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シャア専用ZERO-CUBE戦記

従軍6年の中堅となったシャア曹長は少尉に昇進しました!
還暦夫婦が建てた企画住宅ゼロキューブのブログ。自らシャア専用と名付けた赤い外壁の住まいに関する出来事について(たま〜に)ガンダムテイストを交えながら書き記す、親族への報告と忘備録を兼ねた全記録。

重症箇所の修理に取り組んだ。経年劣化のサビから発生したシャーシの穴あきを修理していく。

 

鉄板などはモノタロウで事前に購入済み。購入したのは穴埋め補修用に3.2㎜厚の鋼板と、ボディ用に0.8㎜鋼板。

 

 

ただ、実際に作業すると薄い鋼板を組み合わせて強度を出してる箇所だったので考えていたより苦労する羽目になった。

 

溶接が必要な個所は以下のとおりで、大きく分けて3ヶ所あり症状がそれぞれ違う。

 

 

 

①右タイヤハウス後部

ジャッキアップしたあと馬を架ける場所なのだが車内から手でサビを取っただけでこの有り様。これでは馬を架けたらグズグズに崩れてしまうのは当然だろう。

 

 

 

②サブフレーム後部マウント基部

ここも加減速の際に加重が掛かる部分。車内の補強プレートに沿ってクラックが入りそこからサビて貫通している。ご覧の右側がひどいが左も修理が必要。

 

 

 

 

③番外:ボディのサビ

これはサビで塗装が浮いてきてるだけなので走るのには影響がない。ここは今回手を出さず塗装をやり直す際にパテ盛りか溶接かで修理する予定。

 

 

 

 

 

今回は、まずタイヤハウス後部の貫通穴を修理する。ここに穴が開いてると馬がかけられないので初めて車載ジャッキを活用した。

 

 

↓車載ジャッキ

ボディ横の穴に突起を差し込んでボルトを回すという単純な仕組みで、片側の前後タイヤを同時に上げることができる。まあ、見てのとおり路上ではあまり使いたくない代物。

 

 

 

↓サビ部分を切り取る

ここは作業し易いので普通のグラインダーでアッという間。刃を入れるときはちょっとドキドキした。

 

 

↓サビや塗装を落とす

細かい作業にはマイクログラインダーが活躍。画像撮り忘れたが、取りきれない部分はサビ転換剤で朽ちやすい赤サビを進行しにくい黒サビに変える処理をしている。

 

 

↓ボール紙で型紙を作り3.2mm厚の鉄板を切り出す

一般的なシャシーの厚みに合わせて買った鉄板だが、2㎜もあれば充分だったな。分厚過ぎたため切断はともかく曲げる作業が大変だった。ハンマーだもの(笑)

 

 

↓下側も型をとる

 

 

↓複雑な形状で難しい作業だった

紙の裏にどうしても鉄板どうしが浮いてしまう部分があり、きれいに溶接できそうにない。とりあえず凸に合わせて切って曲げることに。出来た隙間は後で溶接で埋めよう。

 

↓3枚の板で囲うかたち

ハンマーで叩いて形状に合わせて曲げてある。

 

 

↓マグネットで張り付けて最終調整

 

 

↓溶接していく

こんな作業しやすい場所なのに溶接ヘタだな~(笑) ちなみに瞬時に遮光する自動遮光面を使ってるのにこれ。

 

 

↓アグラ組んで溶接していたら足が燃えてた(笑)

何だかあったかいな~っと思って遮光面を外すと本当に炎が上がって燃えてた。作業ツナギと中のズボン、アンダーパンツ、靴下まで溶けてしまった。ヤケドしなかったので笑い話。

 

 

↓車内からも溶接

これだけしっかり溶接しとけば馬を架けても大丈夫だろう。下から見ると隙間だらけだったが、溶接前に車内からハンマーで叩くと結構くっついた。

 

 

長くなるので今回はこれまで。

溶接後の処理についてはサブフレームマウント部分と合わせて別記事にします。

再生計画の順番と実作業の日時ともズレるが、完結した作業から記事にしていく。

 

 

不調を抱えていたヒーターを外したついでにオーバーホールした。

症状として出てたのは

 

  1. スイッチONでも動かないが蹴ると動く時がある
  2. 動き出しても突然止まったりする
  3. その動き始めにギャ~~~~!っという断末魔の叫びをあげる
  4. 時に叫び続けでうるさ過ぎで閉口→OFF

 

動いたり動かなかったりはおそらくアースが取れてないのが原因。スイッチやアース端子をチェックしなければならん。ギャー音はモーターベアリングだろうな~と思いながらヒーターの分解修理を行った。

 

分解するのは2回目で、前回はヒーターコアからの水漏れだった。ポタポタにあらず、じゃーっと出るくらいの大惨事。当然冷却液が無くなるのですぐに修理した。

 

 

実はローバーミニのヒーターはオーバーヒートの兆候があった場合に少しでも熱を逃すため夏でも作動させることがあるのだ。

可愛らしい外観と裏腹にハードボイルドな我がミニにある唯一の軟弱快適装備かもしれないが、実用性の高い排熱装置でもある。

これが使えないのは実は危なかったりする。

 

 

↓分解バラバラ

 

 

↓前回修理のホース取り付け口

樹脂製の口が根本で折れていたため、アルミのパイプを入れて補強してからシリコンコーキングで固定してある。以来10年以上漏れてないから修理方法としては間違ってなかったのだろう。

 

 

↓ブロアモーターをチェック

12Vを流すとちゃんと動いた。軸を揺さぶってもガタツキは感じない。ベアリングの異常ではなかったようだ。

 

 

 

音の原因は何だったのか?

 

ヒーターコアの外周にはスポンジが貼り付けてあり本体ケースに圧入することでケース内部に固定されているのだが、このスポンジがボロボロの粉状態になっていた。構造から推察するに、どうやらモーターの振動でアルミのコアが金属ケースに触れて断末魔の叫びをあげていたようだ。

 

前回OH時にはコア周辺に純正と同じようなスポンジを入れていた。今度は劣化しにくいウレタンクッションと厚手のビニールシートで挟みコアを固定することにした。

画像は撮り忘れたが、分解したパーツを全て水洗いしたあとルーターでサビを落として黒く塗装しなおしている。元通りに組付けて完成。

 

 

↓完成体でチェック!

紙を切って送風口に置いてみた。しっかり風が出ておる。もちろんスイッチ、モーターとも良好。何度やってもギャー音は出ず、ON/OFFもしっかり作動することを確認した。

 

 

↓パワープローブ

パーツに電気を流して実際に作動させたりできる。正常かどうかをチェックするだけならこれが一番簡単で使い勝手が良い。使っているのはSnap-on製だが、構造は単純なので市販の安い物でも充分実用的。

 

 

 

 

 

 

作業中びっくりしたのはコアのパイプに水を流すと大量のサビが出てきたこと。水圧を掛けて何度も流してサビ色が出なくなるまで洗浄しておいた。

 

コアはアルミだから赤さびなど出るはずがない。エンジン内部のサビ(ローバーミニのエンジンはアルミではなく鋳鉄なのだ)がヒーターコアに溜まっていたのだろう。

これはエンジンのクーリングラインを洗浄する必要がありそうだ。

 

 

でもとりあえずヒーターの修理は完了した。

 

 

 

完治じゃ!

 

(カバーを留める小さなネジが2本無くなったのはナイショ)

ローバーミニのクーラーはいわゆるエアコンではない。

 

文字通りのクーラーで、ただ冷たい風が出るだけの装置である。インダッシュというダッシュボードと一体化したタイプと吊り下げ式という後付けしたものがあるようだが私のは一体タイプ。

いずれにせよ夏が暑い日本には必需品…と思いきや、まったく必要性を感じない。

室内空間が狭いのでクーラーで冷やすより窓を開けた方が早いし気持ちいいのだ。皆使ってるのかね?

 

私は元々バイカーだから夏は暑く冬は寒いのが当たり前だし、お母さんも車は雨に濡れなければ良いというシンプルな考えの持ち主。夫婦そろって車に快適空間などは求めてない。

 

夏は窓を全開、冬も窓を開けてヒーター焚いて走る。雨の日も窓を開けて走るのは窓が曇るから。

そう、窓さえ開けられればエアコン等は要らんのだ!(悔し涙)

 

 

だから人を乗せたときに一度使ったくらいでほぼ使ってない。唯のオブジェどころか重りになっているだけ。購入後2~3年してから試しに点けたときには既にガスが抜けたのか冷たくはならなかった。

いつか外そうと思いながらガスの処分方法が分からずそのままズルズルと15年以上放置していたもの。

 

今回はシャーシーの溶接作業をせねばならんのでコンソール下の足元周りをできるだけスッキリとさせておきたい。室内機は助手席の前にあるが、こんなものがあったらやり易いはずの内部からの溶接作業も難易度が上がる。それでなくてもヘタなの。

 

 

やるなら今しかあるまい。

という訳で思い切って取り掛かった。

 

 

 

↓助手席側の上についているのが室内機

こんなものが在れば助手席の人は足も組めない。ステレオの左にあるのがコントローラー。

 

 

↓パネルも取っ払う
真ん中の下にあったヒーターも取り外す。こちらもギャ〜!と断末魔の叫び声が出たり、作動しなかったりで調子悪い。後日OH予定。

 

 

 

 

ははは、結局は全て外した方が作業しやすい。

ついでに壊れて使ってないステレオもスピーカーも配線込みで全て取っ払う。これは破棄だな。

 

 

 

↓エンジンルームは外していくだけの簡単作業

邪魔者を外せるのが嬉しくて写真を撮り忘れるくらい夢中になって外してた。前の画像で誤魔化す。

 

 

 

 

 

↓取り外したパーツ

リレー類もあるのだが、配線がメインハーネスと一体化している部分があり、現段階では外すのは難しい。電気系の組みなおし時に配線の働きを確認しながらバラす予定。

 

 

 

 さて、クーラーを取り外すときに問題になるのがオルタネーターの位置で、コンプレッサーを介して2本のベルトでオルタを回している。コンプレッサーを外すとベルト1本分のズレが出るためそのままではウォーターポンプから出ているプーリーに直接ベルトを架けられず発電できない。

 

↓元の位置では取り付けが出来ない

 

 

 

そこで移設用のステーとプーリーを単体で購入。キットより割安だったが、そのままではプーリーが少し内側に入ってベルトラインがずれる。数ミリのスペーサーが必要だ。

 

以前外したお古パーツのゴミから何か使えないか探すと、ネジ穴が潰れたハブナットが出てきた。これを削ってスペーサー替わりにすることにした。

 

 

↓削って調整ハブナット

 

 

↓そのままだとファンに貼りつくプーリー

 

 

↓でっち上げスペーサー入れた状態

数ミリ浮いてるのが分かる。ただ、ハブナット穴のほうがオルタのボルト径より大きいためそのままでは真芯が出ない。ゴムのOリングを入れてからナットを入れて固定。

 

 

 

これでなんとかプーリーのベルトラインがそろうはず。あとは注文してるベルトが届いたら発電可能になるだろう。

 

 

 

外したクーラーは中古部品としてヤフオク行きの予定。

今回の修理に購入したパーツ代を少しでも回収できればいいな~