今年の新年のご挨拶はこれでもまだ早い方になりますが(笑) 今頃、あけましておめでとうございます。
正月休みに息子2号一家が泊まりに来た。おせちはもう良いやということで、朝食に広い調理面でフレンチトーストを作ってやろうとBlackstoneグリドルに火を入れたら、鉄板が熱くなるより先に火が消えてしまった。
アダプターの簡易メーターで残りがほとんど無いのはわかっていたから、準備していたカセットガスアダプターに切り替える。
↓4本連結アダプター
1本250g入りのカセット4本で合計1kgを連続使用できるもの。冬の寒い時期はこれでも気化しにくいが、使い始めの1時間くらいは火力も十分。
ここで衝撃の事態に…
慌ててたので写真は撮ってないが、火をつけて直ぐに鉄板の下から真っ黒な煙がモクモクと出てきた。何とバーナーから鉄板の底を舐め尽くすかの如く大きな黄色い炎が上がっていたのだ。慌てて火を止める。
調べても原因が分からず、プロパンからカセットガスに変えてガスの種類が変わった事(でも本来なら何の問題もないはず)しか心当たりも無いが、不安なのでとりあえずフレンチトーストは中止してフライパンの出番となった。
1時間ほどしてから再挑戦。しかし最初は青い火が点いたものの、程なくして煙がモクモク。
オーバーホールしかないかと思ったが、ふと見るとカセットガスが裏表逆に置いてあった。
プロパンのタンクを付けたままカセットを接続して取り回しがキツくて何気に裏返して置いたらしい。
ご存知の通り、カセットガスは横に設置するが裏表が決まっている。側面の矢印が上に来ないと液体がそのまま出てしまう構造。
つまり気化したガスではなく生ガスがバーナーまで行ってたのだ。いや、これはヤバかった。ヘタしたら爆発もん。
一旦外してレギュレターやホース内部に残ったガスを抜き、正しい方向に設置したら問題なく完全燃焼しだした。
そこで、お孫さまの皆さんに喜んで貰おうと作ったのが以下のみたらし団子。
↓みたらし団子焼きのショート動画
- 絹ごし豆腐×1丁
- 白玉粉×豆腐と同量
これをよく混ぜて耳たぶくらいの硬さになるよう水を入れて調節。やや平べったくなる程度に〇く成形して、タップりのお湯で茹でる。数分すると浮き上がってくるので、掬い上げて冷水にさらす。冷やしたものを3つほど竹串に挿しておく。
みたらしタレの作り方
- 砂糖×150g
- 醤油×大さじ3杯
- 片栗粉×大さじ4.5杯
- 水×200mℓ
全ての材料を水の中へ入れて、小鍋で加熱しながら混ぜ合わせると滑らかな仕上がりになります。
最後に串に挿した団子をBlackstoneグリドルで(無ければフライパンで)焦げ目がつくくらい焼いてからタレを絡めていただきます。
豆腐を入れることで冷たくても硬くならない団子が出来ます。冷たいぜんざいを掛けて食べても柔らかくて美味しいよ!
さて、こうしたデザートまでグリドルを使っているので使用回数は増える。最初にプロパンガスを購入した10月から3ヵ月程で8kgのガスを使い切った訳だが、回数ではおよそ30数回の使用で、1回辺り20分〜50分は使っての事。
乱暴な計算だが、平均値を35分として回数も35回とするならば、延べ時間に換算しておおよそ20時間は使えたことになる。
充填を頼んだプロパン屋さんに「よ~使ったなぁ」と言われるほど使用頻度が多かったようだ。色々使えるのが面白かったし、昼ごはんに一人分のチャーハンや焼きそばも楽しんで作れるのが裏庭BBQ場の魅力なのだ。
ちなみに完全に空の状態で8㎏ボンベに充填を頼んだ料金は4,070円でした。1㎏あたり508円。
安もんのカセットガス48本(1本250g×48=12㎏)を箱買いした代金は7,000円ほどなので、1本146円の1㎏あたり583円。
劇的に安いわけではないものの当然ながらプロパンガスの方が安いし、冬の寒い時期でも火力が安定している。BBQグリルやグリドルにはプロパンに限る。
一方で、カセットガスの方は4本で2時間くらいは使えることを確認済みだが、冬の寒い時には気化熱が強すぎて冷え込み新品でもガスの出方が弱くなり温かい時期でも後半は火力が落ちる。やはり非常用だろう。
ガスの残量が少なくなると出が悪くなるようで、連続使用の場合には予備を持った方が安心。そうなると使用途中の残りが少なくなったボンベがたくさん出てしまう。なんとか纏められないものか?
そこで、せっかく分配アダプターが有るのだからさらに充填アダプターを加えて使いさしのガス缶から残り少ないガスをひとつの缶に集めて残量を増やしてみた。液体なので逆さにすると上から下に液が移動するのだ。
以下は違法につき非推奨
私もバレないようにこっそりやってます(書いとるがね)
使いさし缶は150g~200g足らずのものが4本ある。残量の一番多いものに他の3本から液体のガスを移す。
↓新品の重量は350g
内容量は250gなので缶重量は100gという事になるね。
↓使いさしカセットガス缶
この缶は重量は154gね。これを一番残量の多い缶に移そう。
↓移したあと
どうしても20gほどは残ってしまう。なにやら、抜く方を温めたり、移す方を冷やしたりする裏技があるらしいが、今回は素のままで重力のみで移してみた。
↓その方法
4連アダプターに充填アダプターを追加。4連アダプターの左は支えているのみの空き缶。グリドルにつけるアダプターが付いたままだが、左のバルブを閉めているのでこっちからはガスが出ない。右側のバルブのみ開放している。おそらく4本付けた状態でも右下の1本に充填できるはずだが、今回は分かりやすくするため1本づつ接続して移動させた。
↓充填完了後のそれぞれの重量
新品350g、ほぼ満タン缶343g、残少缶155g、ほぼ空缶120g、ほぼ空缶120g。
1本は新品同様の残量になった。
あとの155g缶と120g缶2本はカセットガスコンロで土鍋を使うときにでも使おう。
今回は表題以外にカセットガス違法充填方法やみたらし団子レシピにいたるまで、雑多な情報となったが、違法情報を隠蔽(笑)するためなのでご勘弁。
警告!
プロパンガスやアウトドア缶のガスも同じ要領で移すことは可能だが、絶対にカセットガス缶には入れないこと。法律がどーの以前に、ガスの種類が違うため缶自体の対圧強度が弱いのだ。カセットガス缶にプロパンなんか入れたら間違いなく破裂します。絶対にやらないように。
何はともあれ、今年もよろしくお願いいたします。m(__)m