パク・ヒョシン LOVERS 2019 トークまとめ No.1 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
想像と創造だらけの翻訳
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。


抜かしていたり理解できなかった部分などを追加しました。7日のトークは緑11日は紫で追加。

[6. Im Your Friendの後 最初のトーク 記憶から]

モニターが9個ある。僕も9人いるな。チームになった気分だ。スピーカーも沢山ある。普通の公演場でこんなに使うことはないそうだ。監督が僕の声が良く聞こえるように頑張ってくれた。他にも色々注文して変更して苦労させたけど、こんなに素敵な舞台を作ってくれました。


前回のクムコン꿈콘はお互いの夢についてだった。あの公演で自分が変わった。当時は大変なこともあったが、あの時自分が自分の手を握ることができたから、今度は誰か他の人の手を取らなきゃと思うようになった。「僕が探していた、僕のLovers」親子、家族、友人、恋人、そんな人間関係を見ながら、これがLoversだなあと。外国では違う意味にも使う。少し淫らじゃないかと言われて反対された。恋人よりも親しい頼り合う関係もあると思う。すごく大変な時もあるから、そんな暖かい関係を表したかった。


最初に「연인 (戀人)」と言うタイトルは漢字でイメージしていた。他の人より大きな観念でイメージしてたのかも。


今はすごく便利な時代になって、昔なら手紙を書いたものだが、SNSとか色んなもので簡単に交流出来るようになった。良い面もあるが、手段が簡単になると気持ちまで簡単になるような気がする。心は簡単になってはいけないのに。だからこのラバーズでは、より暖かい気持ちを持てるようにしたかった。


今の世の中は、隣に住んでいる人も怖いし、上も下も怖い。昔は親戚付き合いで一緒にご飯を食べたりして。もう少し話してもいいかな?今日は時間が心配だから…。(ケンチャナー!)


ある日運転中に道端のお爺さんが目に入った。(多分ホームレス?) その日に限って気になったのでチラチラとミラーで見ていたら、通りがかりのおじさんが吸い殻を捨てた。するとお爺さんがそれをさっと拾って吸っていた。なんだか凄く心が痛んで、タバコを買って差し上げようか迷ったけど、運転中だしどこに車を停めるか、とか考えているうちに通り過ぎてしまった。


とても心苦しくて、自分も色々なことがあって辛いと思っていたけど、そうでもないのかも、もっと辛い人もいるんじゃないかという気もした。


多分みんなも心の中には暖かい物を持っていると思う。ただそれを行動で表せない。今日はもしかしたら本人も知らないものを表に引き出せれば良いと思います。当たり前の事だと言われてしまうかもしれないがひとりひとりが少しづつ行動を起こしていけば、小さな変化でも世の中を少しずつ変えていけるかもしれない。


そういう意味を込めて、隣に座っているのが知らない人でも、今日は特別に顔を見合わせてみるのはどう?今日は楽しくやろうねって挨拶してみて。 ははは。(客席からは照れ笑い)


そう言う意味を込めて隣の人と今日は手を繋いでみて。楽しみましょうって。(私の周囲では照れ笑いしながらも知らない同士、手を繋いで上に掲げました) おっ、繋いだの?ははは。


僕の歌にはピョル(星)がたくさん出てくる。これには理由がある。海や山は大自然と言う感じで自分を小さく感じたりする。星はそうではなくて、1つの星を見ると自分のようにも感じるし、たくさんの星を見れば僕たちのようにも思える。美しくもあり、寂しそうでもある。歌詞の中で単純に、僕たち、君、私、じゃなくて、出来るだけ綺麗に表現したかった。辛い記憶も美しい記憶に変えたかった。この後の曲にも星はたくさん出てきます。


僕のプレゼント受け取ってくれましたか?韓国では僕が一番最初に使った。今ではアイドルも皆んな使っているね。少し違う物をと思って一から開発した。試行錯誤を重ねて作ったので、多少気に入らなくても受け取って。



[7. 風が吹きますね の前後]

ラバーズは1年準備した。着想を得てからずっと内容を考えているところに、コマーシャルの提案を受けた。


デビュー間もなくお菓子のコマーシャルをやったことがある。あんな歌を歌ってたのに、とんでもない話だ。(その前の回では車のCMが最初で最後と言ってたので、お菓子のことは忘れていたのかも)


まさしくラバーズにぴったりの曲だった。先生にお会いできる絶好のチャンスだったし、自分が書いた歌詞ではないのに書きたかった言葉そのものだった。逃したくなくて受けた。タイミングやその他がぴったりハマったのだと思う。


ここにはいないけど、先生と一緒なつもりで歌いたい。最初先生のパートを皆に歌ってもらおうとしたけど、監督がマルドアンデというからボツになった。今ここで少し聞かせてくれる?(実際マルドアンデな結果。録音を使って正解)


[10. 雪の華 の後]
今年僕が20周年なんです。
(ジェイル: そうですか?)
チョン・ジェイルさんは何年になりますか?
(僕は25年です。)
そうですよね!先輩!(水を譲り合って) 2人で1本を分け合いましょう。けんちゃなよ?

この2人は短くない時間をやってきたわけです。でも2人の出会いは遅かったです。この長い時間が皆さんのこんな愛を作り上げてくれたと思うと、僕の方がありがたいです。ありがとう。

20年の間には良い記憶と…たくさん愛してくれてありがとう。チョン・ジェイルさんも25年間続けて来られるようにしてくれて、ありがとう。

ジェイルさんは元々トークするのが苦手なんです。だけどインタビューはすごく上手なんですよ。なのに僕と話すのがぎこちないのを見てください。今日もそうなの?大丈夫そうだけど?
(はい。実は客席が見えないもので、多少緊張が解けました。)

さっきの映像に僕が出てきたでしょう?
(見ました。)
あ、見ましたか?お母さんも?
(お母さんも。)

うちの母は料理も上手なんです。僕は毎日チャングムって呼んでる。映像からスタートして「1991年」を歌った理由が、今日こんな風にさっき話しましたが、僕たちが一番大きな愛を考えるとき、どうしても両親になるんじゃないかと思いながら、今日は「1991年 冷たい風が吹いていた日」をお聞かせしました。

僕にとって母が1番大きなLoversなんですけど、ジェイルさんは…お母さんお元気でしょう?
(うん。)
大丈夫でしょう?僕がジェイルのお母さんに最後に会ったのは軍隊の面会場で。ジェイルが面会の時に僕も面会になったので遠くから挨拶しました。
(へえ、そうだったのかー。)
きれいに着飾ってこられました。そんなことも思い出します。

とにかく、僕が10歳の時はすごく平凡であるべき(年代)なのに平凡じゃなかったんです。だから母の記憶と10歳の頃の記憶がすごくあります。大人になってからもその時の記憶がずっとあるので作った歌です。

ジェイルさん、今日の衣装コンセプトは天使ですか?ピアノを弾いてギターを弾く天使。

今年は20周年なので、普通はそれをタイトルにしたアルバム出したりするんだけど、それをやると変に整理されてしまう気がする。これまでの20年は皆さんが作ってくれた時間だし、これからもそうでありたい。今と同じように歌っていく時間を積み重ねて、楽しくやっていきたい。

僕とお母さんの映像見ましたか。料理を食べるシーン。料理上手なんです。

(ジェイル:僕も食べたことある。深くて忘れられない味。)

母は研究して新しい料理を作ったりする。たまには失敗しても良さそうなのに、いつも美味しい。そんなご飯を食べて育ったから、僕が歌が上手いのかな?

愛の中でも一番大きいのが母の愛じゃないか?たくさんのヒット曲があるけど、その中で1991年を歌いたかった。自作だからじゃないよ。

ある日練習が終わったあと、母のための曲を作りたかった。ずっと見つからないように隠れて作業して、完成した時に初めて聞かせた。泣いていた。

ジェイルさんは涙もろいでしょう?

(ジェイル:僕は違います)

僕はすぐ泣くよ