三国志作家の玄子(げんし)です。
三国志旅遊2019をお届けしています。
初めてその三国志跡を知ったのは留学して間もない1997年。
当時は紙の地図しかなかったものの、成都の地図は面白くて趣味的に眺めていました。
そんなある日、九里堤という場所に「諸葛廟」の3文字を発見。
方向音痴なだけではなく中国語も不案内だった当時の私は無謀にもバスを乗り継いで探すことにしました。
が!どんなに探しても、歩いても見つかりません!
丸一日かけても見つからなかった諸葛廟。
畑だけが延々とつづく見知らぬ土地を無駄に歩きまわって終わりました。
しかも、その後買った最新版の地図にはもう載っていませんでした。
ああ、もうないんだ、、、、そんな思いが強く残っていました。
あれから22年。
私がこの日、降り立ったのはー
まさにその諸葛廟だったのです!!!!!!!
数年前に復活していたのです!!!
22年前の自分に「ここだよ」って見せてあげたくなりました。
本当にあったよ!と。
無駄足ではなかったよ!と。
あの時、1日かけて一生懸命探した廟が今、目の前にあるー。
やっと辿り着いた!!!
22年前のあの日があったからこその感動でした!
あの時から成都の街は大きく変わってしまい同じ都市とは思えなくなってしまったけど。
でも、成都はずっと成都。
大好きな孔明先生への想いはあの時よりもさらに深く大きく底無しです。
三国志、孔明先生への愛に生きられる人生、、、
私の人生はそれしかないけど、それこそが私の人生。
なんだかとっても有難い幸せだなって痛感しました。
その後、地下鉄に乗って辿り着いたのは「桃」で有名な龍泉でした。
ここには何があるのか?
どうやっていくのか?
本当にここでいいのか?
って言うか、バス停を探す前に迷子になったんですけどぉお!!!
案の定、方向音痴選手権炸裂

全身筋肉痛もあるので迷っている時間さえシンドイ

私は無事に辿り着けたのか?
或いは、、、探せずに成都へ引き返したのか?
気になったら次回もよろしくです!