こんにちは

算数ギライをなくす活動をしているゼロ先生です。

いつもお読み頂きありがとうございます。


もし、あなたが小学生のお子さんをお持ちなら、…


もし、あなたのお子さんの

算数なんてキライ!」が「算数って楽しいね!」に変わるとしたら?


あなたはそのヒミツを知りたいとは思いませんか?


では、早速始めましょう。

問題です。


(問) 高さが2cmのクッキーの箱と高さが3cmのパイの箱をならべて積んでいったとき、高さが等しくなるのは何cmのときでしょう。

イラスト 箱積み
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(見通し)

つばさ:「クッキー箱の高さ2cm」

あおい:「パイの箱の高さ3cm」

つばさ:「クッキーの箱の高さのふえ方…2、4、6、…2の倍数だね」

あおい:「パイの箱の高さのふえ方…3、6、9、…これは、3の倍数」

ゼロ先生:「クッキーとパイの箱の高さが等しいとき…」

つまり、

今日の課題は、「共通な倍数」を求めるです。


クッキー → 2、4、6、8、10、12 → 2の倍数

パイ → 3、6、9、12 → 3の倍数

つばさ:「よく見ると、同じ数があるぞ」

あおい:「答えが等しくなるのは6、12のとき」

ゼロ先生:「2の倍数、3の倍数に◯をつけよう」

図1  数直線
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ゼロ先生:「◯がつけられましたか?」



図2
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ゼロ先生:「共通な倍数に色をつけましょう」

つばさ:「6、12、18、24…、これって、6ずつ増えてるね」

あおい:「6の倍数なんだ」


(まとめ)
6、12、18、…のように、2と3の共通な倍数を『公倍数』といいます。

つまり、
2つの整数の「共通な倍数」を、2つの整数の『公倍数』といいます。

共通な倍数 = 公倍数

《 ワンポイントアドバイス 》
高さが2cmの箱を6箱。
高さが3cmの箱を4箱。
それぞれ用意します。

順番に重ねていき、同じ高さになったときを記録します。「体験」に勝る学びはありません。

「なるほど」、その積み重ねが、算数ギライをなくすコツです。

キーワードは、高さが同じです。
共通 = 高さが同じ 」と、理解できます。