【新シリーズ】⑦ あの引越会社が倒産に至るまで | 【新築専門の引越】、0円引越を立ち上げた男の次なる仕掛けがコレ!

【新築専門の引越】、0円引越を立ち上げた男の次なる仕掛けがコレ!

引越業界、不動産業界に大きなインパクトを与えた『0円引越』から2年半、
延べ5万件を超える引越しを見てきた経験上、今の引越業界には絶対に出来ないのが【新築専門の引越】です。
私たちは今回、敢えてその専門部隊を立ち上げてお客様の新居に対する想いに応えます!


こんにちは。

『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。


【新シリーズ】 あの引越会社が倒産に至るまで 第7弾です。

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事務所に戻った私は周りに聞かれない程度の小声で、

「オレは異動するぞ。」

社長室へ消えた私を迎えてくれた△△に、開口一番そう伝えました。


「ここまで作り上げて…誰もこの先なんて出来ないですよ!」

後任の△△は、怒りとも諦めともとれる口調でした。



「お前が言うな!誰が後を見るんや?」


後任の話しは人事の内容ですので極秘事項です。

誰が来ても今まで通りの仕事でいい!と、△△に話すくらいしか出来ませんでした。



「異動はいつですか?」



「人事のことだからわからん!」



その後、どこから伝え聞いたのか、全国各支社の業務責任者、支社長、営業マン…

電話がひっきりなしに掛かってきたのを覚えています。




ある支社長は、

「お前が居なくなると業務の抑えが利かんなぁ~どうするつもりなんや?」

「私に聞かれてもわかりませんよ。」


誰がどう伝えたのか?その日にして私の異動は周知の事実になりました。




私の辞令が出たのはその2週間後。

配属先は法人部でした。

思っていた通りの部署であった事と△△への引き継ぎもスムーズだった為に、

特に大きな混乱もなく異動できました。


△△以下、数名のスタッフが私の荷物整理等を手伝ってくれている途中、
監視カメラでそれを見ていた社長から電話がありました。



「お前の荷物の片づけを手伝っているメンバーは、合田グループに見られるぞ!」

「○○専務が手伝っている者に対して何をしてくるかわからんぞ!」



何という事でしょう?

善意の行動の結果が、彼らの意図する方向と逆になるのは好ましくありません。

私は手伝ってくれているスタッフにこう言いました。



「お前ら、これを手伝ってると○○専務に睨まれるよ。」

彼らは全く手を止めずに言いました。


「どうぞ、どうぞ!僕たち最初から合田グループって見られてますやん!」



私は笑いながら、

「それもそうやな~」



△△は言います。

「いつ戻って来ても良いように、書類関係は全部このままにしておきます。」

「わからんぞ~」

私は複雑な心境でした。




異動先の法人は以前も所属していた場所でした。


法人部へ挨拶をしに行くと、
「歓迎会しないとだめですね?」



そう言って、古株の事務員さんは笑ってくれて…

ずっとそこに居たような温かい雰囲気で迎えてくれました。




ただ一人、その光景を見ていた○○専務以外は…



とりあえずこの辺りで一旦アップします。



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【新シリーズ】① あの引越会社が倒産に至るまで

【新シリーズ】② あの引越会社が倒産に至るまで

【新シリーズ】③ あの引越会社が倒産に至るまで

【新シリーズ】④ あの引越会社が倒産に至るまで

【新シリーズ】⑤ あの引越会社が倒産に至るまで

【まとめ】 あの引越会社が倒産に至るまで

【新シリーズ】⑥ あの引越会社が倒産に至るまで



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