まずヘンリー8世と最も長い結婚生活を維持した最初の妻であり、ビヨンセ(Beyonce)とシャキラ(Shakira)からインスピレーションを得て生まれ変わったキャラクター「アラゴン」役にはソン·スンヨン、イ·アルムソルがキャスティングされた。
国教を変えてまで成し遂げた再婚の主人公であり、2番目の妻「ブーリン」役にはキム·ジウ、ペ·スジョンが名前を載せた。
ブーリンはアブリル·ラビン(Avril Lavigne)、リリー·アレン(Lily Allen)からインスピレーションを受け、自由で反抗的なムードが目立つキャラクターだ。
アデル(Adele)とシア(Sia)からインスピレーションを受けて強烈なバラード曲を披露する「シーモア」は死亡後唯一王妃の葬儀が行われた3番目の夫人でパク·ヘナとパク·ガラムが引き受けた。
合理的な離婚手続きを踏んで自身の城で余生を終えた4番目の妻「クレーブス」役はキム·ジソン、チェ·ヒョンソンが演じる。
どっしりとしたサウンドと攻撃的なラッピングを披露する〈シックス〉のクレーブスはラッパーのニッキー·ミナージュ(Nicki Minaj)からインスピレーションを得た。
6人の王妃の中で最も若く当代女性ポップスターアリアナ·グランデ(Ariana Grande)、ブリトニー·スピアーズ(Britney Spears)からインスピレーションを得た5番目の夫人「ハワード」役はキム·リョウォンとソルジが描き出す予定だ。
特にソルジは〈シックス·ザ·ミュージカル〉を通じてデビュー以来初のミュージカルに挑戦する。
最後にアリシア·キス(Alicia Keys)からインスピレーションを得て、叙情的なメロディーの音楽で自身の人生を歌うヘンリー8世の死を見守った6番目の王妃「パー」役はユ·ジュヘ、ホン·ジヒが引き受けた。
〈シックス〉は1人の男と結婚した6人の女たちの話ではなく、ヘンリー8世と歴史に隠された、これまで私たちが知らなかった偉大な女性6人の人生に光を当てる作品だ。
不慣れに感じられる歴史の中の人物たちの話は、ポップミュージックのように親しみやすいメロディーと反復的なリズムのナンバーに生まれ変わり、観客に一層容易に近付く。
最初の韓国語公演のキャスティングを発表した製作会社アイエムカルチャーは、ナンバー消化を最優先に国内外スタッフの絶賛の中で構成された完璧なキャスティングラインナップだと自負し、12人の俳優たちの新しい声に会える機会になると確信した。
歴史的な韓国初演、栄光の王冠を手にした12人の俳優たちと本格的な開幕準備に乗り出す〈シックス〉韓国語公演は、3月31日COEX新韓カードアーティウムで開幕し、それに先立ち今月中に初チケットオープンを進行する予定だ。