こんにちは!
『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。
【新シリーズ】 あの引越会社が倒産に至るまで 第8弾です。
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季節は7月、夏真っ盛りです。
私も異動して1カ月、伸び伸びと仕事をしていました。
社長は社長で、私が会社の応接室で来客の対応をしている時にいきなり入ってきて、
「コイツ、半年だけやねん!半年経ったら元の部署に戻しますから!」
って、来客に対して発言する始末で…(笑)
元々ストレスとは無縁な性格でしたが、ここの法人部は私には天国でした。
そのうえ業務本部は私の掌中にありましたので、
1日当たり100人、1週間行程の仕事を受注しても、電話一本で業務体制を整える事が出来ます。
私は引越屋の業務の実権を握ることで、自分の仕事は楽をしていました。
引越屋の7月、8月は第二の繁忙期です。
当然のことながら7月、8月末は引越予定客で埋まります。
ある日、法人部の会議に出席する私に、
私の上司だった専務(○○専務とは別)から電話がありました。
「○ッドウィルから明日の人材スタッフが思うように人が集まってこない。何とかなるか?」
この時の時間が午後3時過ぎ。
アラッ?
早速来ましたね?(笑)
私は専務に尋ねました。
「何人くらい不足してるんですか?」
専務の答えは衝撃的でした。
「関東で80人、中部で20人、関西で40人、九州で20人」
関東については、
100人の依頼に対して20人しか集まっていないとのこと。
「誰も動いてないんですか?東京は?△△は?」
私の問いかけに専務は激怒して、
「お前が見とけって言うたやろ!!!」
こうなると収まりがつく上司ではありませんでした。
「わかりました。何とかして後で報告します。
専務は動かないで待ってて下さい。」
そう言うと、私は付き合いのある人材派遣業者の名刺を片っ端からピックアップしました。
予定していた法人部の会議は欠席することにして。
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当時の法人部を統括していたのが他でもない○○専務でした。
わたしは○○専務に電話を入れて事情を説明し、当日の会議欠席の旨を伝えました。
すると・・・
とりあえずこの辺りで一旦アップします。
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