45/28 (110) YESステージ2館】


2001 年、ロンドンの小さなオフィスを叩くノックの音。ベストセラー推理小説「人形の死」の作家である「ユジン·キム」の事務室に補助作家志望生である「シンクレア·ゴードン」が訪ねてくる。

作家を希望するシンクレアにユジンは自殺を図った連続殺人犯が書いた遺書を差し出しながら小説を書かせる。

遺書を読んで自分の中の怪物という話を書いたシンクレアはふと「人形の死」の実際のモデルが「ジョアン・シニア」ではないかと尋ね、慌てたユジンに向かって今までとは別人のように「人形の死」を通じて知られた「オフィリア殺人犯」の始まりを暴くのだが10年前の殺人事件の真犯人を探す二人の男のインタビューが今始まる!


日本でも上演された人気作。心の闇を突き詰めるような作品は見ないことにしているのに「下の子」が出るから…。よく考えたら、心理戦は好きだよな、と口実を掲げて観劇決定。



 ウィリアムとウィリアムのウィリアム

【3/85/28 (100) アートワン2館】


シェイクスピアの作品かどうか、

それが問題だ!

産業革命が始まった18世紀末のロンドン。工場が忙しく稼働するほど増える資本が身分まで変えてくれる時代、人々の耳目を一気に注目させた事件が発生する。シェイクスピアの遺物なら何でも熱狂したロンドン社会にソネット原本から遺言状、借用証書、書簡までシェイクスピア未公開遺物を吐き出していた「アイルランドの父子」が、戯曲『ボルティゲルン』の贋作論議で裁判にかけられることになった。 「シェイクスピアの作品かどうか」をめぐって繰り広げられる熾烈な攻防-息子のために情熱的な弁論を繰り広げるウィリアム·サミュエル·アイランド、陳述の代わりに自分の話を始めるウィリアム·ヘンリー·アイランド、そして新しい遺物を持って現れた未知の紳士H。この裁判の結果は果たしてどうなるのか?


〈ボイチェク〉〈イーライ〉〈秘密〉同様、今年の新作なので、どんな作品なのかはまだ未知数。チュ・ミンジンとかキム・ジチョルが出るなら面白いんじゃないだろうか。



 レッドブック

【(2021年9.9) 3/145/28 ホンイクアートセンター】


"私は悲しくなるたびにいやらしい想像をする"

紳士の国イギリス、中でも女性にとって最も保守的だったビクトリア時代。婚約者に初体験を告白し破談にされて都市に流れてきた女性「アンナ」。辛くて寂しい時は初恋の人を思い浮かべながら、日々強く生きている。ある日、そんな彼女の前に紳士の中の紳士「ブラウン」が現れ、アンナは意図不明なブラウンの怪しい応援に支えられ、女性だけの高品格文学会ローレライの丘に入り、自分の思い出を小説に書くことになる。しかし、女性が自分の身体に触れることさえタブー視されていた時代。アンナの小説が掲載された雑誌、レッドブックは激しい社会的非難と危険にぶつかることになるのだが


初演から名作の呼び声高く、数々の賞を受賞したこの作品。初演は逃したが、幸いにも再演が配信されて、評判に納得。いよいよ本物の舞台を見るチャンス!



そう言えば〈シックス〉のプレビューを買った。



現状、残り枠が3つ。(金曜マチネがあれば4つなのだがえー?) まだ買っていない作品はあと5つ。


うーん滝汗、どこをどうしよう笑い泣き取捨選択!


(追記:頭の中が整理できたら〈アマデウス〉の別キャストも見たかった件が浮上してきた。うううう。)


6月までの〈ホープ〉や〈デスノート〉には全く辿りつきやしない。


(あらすじはインターパークから抜粋)