ZFS free space
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

ブログ移転します

ブログを移転しようと思います。
http://zfsfs.blog.fc2.com/
(Firefox推奨/IE9可)

 HTMLを直接編集できないので移転を決めました。Windows 8が16:9モニタを推奨することを受けて、ワイドモニタ時代のレイアウトを模索しようと考えていろいろいじっていたのですが、Amebaでは自由度が低すぎて満足いく結果が得られなかったのです。
 そんなわけで、移転先はfc2を選んでみました。まだ骨組みしかない状態ながら一応ワイドモニタ用レイアウトが組めたと思います。ただ、HTML5/CSS3が完全に普及していないのでサポートはFirefox及びWebkit系に限られます。IE向けにはこれまで通りの縦レイアウトを残しました。
 まだ記事の殆どを移行してなく寂しい状態ですが、今後徐々に充実していくかと思います。

VOCALOID3を聞いて肉声に思いを馳せる

 この前、ニコ生でボカロ関係の番組を見ました。そこでもうすぐ発売のVOCALOID3版Megpoidのデモ曲を聞いたのですが、まだ人間と比較できるレベルではないなというのが正直な印象でした。今回はボカロ曲を聴いて改めて感じる、人間の声らしさについて素人目線ながら触れてみたいと思います。なお、VOCALOID3版Megpoidのデモ曲は9/26から公式サイトで公開されるそうなので、心待ちにしている方はチェックしてみてください。

 ボカロが広く普及したのはご存じ初音ミクからですが、それ以前からMEIKO等のVOCALOID1はリリースされていました。振り返ると、筆者がボカロを知ったのは初代VOCALOIDの頃からで、当時はボカロがシリーズ化するとは思ってもいませんでしたし、あまりクオリティも高くなかったのでさして注目していませんでした。
 その後、第二世代になりミクブームがやってきます。この時、筆者は第一世代の存在をすっかり忘れていたのですが、フレが今度こんなのが出るよと紹介してくれたのが初音ミクでした。まだ発売前でクリプトンのデモ曲しかなかった頃の話です。おそらく、中の人が藤田咲さんじゃなかったら目もくれなかったでしょう。とにかく、それからサンプル曲を聴きこんで発売を楽しみにしていました。また、オーディオに本格的にはまりだしたのもこの頃で、インシュレータに四苦八苦していた記憶がありますがそれはまた別の機会に。

 今でこそボカロ曲というジャンルが確立されているように思いますが、ミク発売後しばらくは様々な方向性が検討されていました。初めのうちは今の主流とは違い、むしろ人間に近づける路線のアプローチが多数を占めていたように思います。残念ながら著作権の関係で殆どが削除されていますが、ニコニコ動画では既存曲をミクに歌わせてみた動画が大量にうpされました。この頃は「調教=人間の声に近づける」という解釈だったと思います。
 人間に近づけるアプローチと同時に当初から模索されていたもう一つの方向性が人間には歌えない曲を歌わせるというものでした。ボカロ的には"初音ミクの消失"が有名かと思いますが、筆者は黎明期にうpされた"魔笛:夜の女王のアリア"が大好きでした。オリジナルはもう削除されていますが、今でもミラーがニコ動で視聴できます。もちろん人間に歌わせることを想定して作られた曲なので消失ほどのインパクトはありませんが、ミクの可能性を感じさせてくれる曲でした。
 その後、状況は一転します。今の主流となるボカロらしさを楽しむアプローチが徐々に広まっていきました。正直この流れは予想外でした。クリプトンの戦略がどうだったかはわかりませんが、YAMAHAにしてみると人間らしさを目指したソフトがいわば一人歩きを始めたわけですから開発者はかなりびっくりしたのではないかと思います。筆者も人間らしさが追求されていくものだとばかり思っていたのでかなりびっくりしてしまいました。ひとえに初音ミクというキャラクターが愛されたがゆえの結果でしょうか。ミクらしさを活かす曲が増えていきました。
 そして今に至るわけですが、エディターが進化し、ライブラリが増えていってもボカロに対するアプローチはその後も変わっていないと思います。残念ながらリンレンの登場あたりから筆者はすっかりボカロに対する興味が薄れてしまい、その後の曲はあまり知らないのですが、少なくともCD音源で聞く限り人間らしさを追求した曲には巡り会えていません。
 そして今年、VOCALOID3が登場します。第三世代のエンジンが果たしてボカロを変えてくれるのかどうか、とても楽しみにしています。デモ曲を聞いた限りだと第一世代から第二世代に移った時のような圧倒的な進化は感じられませんでしたが、ベタ打ちのクオリティは順当に上がっているようです。

 以上ボカロについて長々と振り返ってみましたが、ミク以降はともすると人間らしさから遠ざかっていったように思います。これが筆者がボカロにあまり興味を示さなくなった大きな原因です。

 人間らしい声とは何か、と聞かれてもただの素人が答えられるわけはありませんが、しかし聞けば人間らしいのかどうか自ずと判断できてしまいます。理屈はともかく、筆者はこの声というものが大好きです。大体の声優の声は1ワードで誰かわかりますし、知っている人が歌っていればまずわかります。世の中には人の声が判断できないという方もいるようですが、筆者はむしろその感覚が全くわかりません。"手のひらの勇気"ぐらいなら7人全員頭の中で分離できます。最近はラブライブことμ'sの"Snow halation"を聞き分けようと練習中です。こちらは9人と2人増えただけなので大したことないはずなのですが、エフェクトの効きが強くて苦戦しています。アイマス曲のように一人ひとりの個性が強ければ人が増えても簡単なので単純に人数の問題ではないのでしょうが。
 とにかく、声が大好きな筆者としてはミクの声は聞いていて面白くないのです。どうして面白くないのかは考えてもわからないので、逆に面白い声について考えてみます。歌の上手さはそうでもないが、声に惹かれるというと、最近は断然伊藤かな恵さんでしょうか。CDなのでもちろん加工されているのですが、綺麗にまとまったキャラソンよりも素を声をより感じさせるシングル曲の方が聞いていて楽しいです。オススメは"つまさきだち"、"星の缶バッチ"あたりでしょうか。ミクと決定的に違う部分はというと、息の抜け具合にあると思います。CDなのでブレスは消されているのですが、それでも息づかいが感じられるところは人間ならではです。また、伊藤かな恵さんならではと思うのが鼻の使い方。説明しづらいのですが、鼻声度が独特で他の人には出せない絶妙なつまり具合で歌います。
 息の抜けも鼻声も筆者が指摘するまでもなくボカロPが苦労してきた部分です。有名どころではsupercellの比較的初期の"ワールドイズマイン"から既にこれらに対する工夫が見られます。しかし、今のところ回答といえるような曲は登場してないと思います。むしろ、音抜けの良さを生かしたボカロらしい曲が主流です。ただし、人間らしさを息づかいと鼻声に求めるのは早計かもしれません。
 筆者お気に入りの一人に新谷良子さんが挙げられます。ご存じない方は是非"ロストシンフォニー"や"crossing days"を聞いてみて欲しいのですが、彼女は伊藤かな恵さんとは対照的で息づかいを感じさせない、音抜けのいい歌が多いです。こちらはボカロで問題なく再現できそうな声ですが、匹敵するような調教にはなかなか出会えません。機械ゆえに人の持つ声の揺らぎを苦手とするのかもしれません。考えてみると、人間の歌手はそれぞれ独自の揺らぎを持っていますが、ミクらしい揺らぎとか、リンらしい揺らぎといったものはぱっとは浮かびません。もっとも、「ミクらしい=人間らしくない」なのでこの発想自体がパラドックスですが。ミクらしくて人間らしい声が成立するのかどうか自体謎です。

 結局、人間らしさというのはよくわかりません。息づかい、鼻声、ゆらぎ等がうまく組み合わさっているのでしょう。いましばらくはボカロはボカロとして楽しむのが正解な気がします。ちなみに、筆者が南里侑香さんの声が一番好きなのですが、あの歌い方をミクが再現する様子をなかなか想像できません。筆者にとってはボカロはまだまだ人間から遠い存在のようです。

"CLEVO W150HNM"後編 : OptimusでシームレスGPU切り替えに触れる

 W150HNMのレビュー後編になります。今回はもっぱらOptimusについてです。筆者はGPU切り替えスイッチ付きのマシンは何度かいじったことがあるのですが、Optimus機をしっかり触るのは初めてでした。

Optimusとは
 一応説明しておきましょう。Optimusとはシーンに応じてGPUを切り替える技術で、nVidiaの第三世代切り替え技術になります。APIのコールに応じてIGP(内蔵グラフィックス)とdGUP(外付けグラフィックス)とを自動で切り替えてくれます。
 技術的にはDirectX API(DxVA含む)もしくはCUDA APIのコールでdGPUが起動する仕様となっていますが、ドライバのプロファイルに実行ファイル(exeファイル)を登録して挙動を選択することも可能です。使ってみたところ、プロファイルで管理する方が便利に感じました。なお、nVidiaのデータベースには既に数多くのアプリケーションが登録されているのでメジャーなゲーム等はインストールするだけで自動的に認識してくれます。


実際の挙動は
 アプリケーションがdGPUを必要とするとドライバがdGPUを立ち上げます。そして、切り替えは完全なシームレスで進みます。暗転やちらつきはありません。これがOptimusの第三世代たる所以で、ユーザーが切り替えを意識することはありません。
 残念ながらこのあたりはテキストにしても面白くありませんし、「何も起こらない」ことが起こるだけなので実際に見ても面白くありません。ただ、第一世代のモデルをしばらく使っていた筆者はえらく感動してしまいました。かつて切り替えの度に再起動する必要があり非常に鬱陶しかったわけですが、OptimusでGPU切り替えが実用的なものになったと思います。

 ちなみに、W150HNMの特徴としてGPUボタンと、どちらのGPUが動いているのか示すインジケータがついています。
 OptimusなのにGPUボタン?と不思議に感じるところですが、これはUMAモードとOptimusモードとを切り替えるボタンです。UMAモードというのは強制的にIGP動作になるモードだと思ってください。本機であえてUMAモードを使う場面は想像できないのですが、もっと小さなモバイルノートについていればバッテリーが不安な時にUMAモードにして少しでも駆動時間を稼ぐといった使い方ができるでしょうか。なお、残念ながら強制的にdGPU動作にすることはできません。
 インジケータは本当に便利で、一目でどちらのGPUが動いているのか確認できます。ユーザーに意識させることなく動作を切り替えるOptimusですが、ともするとどっちが動いているのか判断に困ることもあります。タスクトレイにアクティビティアイコンを出すことも可能ですが、フルスクリーンのアプリケーションでは無力なのでソフトに依存しない確認手段は有難いです。他のOptimus機でインジケータありのマシンを筆者は知らないので今後は是非ともつけて欲しいところです。

左がIGP、右がdGPU動作時。色が違うので視認性は良好。



問題点
 ここまで優秀なOptimusですが、問題が無いわけではありません。
 一つはOptimusに絡んで何度も話題に上るFlash Playerです。勘のいい方はお気づきかと思いますが、ブラウザに連動して動作するFlash Playerはあくまでもプラグインで実行ファイルが存在しないのです。さらに、DxVAのコールが出てもIGP側のHD3000が対応しているのでそちらで処理されてしまいます。Flash Player使用時にdGPUを有効にしようと思ったらブラウザがdGPUを使うように設定しないといけません。PureVideoを効かせようと思ったらその他のブラウジングで余分な電力消費が生じてしまいます。

画質比較。左がHD3000、右がGT540M。ブロックノイズの差は圧倒的。

 デスクノートの場合はもっぱら電源がとれる状況で使うと思うので、ちょっと消費電力が増えても気にする人はいないでしょう。モバイル機ならバッテリーライフを考えてIGPで見る場面が多いかもしれません。そういった意味ではFlash Playerの仕様はクリティカルなものではありませんが、できればはどちらを使うか選べるように改良して欲しいです。。

 Flash Playerはともかく、早急に改善して欲しいのがDVD再生ソフトの挙動です。筆者が試した限りではTMT3、TMT5ともにdGPUを有効にする手段がありません。Forcewareを開くとプログラム一覧に登録されているのですが、IGP動作でロックされていて変更できないのです。FrapsもIGP動作でロックされているので他にもいくつかそういう風にプロファイリングされているアプリケーションがあるのでしょうが、GPUでアプコンをかけられるソフトで動かないというのは問題です。そもそもプロファイルでロックをかける必要性があるのか疑問で、ユーザーが選択できるようにすべきだと思います。


まとめ
 動画再生で改善の余地はあるものの、全体的に高い完成度を持っていると感じました。スムーズな切り替えもそうですが、テスト中一度もエラーを吐くことなく、非常に安定動作していたのが印象的です。これだけ安定するならデスクトップにも導入したいもので、実はさりげなくデスクトップ用に名称を変えたnVidia Synergyも用意されています。まだ対応製品は殆どありませんが普及を期待したいところです。
 そういえば、デスクトップでIGPとdGPUを切り替える技術は何もSynergyが初ではありません。まだnVidiaがチップセットを作っていた頃にはHybrid SLIなるものがあり、その中のHybridPowerモードはまさにOptimus/Synergyと同じものでした。当時はnForce専用ということで全く普及しませんでしたが、今度はIntelチップセットに対応させてのリベンジとなるでしょうか。


おまけ
 Rewrite NotePCの筐体だという話は前回もしましたが、せっかくなのでベンチマークを走らせたところ思わぬ結果に。

    ちはやローリングWE(Ver.1.10)
    • ウィンドウ
      • HD3000 : C 949236
      • GT540M : C 951753
    • フルスクリーン
      • HD3000 : B 1012053
      • GT540M : C 775394

 2D描画性能はHD3000の方が高いのかもしれませんね。もっとも、体験版を走らせたところスコア差を感じる場面はなく、シングルスレッドでCPUに足を引っ張られている感じです。そもそもADVでパフォーマンス云々を論じること自体ナンセンスな気はしますが。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>