先日、好きな韓国ミュージカルのベスト5は何?と聞かれたので、【2019年韓ミュ観劇まとめ】に掲載した「芋づる式韓ミュ観劇MAP」を睨みながらピックアップしたところ…あっという間にベスト10になってしまった。
「死も分かち得ない愛」
「許されない愛」
「心に染み入る愛」
「愛」関係が多いです。気持ちよく泣かせてくれる作品が好きなのね。順不同です。ジャーン!
マディソン郡の橋 (初演)
アンナ・カレーニナ (初演)
シラノ (再演)
ファントム
ノートルダム・ド・パリ
君のための文字
Daddy Long Legs (あしながおじさん)
ラマンチャの男
スワッグエイジ
ホープ
シーズンと配役によって変わるのがちょっとした落とし穴。〈マディソン〉と〈アンカレ〉は初演を愛しすぎていて、再演は熱狂度が下がる結果に。
初演の〈マディソン〉は、オク・チュヒョン、パク・ウンテのワンキャスト。神配役。再演のフランチェスカだって、チャ・ジヨン/キム・ソニョンですから遜色は無いんですけど、何か肝っ玉母さん的なイメージが足りなかったかな。オクフランは「女」要素の無いおばさんの深いところから、本来持っていた「女」を超えた人格が目を覚ましていくのが良かった!
初演の〈アンカレ〉は、アンナにオク・チュヒョンとチョン・ソナ。ブロンスキーにミン・ウヒョクとイ・ジフン。キャストが全員素敵。すべての組み合わせて観たかった。
〈アンカレ〉の再演に関しては、主演キャストの問題ではなくアンサンブルを含めた全体のイメージが小ぶりになってしまったのが残念だった。セットも演出も変わらないのに、なぜだったんだろう?初演アンサンブルのレベルが高すぎ?世宗からブルースクエアに移ったから?期待値が育ち過ぎ?
こうして見ると、両方オク様がらみですね。今気づいたけどレベッカが入ってないな。なぜだ?10という数字がキリが良かったからかな。入れなくてもみんな知ってるから。
〈シラノ〉は逆に良くなっていたので言うことなしです。ジョンハン先生がプロデューサーを続けるのかどうかは存じませんが、程よい頃合いに3演してくれたら嬉しい。
好きな作品を選ぶ基準は何か?私の場合、まずストーリー。そこに好きな俳優がはまれば言うことなし。
ストーリーはそこそこだけど、俳優やナンバーが大好きだから観たい作品もありますね。〈ベンハー〉とか〈ジキハイ〉がそれ。〈ベンハー〉のストーリーは悪くないけど、〈ジキハイ〉は破綻してると思います。
〈フランケン〉もこの仲間。俳優の魅力で観てしまったけど、暴力性が強すぎるのでもう観ないと思います。ナンバーはどれも聴きごたえあるんですけどねー。
犯罪心理とか破滅的な方向を掘り下げる人気の韓国創作ミュージカルがたくさんあるけど、これらは観ない主義。
イ・ジフンが大好きだから〈シャーロック・ホームズ〉観たいと言ったら、犯罪だけど良いの?と韓ミュ先輩に指摘され、どーしよー!と焦りましたがコロナ騒ぎで選択の余地なく観られなくなったので悩みは消滅。
今日はこの辺で。