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シャア専用ZERO-CUBE戦記

従軍6年の中堅となったシャア曹長は少尉に昇進しました!
還暦夫婦が建てた企画住宅ゼロキューブのブログ。自らシャア専用と名付けた赤い外壁の住まいに関する出来事について(たま〜に)ガンダムテイストを交えながら書き記す、親族への報告と忘備録を兼ねた全記録。

無事にポンコツ君が復活したので、車両火災で燃えた配線の復活方法について書いておきます。

今回はふたつの方法を試しました。

 

 

まず現状は以下の通り。

 

・スイッチONでエンジンは掛かる

・スイッチOFFでエンジンが止まらない

・キーを抜いてもヘッドライトは点灯したまま

・その他電装系全滅

 

ココから復活させます。

 

 

 

↓作業準備

作業しやすくするためボンネットを外す。キャブは邪魔にならないのでフィルターを外したのみ。もちろん車体後部のバッテリー端子も外してある。

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↓ヒューズボックス

現状写真を撮っておく。車検などの際に必要なところをその都度テキトーに配線してるので、どこに何が来ているかよく判らんの。写真は撮ったけど今回は配線図を元に作業したため純正と同じ並びに戻りました。ライトの消し忘れ防止のため、スイッチをOFFにすると電装系も全て切れるように加工してたのが他の車と同様にライトが点いたままになる仕様に戻った。

 

 

↓焼けた配線の発掘作業

先の尖った工作用カッターナイフで焼けた樹脂を切ったり削ったりしながら金属ワイヤーを剥き出しにしていく。

 

 

↓概ね剥き出しにした

ただ、かなり毛羽立っている。ほとんど千切れかけのものもある。完全に切れているものも数本。

 

 

↓ビニローゼ塗布

方法①として、先ずはビニール被膜を作ってくれる樹脂塗料を使ってみた。出来るだけ広げて単体のワイヤーにしたところで刷毛を使ってビニローゼ原液で塗りたくる。半乾きになったところでさらに塗り重ねて被膜を厚くしていく。

 

↓ビニローゼはお勧め!

今回はチャレンジだけだったけど、ビニール被膜を作れるのは色々役立つよ。

 

 

 

コレは別の用途に購入していたものだが、自分で修復作業をやる気になったきっかけにもなった。ビニローゼで樹脂被膜を作れるから上手くいけばこれだけで修理できるかも…と淡い期待をもって作業にはいったのだ。

 

使った感想を言うと、数本が焼け焦げた程度の軽い症状であればこれだけで修復可能であると思います。配線ごことに上手く被膜を作ることができればしっかり絶縁してくれる。

 

ただ、わがポンコツ君は思いのほか重症だったようだ。乾燥後のテストではあっという間にショートして火花が飛んで煙が出た。

車載状態のまま被膜の無いワイヤをあっち向けたりこっち向けて塗ってるうちに、せっかく塗ったところが擦れて被膜が剥げてしまうようだ。さらに毛羽立った配線から処理しきれなかった細いワイヤがちょこちょこ出ているため完全に絶縁することができなかったらしい。

 

仕方ない。方法②として、焼けた部分を新品の配線と入れ替えるしかない。

 

純正のハーネスにはたくさんの色が使われているため、同じ配色は望むべくもない。いくつかの色が入ったワイヤーセットを太さを合わせて購入。全部黒でも問題ないが、作業中に判別しやすいようにするため色が複数あったほうがよい。

 

全てのワイヤーの焼けた部分だけ入れ替えていくことにしたが、既に焼け切れているワイヤーは何処に繋ぐかそれぞれを調べる必要がある。

 

 

↓パワープローブを使用

エンジンに置いてある赤い針状のツール。どの部分につながっているかを判別するのに便利なテスターで、バッテリーから電源を取って配線に針を当てると、電気の+- の極性や導通をチェックして、さらにスイッチを入れれば電気を流してパーツを作動させたりできる。間違ってショートさせるとブレーカーが作動する優れもの。

 

 

↓安価なパワープローブ

私のはSnap-on製なので高価。これは安いけど評価が良いので充分使えると思います。

 

 

 

↓別途購入した皆さん

ワイヤー、カシメツール、切断ツール、カシメと絶縁を同時にできる熱収縮コネクタ。実はカシメ用のツールは持ってなかったのだ。安物の電工ペンチ1本で今まで凌いでたが、今回のためについに購入した。早く買っときゃ良かった。メチャ簡単にきれいな接続ができた。

 

↓ついに購入カシメツール

なぜもっと早く買ってなかったんだろう…、今までの苦労とは…

 

 

 

↓サイズは色々あるよ

シリコン被膜は柔らかく作業しやすいが、ビニール被膜より滑りが悪いのかちょっと引っかかり易いかな。銅線はちゃんと撚線なので普通に電気配線できます。

 

 

 

↓配線を入れ替え中

被膜の残っているところで切断してコネクタを接続。反対まで似た色の配線を引っ張っていき、同様にした反対側コネクタと接続する…という手順を繰り返した。最初は差し込んで軽く止めておいたら何かを引っ掛けて抜いちまった。慌てて何本か記憶のままに戻したが、自信のないところは仮止めにしておいた。

 

↓マジお勧め!

金属チューブだけのは以前から使ってたが、収縮チューブ付きなので簡単に配線できた。最初ミスもあったので50個をほぼ使い切った。

 

このコネクタはカシメたあとにヒートガンでピンクのカバーを加熱すると綺麗に防水加工できます。画像には写ってないと思うが、今回はこれに加えてカシメ不要の真ん中がハンダになった製品も使用した。

 

↓メチャお勧め!

なんと真ん中部分がハンダになっててヒートガンの熱で溶けて溶着する。ハンダ付けが苦手な人でも手軽に確実な結線が可能です。

 

 

いずれも時短効果が素晴らしい製品で、非常にお勧めできます。

 

 

 

↓ついに復活!

前に置いてるのはクッションで、立膝ついて1日作業してると膝が痛くなるから。なーかなか全部が点かなかったウインカーが正常に点滅するようになるまで丸々1日作業した。左右のウインカー配線は別だし、左サイドの1つだけさらに別配線が必要だったりするのだ。アホ―、判るか―!

 

 

同様に復活までにかなり苦労したハザードは、配線ではなく結局リレーが焼死していたことが原因だった。

最後まで判らなかったポジションランプのうち、後部は配線入れ替え作業中に取り違えを起こしていたことが原因。二つ上の画像中にテープで仮止めしていた線がそうで、怪しいと思ってカシメてなかった部分。この線で前のポジションランプが点灯したので問題ないと思って仮止めしていたが、やはり取り違えていた。後部も同時に点けるためには別の線に繋ぐ必要があったのだ。

 

ドアキー、エンジンキー、給油口キー、と鍵だけで最低3つ必要なのと同じく、後で付け加えられたものが多いローバーミニが整備士に嫌われる理由がここに見えてくる。

古い設計が基本にあり、法規の変化や国別対応するなどにより継ぎ足し継ぎ足し配線されているので非常に解りにくい。左右や前後でランプ類の線が全部違ってたりするのだから配線の色が判別できないとどこに使われているのか判断できないのだ。

 

自分でもドライビングライトを別リレーで配線したり、etcやドラレコを追加するなど付け加えた電装系も多い。さらにクーラーを外したり、オーディオを外したりもしてるので不要な配線もあるのだ。

 

導通が無いものも含めると、使わなかった配線は合計7本あった。それぞれ極性を書いたうえで漏電が無いように処理している。

 

試運転したところでは、最初ドラレコとタコメーターの動きが少し不安定だったが、走るにしたがって安定動作するようになった。灯火類はもちろん問題ない。

注文していたリレーが間に合わなかったが、ハザードはウインカーリレーに差し替えたら正常動作することを確認しています。

 

それ以外の灯火類の点検を動画にしたのでご覧ください。

 

 

 

↓灯火点検からエンジン始動(45秒)

 

 

 

およそ3日間と、ずいぶん時間がかかったけれど、痛いやけどを負ったポンコツ君はこれで完全に復活した。

 

 

 

 

さすがは、私 !

 

 

やるなー、私 !!

 

 

すごいぞ、私 !!!

 

 

でも、普通は配線を焼かんのだよ、私…

 

 

 

 

【おまけ】

 

↓ハンターカブパンク修理

ミニの作業中、お母さんがハンターカブをパンクさせて帰ってきた。

同時に作業したが、チューブタイヤの修理は久しぶりのためゴム糊が硬化して使えず、近所のバイク用品店では修理キット1,600円、新品チューブ1,700円とほぼ同等。迷わずチューブ交換した。

 

 

 

いやぁ、ボク笑っちゃいました。

車両火災に出くわして初めて消化器を使った記事を書いたばかりだが、今度は自分の車が燃えた。


経緯は以下の如し。

今月10日早朝の事。いつものように暖まる前にチョークを引きながら走り出すと近所の信号で停止のために回転を落としたところでエンストした。そのままクラッチ踏んで転がして速度を増したあとクラッチを繋ぎなおして再始動させたところ、バックファイアの炸裂音とともにコゲ臭い匂いと煙が車内に入ってきた。これには直ぐ思い当ることがあった。

 

今年の初めくらいに冷えた状態のエンジン始動の際にバックファイヤでキャブのフィルターを消失させていたのだ。そしてテキトーな私はそのままフィルタースポンジ無しで乗り続けていた。とーぜん、またバックファイアを起こすとその火はエンジンルーム内部で炸裂する。

 

ちなみにバックファイアとは、点火ミスなどにより大きななパーン!という音と共にエンジンの火がキャブに戻ってフィルター側に一瞬火を噴く現象。

排気系に生ガスが入ってマフラー内部で燃焼するアフターファイアとは違うものです。こっちは暴走族がよくやる遊びで、MT車で走行中にキーをいったんoff。エンジンを失火させて惰性で走りながらキーをonにすれば再現できます。やりすぎると凄まじい音とともにマフラーが裂けたり時にぶっ飛んでいくので良い子はマネしないように(笑)

 

バックファイアは古い車では決して珍しくも無い。フィルターも車検ごとには交換してたが、その際には燃えて半分以上なくなっているのが普通だったからあまり気にもかけなかったのだ。消失させたときも手で叩いたらすぐに消えたので軽く考えて笑い話しにしてたくらい。バカだなー(笑)

 

しかしこの時は停止と共にボンネットからおびただしい煙が噴き出してきた。慌ててボンネットを開けるとキャブの後ろから結構な勢いで火が上がっているではないか! 隔壁の防音材が燃えてるのは直ぐに分かったので手で叩く(運転中はいつもグローブをしている)が、全然消えない。既に配線の樹脂が燃え始めていたからだ。

 

↓燃え中のイメージ画像

家に戻ってエンジンを切った後だが、これくらいの炎が上がっていた。叩いたくらいで消えるわけがない。ライトが点いたままであることが分かるね。これを見た時に重傷であることを悟った。

 


オーバーヒート対策でいつも積んでいるペットボトルの水をトランクから出して、押しつぶしながら一気に2Lをぶっ掛けて鎮火した。何とか消えてくれて助かったが、もしガソリンに引火してたら水を掛けても消えないので、危うく丸焼けになる所だった。


アブネーアブネー、冷や汗かいた。
何とかエンジンは掛かったから家へ戻ったが、もちろんウインカーなどは作動しないため手信号。キーをオフにしてもエンジンが止まらずギアを入れたままクラッチを上げてエンストさせた。さらにライトが点灯したまま消えないことがわかりバッテリーを外して処置した。そのままだと燃える可能性が高い。

私は指先に軽いやけどの水ぶくれができた程度だったが、エンジンルームはご覧の状態。


↓被害者の皆さん

キャブの後ろを通っている配線が丸焼けで皮膜などの樹脂が焼けて一体化して固まっている状態。隔壁の防音材は焼け落ちて鉄が剥き出し。ここには管ヒューズが2本あるはずだが焼け落ちている。何本かの配線は叩いた拍子に切れてしまっていた。

 

 

 

 

エンジンがかかったのは点火系が無事だったから。

しかし電装系は壊滅的なダメージを負った。もちろん走らせるわけにはいかない。

 

普通ならメインハーネス交換になるが、一式12万円くらいと高額だし何よりも非常に面倒な作業になる。

何とか配線を修復して直しましょ。

 

 

実はもうほぼ作業の目処がついているので久々に次回予告やっとこかな。

 

 

次回予告

「燃えた配線の修復方法」

ポンコツ君は果たして復活できるのか?

乞うご期待

(つーか、普通は燃えんわ!)

 


表題の通り人生で初めて消火器を使用した。訓練ではなく実戦だった。


「ははぁん、ついに裏庭BBQで火事を出したのだな」と思った方、あいや待たれよそうではない。

学校の送迎バスで生徒を送っている時に交差点近くで停車している車の車両火災に出くわしたのだ。



ロータス7(セブン)という旧車のレプリカでバーキン7という車が有るのだがコレが停車してボンネットから煙を吹いていた。


レッカー車を待つ燃えてた車

ルート走行してたので鎮火後2回目に通りかかった時に撮影。既にボンネットは閉めてるがエンジンルームが燃えて消火剤で真っ白け。




まあオーバーヒートだろうなと思いながら横付けして助けが必要かと声を掛けていると、取り外し式のフードを外した運転手が慌て出す。キャブの辺りからチョロチョロ火が出ていた。


運転手が「誰か消火器もってないですかー」と車に呼びかけている。信号待ちの車から人が出て近所の会社などへ走ったりしている。皆信号どころではない。


私も直ぐに車を移動して、室内後部の座席下から消火器を取り出そうとしたがワンタッチで外れるはずが取れない。固定バンドを引っ掛けるクリップ部分が踏み潰されて外れなかったのだ。


後部席に移ってキーの先でこじて何とか外した。

火災中の車に戻るとウエスを被せて鎮火させようとしているが、ガソリン火災は簡単には消えない。


燃え始めたウエスを外してもらって、大きな火の手がが上がった所を中心に消火器を使用して鎮火させた。



さすがは消火器、半分ほど消火剤を噴霧しただけであっという間に火が消えた。


しかしレバーを戻しても中身は出続けるタイプなので、ホースの先を指で塞いで出るのを止め、完全鎮火を確認してから残った消火剤は雑草の茂みの中で出し切った。

本当はいかんのだろうけど消火剤全量を不必要にエンジンにかけると後で修理の際に大変な作業になるのは明白だからだ。



↓持ち帰った使用済み消火器



よく見ると使用期限切れてんじゃん。作動したから良いけどね。

期限切れも問題だけど直ぐに外れないのは大問題。後で教習車の消火器(中型車以上には義務付け)点検を管理者に上申しておいた。



↓我が家の消化器

見たらわかる通りワンタッチベルトで固定してるので外れなくなる事はないハズ。この消化器は吐出量をコントロールできるタイプです。お勧め!


皆さんもお家の消火器がちゃんと使えるか気をつけよう!