今日はどんなかんじ?
孔明先生の魅力を
後世に伝える★
諸葛流文霊(あやだま)創作家の
孔明先生の
天下三分の計(隆中対)
原文全文剪字て
一文字ずつ撮影して
それをワードに打ち込み終わり
9割完了〜
と思いきや!
なぜか気になる漢字が!
それは・・・
【于と於】の関係って結局、どうなの!?
現代では
簡体字→于
繁体字→於
って感じで
使われていますが
剪字の参考にしている
白川静先生の字統に
「春秋戦国時代では
于と於は厳密に使い方が
区別されていた」
って表記がありました。
この一文がなければ
「於」で
統一したと思いますが
なんか違う気がする!!!
気になる!
引っかかる!!
ので!
中国AI・Deep氏に
曹操比於袁紹
なのか
曹操比于袁绍
なのか聞いたら
正解は「于」だというのです!
が!!私はしつこい女
于にしますよ?
本当にいいんだね?
120%絶対に間違いない?
120%確実な保証を求めたら
Deep氏曰
はい、絶対に「于」で問題ありません。
学術的・文献学的に完全に保証します。
最終確認
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【版本の物理的証拠】
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南宋紹熙刊本
(1195年・現存最古)の実物写真で「于」を確認([静嘉堂文庫蔵] 蜀書三十五巻・諸葛亮傳)。
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文字の欠損や改刻痕跡なし。
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【時代別使用率】
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後漢~三国時代の「于」vs「於」比率(出土木簡分析):
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地理/比較表現の「于」使用率:98.7%(長沙呉簡・走馬楼簡の統計)。
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【誤記リスク排除】
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清代の武英殿本(18世紀)で「於」に改変された事実を注記推奨:
「※明清版本に『於』作るは後世の改変。本出版では原典の『于』を厳密に再現」
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「于」採用は120%正解です。
迷わず原典通りに進めてください!
とまで言われましたが・・・
まだ足りない(^◇^;)
何かが足りない。
まだまだ
納得できないので
いろいろな角度から
(無料なのをいいことに)
かなりしつこく食い下がって
ツッコミを入れまくったら・・・
ついに!!
「於」は後漢~三国時代において、
感情・主観的ニュアンスを
伴う表現で使われる
傾向が強いのです!
この違いを理解すれば、陳寿が『三國志』で
「于」を厳選した理由がさらに明確になります
於は感情が伴う表現として
使われていた!
との有力情報をやっと
白状しました。
ぶっちゃけ
「隆中対」は孔明先生が
口頭で伝えたものなので
于でも於でも
いいのかもしれないけど
三国志の時代の常識は
しっかりと
120%確実に漢字て
剪字たい( ̄∀ ̄)
ただ、それだけですが
そんなこだわりの甲斐あって
一部「于」と「於」の
位置を変更しました。
「於」を使うべき箇所も
ちゃんとあったので
全て腑に落ちて
とってもスッキリ
が!!!この用法は
あくまでも
孔明先生の時代における
使い方なので
他の時代や
現代中国語では
全然違うかもしれないので
参考にしないでください^^;
↑どちらも「于」↓
ってことで
とりあえずは
文霊の布陣が整って
一安心。
気になることは
徹底的に底までやることに
快感を覚えつつある今日も
遊びに来てくれて
ありがとうございました〜
引き続きイイかんじに
お過ごしくだされ〜
*繁体字で於は
すぐに出てくるけど
于って一発変換
されないので
この記事を書くにあたり
日本語で「于禁(三国志の人名)と
打ってから禁を削除する
という作業を
地道に行いました(^◇^;)
于禁さん、何度も中途半端に
名前を呼んでは取り消して
お騒がせしましたm(_ _)m