パク・ヒョシン LOVERS 2019 トークまとめ No.3 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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[15. 新曲(V)の後]
昨日と今日、未発表の曲をお聞かせしています。元々は公演前に発表したかったんですけど。思ったより後半の曲に時間がかかって。公演の準備も同時にしていたから。

でも完成度を選択するしかない8集だから。「少し延ばして、代わりにまず皆さんに紹介して、そうできたらいいな」と言ったら、周りで「危険なこと考えているんだな。大丈夫なのか?」と言うので。「先に聴かせたい気もするし、大丈夫だよ」…ね?(ネー!) だから「僕は信じてるから、大丈夫だ」って言ったんです。

それで今日もお聞かせしてるんですが、聞くに値しますか?

最初に歌った「アリス」という曲は、ジェイルと会う日に作業室に入ったら、あのすごいギター演奏が聴こえていました。僕の精神世界が崩壊しましたよ。

こんな曲にどうやって歌詞を書けばいいんだ?と言いながら、いつも一緒に詩を書くキム・イナさんと話しました。ヌナがこんな曲を待ち焦がれていたと言うんです。こういうのをやらなきゃ、自分がどれぐらい艶めかしいかわかってる?あんたはわかってないけど、ファンたちはこういうの好きよ、って。

そうなの?ヌナ?じゃあ(?)して…
「だめだめ、もっと(?)してもいいくらい」
だから僕がヌナに、本当に書けないよ!って言った。歌詞にすごく時間がかかったんですが、ある時降りてきました。こうしてアリスを書きました。気に入ってもらえて嬉しいです。後で音源が出た時も愛してください。

今でも「アリス」なの?(この前に人気投票をしたらアリスが1番人気だった) 

(客席から)「V!」

外で見ましたか?鳥がこんな風になってるの見ましたか?(V字型に隊列を組んで飛んでいる鳥のデザイン)

僕がある日空を見ていたんですがいつものように通り過ぎていく鳥がいたんです。不思議なことにその日に限ってちょっと見るだけじゃなくて、ずっと見ていました。

見ていた理由が、何か僕たちの人生のように見えたからなんです。あの鳥はどこを見て何を考えているんだろうと考える時もあり。鳥の群れを見ていたら自分たちのような気がしたんですよ。僕たちも翼を広げて進んではいますが、辛い時もあるし、疲れ切る時もあるんだけど、一緒にいてくれる人たちが力になってくれるんですよね。

鳥は時には羽ばたき、時には風に乗って休んでいるかのようにじっと羽を広げている。僕らの人生のように。

翼を広げるのは一人なんだけど、一緒にいる存在があるから、どこに行っても二本の足で立っていればそれだけで十分なんじゃないか、そんな事を考えていました。

鳥はすごく遠くまで飛ぶじゃないですか。だから僕たちも、いつどんな風にどんな人生を生きることになるのか知らずに暮らしているから、一緒にいる人たちのことを考えて頑張ろう、応援歌のような、そんな歌詞になりました。悪くないでしょ?僕が愛の歌はよく書けないから…ふふ。

そろそろお別れの時間になりました。

未発表曲をお送りしました。先に発表したかったけど欲ばかり出てしまって。完璧主義と言うより、後々に後悔しない曲を作りたくて。
今は自分がやりたい音楽ができているようだ。こんな曲のように。

なぜアリスってタイトルなのかわかる?「不思議の (이상한/変な) 国のアリス」…じゃなくて「危険な国のアリス」です。危険な男になろうと思って。僕がもともと不思議な (이상한/変な) 人間なのは承知してるので。危険な男に…なれていましたか?(キャー)

ヌナが、あんたは知らないだろうけどファンはそういうのが好きなんだと、どんな詩をつければいいんだと悩んだけど、いわば説得されて、作った。


いつもと違う環境で曲を作りたくてフランスに2ヶ月行っていた。その時「その日」も「別時」も作った。


「恋人」は実は1年前に完成していた。MVもあれは1年前の姿です。幸い今と姿が全然変わってない。髪の毛だってミュージカルで伸ばして、そのあと長くて大変だから切って、本当に偶然なんだけど今と全く同じ。不思議だ。だからちょうど今発表するのが運命だったのだろう。


今までと違う曲だから思ったより時間がかかった。1人でも2人でも、この曲が明日のためのエネルギーになるなら、癒せるならと思って公演で聞かせることにした。

そうは言っても心配はあったが、結局発表して良かった。

それにしても、年々汗がすごくなる。前回綿棒を使ったけど映像をみたらすごく変でびっくりしたから今日は使わない。

アリスのギターの旋律が僕を完全に変えた。官能的でしたか?

(Vについて)テジャンの鳥が先頭で、その後に続く鳥たちが皆みたい。

渡り鳥はまだ色々解明されていないことがあるそうだが、はるか遠くまで命をかけて行くのは何か理由があるはず。これまでしても生きなければならない理由。



[16. Goodbye の前]

さて、本当にgoodbyeしなければならない時間が来ました。もうこんな時間になったんですね。さっき見ていたら時間のために帰る方がいましたよ。トイレに行ったの?確認できないから、今度からは外のドアにカギをかけなきゃだめだな。


goodbyeして家に帰る時間です。とにかく挨拶はしないといけないから、ここで。とりあえずgoodbyeして家に帰りましょう。今日はお疲れ様でした。グッバイ。


3年ぶり、3週間にもわたって公演することになり、少し怖かった。前と同じレベルでしなければ、でもできなかったらどうしよう。意外に怖くてプレッシャーが大きかった。


でもやってみたらすごくいい。だから今日は話が長いのかな。


「Goodbye」「あの日」「別 時」はフランスで作った。何もない田舎で。牛を見て、空を見て…。何曲か作った後作業が進まなくなった。行き詰まっていたある日トンセン(弟)がやってきた。そうしたら気分が変わって「ある日」ができた。1人違う人が加わっただけなのに。


(喉の調子を整えようと水を飲むがそれだけでは足りないらしく、30秒ちょうだい、と言って何かの錠剤を口に含む。)


「Goodbye」は12時ちょうどに歌うことにしようか?この曲に関する話があるけど、今は内緒。


「Goodbye」1年前にできた後も時々聞いていた。自分の曲は冷静に聞くほうなのに、この歌を聞くと、すごく良い!寒い時も暑い時も聞きたくなる。


実際の恋愛?無いって!でも確かに、この曲は僕にとって特別な曲です。



[17. HOME の前]

ある日のことでした。公演を終えて家に帰る時、あるファンの方が僕に尋ねました。

「テジャン、私たちいつ家に行くの?」と。

最初聞いてすぐは戸惑いました。家?誰の家のこと言ってるの?僕の家!?あなたの家?早く家に帰してくれと言ってるんだろうか?


その一瞬でいろんな事を考えたんですが、突然頭にパッと閃きました。振り返って挨拶してから、「家に行く道」の事がずっと頭から離れなかった。


そうだ、約束したんだった。家に行かなくちゃ。いつ行こうか。ずっと考えて。


僕より、ずっと重要に考えていてくれたことが申し訳なくもあり。僕たちが一緒にいたあの場所が、僕も本当にそうだけど、一緒にいた皆さんも同じなんだと感じたから、すごく気持ちの良い悲しみがありました。


クムコンの時、僕がまた帰ってくる場所はここだからまた会おうと約束しましたよね。遅くなってごめんね。


ここで再会した今日、一つのことを悟りました。僕の世界は、僕の家はここなんだと。



[アンコール]

皆さんがもし僕に When is your love?と質問したら、当然、嘘偽りなく、今この瞬間だと思います。
僕にこんなに身に余る贈り物をしてくれてありがとう。
本当にありがとう。僕の Lovers! ふふ。
後ろ?後ろ映してもらえますか?僕はキャプテンなんだって。(シャツの背中にCAPTAINの文字)
今日もこんな風に贈り物のようだった1日を、僕に贈ってくれて心から感謝します。
僕たち、贈り物のようだった1日を歌ってみましょうか? (ネー!) そうしよう。

(バンド、ストリングスを紹介)

I love you, チョン・ジェイル。
今日は音楽監督を引き受けてくれて、ピアノとギターまで担当している、チョン・ジェイル!

そして、僕は、一人でいる時には僕が僕で合ってるのか、考える時が本当に多いんです。僕たちの「戀人」の歌詞のように。

今日は少し違うみたいです。一緒にいる限り「뭐가 어때 (何がどうだと言うのか)」という言葉を言いたかった。

今日、皆さんのLoversになることを願っていた僕は、パク・ヒョシンでした。かむさはむにだ。

あんにょん。僕たちがまた会う日まで元気にしていてね。健康に。そして幸せな気持ちで。また会いましょう。僕たちは…

연인 ♪
恋人 ヨニン ♪

오 나의 연인아
おお 僕の恋人よ 
オ ナエ ヨニナ

내 사랑아
僕の愛よ 
ネ サランア

넌 나의 기쁨이야
君は僕の喜びだ 
ノン ナエ キップミヤ

우리의 밤을 불 비춰주오
僕たちの夜を照らしておくれ 
ウリエ パムル プル ピチュォジュオ

눈부신 지금 이 마음으로
眩しい 今 この 心で
ヌンブシン チグミ マウムロ

(ファンの合唱を嬉しそうに聞くヒョシン氏。まるで私の歌声も彼に届いているかのようで、とても幸せな気分照れ)

(それに応えるように歌われる最後のフレーズ)
…こまっすむにだ

날 보는 두 눈에 나의 깊은 밤
僕を見る 二つの瞳に 僕の深い夜

그대는 나만의 연인이오
君は 僕だけの 恋人だ