令和元年の6月に完成した我がシャア専用ZERO-CUBEに住まい、ちょうど2年が経過した。
1年前に書いた感想の最後で予告したシャア専用ZERO-CUBE完全体には未だ程遠いが、2年経ってもう少しこうすればより良かったとか後悔したりしているところを中心に感想を書いておきます。
いや、いくら事前に熟考しても実際に住んでみないと判らないことは多いし僅か2年ほどで考えかたも変わったりするもんだねぇ。
どなたかの参考になれば幸い。
- そもそもゼロキューブにして良かったか?
- ゆとりor無駄?
- 住んで分かった理想の間取り
- 床下点検口は廊下の突き当りに
- 勝手口は非常時に役立つ(かも)
- アルミ庇は役に立たん
- 軒の無い壁に縦すべり出し窓はやめとけ
- 庭の仕上げに真砂土はやめとけ
- 北側に面する外壁の色はよく考えよう
- 車庫は最初に作っとけ
そもそもゼロキューブにして良かったか?
雨漏りしてんだからこれはさすがに後悔しているだろう…と思われるかもしれないけど、実はそうでもない。シャア専用ZERO-CUBEの色・形・デザイン自体は気に入っているのだ。
何より自分で全て決めて建てたから愛着がある。
確かに家を建てた工務店がどこかに飛んだり、現在進行形(記事は6/3に記述)で雨漏り中だったり、車庫を建てるのに時間がかかったりしてるが、建物としてのゼロキューブの性能には充分満足している。
当家では元あった敷地に建て替えているわけだが、旧宅の弱点を補うべく新しい家に求める最低限の性能としてあった下記条件が、シミズホームのゼロキューブでは標準で満たされていたからだ。
- 2×4工法
- 樹脂Low-E複層ガラス窓
- 高気密高断熱
- 軽量な屋根
- オール電化+エコキュート
- サイディング外壁
せっかく建て替えるのだから少しオシャレで今風にしたいという希望もあった。
資料を集めているうちに出会った企画住宅というものを知り、その中でも希望に近いものが標準でついていたのがゼロキューブだった。
実際のシミズホームで建てたゼロキューブをいくつか見せてもらい、標準よりアップグレードされている仕様を知るともうこれで良いやとあっさり決めた。
以前にも書いたが、我が家は建替え決断から契約までおよそ2カ月と即断即決。ネットで調べたり知人に聞いたりした範囲では非常に早い方みたい。どうやら普通は何年も計画し調査して住宅メーカーをまわり見積とって比較しながら購入するものらしいが、そんなに時間をかけると私の場合は飽きて止めてしまうと思うね。
もちろんより良い家づくりのために勉強は必要だろうし勉強不足で建てたら後で後悔することがあるのは確か。しかし一度建てたらノーメンテの家などは存在しないのだ。手を入れながら住むことが分かっているんだから満足できない部分が出れば後で手直しすれば良い事。
後で手直しするのが難しい部分である上記条件を満たしていれば正直どんな家でも良かったのだ。
だから、テキトーに建てた(そんなつもりは無いが)から後悔しまくるのかといえば、少なくとも我が家ではそんなことないみたい。
もっと良い設備や素材があることも知っているが、実際に住んでみないと良し悪しが判らない部分もあるし、自分の経済事情は分かっているのにそれ以上の家を望むのは分不相応。
雨漏りしやすいと言われる軒の無い形状もリスクを承知したうえで建てている。
その為の保険であったり住宅メーカーの見極めだったりしたのだが、正直なところ屋根からの雨漏りを心配していたので玄関の庇から雨漏りするとは思わなかった(笑)し、シミズホーム社長がどこかに飛ぶとは想像もしてなかった…。
まあ、工務店の良し悪しを見る目が無かったという事にはなるのだろう。
「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを」
あ、若くなかったわ私(笑)
しかし、元々の住まいの建替えだから地域特性も把握してるし自分たちの生活ペースも家に求めるものも分かっている。希望通り、1階で生活が完結するゆったりとした生活空間の明るさ一杯の家である。
小さな不満はあれど夫婦ふたりともシャア専用ZERO-CUBEの現状にはおおむね満足しています。
ゆとりor無駄?
基本的にゼロキューブの間取りは非常に良くできていると思う。ていうか、スクエアな形状を前提とするならこの間取しかないのではとすら思える。
多くの人にとって問題ない快適な生活が出来ると思うが、ネット上に間取り例があふれていることでも分かるように、ある人にとって狭かったり、ある人にとって無駄に広いと感じたりするのはそれまでの生活に違いがある以上は当然の事。
また、同じスペースでもゆとりと感じたり無駄と感じたりする場合があるようで、やはり人によって感じ方は違うのだろう。
夫婦ふたりの我が家の場合は2階の間取りに余裕があるため、そのうちひとつを納戸にすることができた。大きな物や普段使わない物はこの納戸に収納できる。
家族構成や住み方によって時に無駄なほどに広いはずの間取りである反面、ゼロキューブ評価でよく見る収納が少ない・足りないという意見はなぜ出てくるのか?
これは、ゆとりの部分を残したまま収納を確保しようとするからではなかろうか?
・4.5帖キッチン
典型例が4.5帖ものスペースがあるキッチンで、多くの人が広いと感じるハズ。
旧宅が狭いキッチンであった我が家から見ると無駄に広い。ペニンシェラ・キッチンを入れて標準より30㎝以上狭くなった現状ですらまだゆったりしていると感じている。
我が家のキッチン背面にはキャビネットがあるが、よく見かける天吊りキャビネットは無い。大きくなったキッチンで収納を賄えるのでめったに使わない天吊りキャビネットは不要物の墓場になるというお母さんの希望で付けて無いのだ。
しかし、このスペースは私からは無駄に広い空間が余ってるように見えるため、アイアンの棚とか付けてオシャレにしたら~とは思う。
しかしこの一見無駄にも見える空間は、どうやら奥行を感じさせるようで、圧迫感や閉塞感を軽減させる効果があるようだ。何もない壁面もけっして意味のないものではないのだろうね。
我々からするとゆとりである空間に、天吊りキャビネットや天井まである造作収納を作った場合は”無駄な空間”もしくは”ゆとり”がなくなる代わりに収納に余裕が出来るだろう。
・吹き抜け
吹き抜けは2年経った今では我が家に欠かせない空間であると感じている。
新築当初は寒さに震えるのではと不安だったが、2×4と吹き付け断熱による高気密高断熱のおかげでエアコンだけで快適。
ならば明るさと空間の広がりを感じる吹き抜けは採用して良かったと言えるのだ。
しかし家族構成から間取りにゆとりが無い場合、この吹き抜けを廃したり狭くしたりすることで部屋数を増やしたり収納スペースを増やすことができる。
・玄関
無駄に広いとよく言われる玄関と玄関ホールだが、扉部分を凹ませて庇代わりにしたりパントリーや土間を広げたりすることで収納力を広げるための余裕にはなる。
でも玄関が広い家は”ゆとり”を感じるし、ゴチャゴチャしにくいので来客があっても恥ずかしくないよ。
・風呂の横長ワイドミラー
ちょっと意味合いが変わってしまうが、風呂のワイドミラーも同様。
標準の縦長ミラーを止めて横長ワイドミラーに変更したが、これも空間の広がりを感じる効果を狙っての事。湯舟に浸かっているときにワイドミラーに映る背後の壁が見えるわけだが、そこまでの距離が長いため広く感じる。洗い場についてる標準ミラーではこうはいかない。
実際に圧迫感がなくゆったりと湯舟に浸かれるので、これもゆとりの一種か。
さて、風呂のワイドミラー以外は物理的な空間。
この空間を取捨選択して収納を増やすことで収納が足りないと感じることは少なくなると思われる。その為には建築前に生活のイメージをしっかりと作ることが肝心です。
住んで分かった理想の間取り
じゃあ旧宅から生活イメージがしっかりできていた我が家では後悔しているところは無いのか?
もちろんあるぞ。
基本的に間取りには大きな不満は無いが、これから建てるとしたらこうした方がより快適だったろうという反省点がある。
ゼロキューブの音問題として記事にもしたとおりで、リビング一体のトイレ位置には問題があるのだ。
↓ゼロキューブ標準間取り
標準間取りでも我が家のような夫婦ふたりならさほど気にしなくても良いが、来客の多い家や家族が多い割に2階にトイレ・オプションを付けなかったゼロキューブの場合はどうしてもリビングで寛ぐ横でトイレの出入りが分かりその音を聞くことになる。お互い気まずい事だろう。
以前、コメント欄よりトイレの音に関して質問があったので対策を考えたことがある。
↓以前考えたトイレ音対策の間取り
トイレの位置は変えず、風呂と洗面化粧室の位置を入れ替えており、こうすることで無駄な廊下がなくなりその分洗面化粧室の面積が増えて下着やタオルなどの置き場が増えるうえ、トイレとリビングの間に扉が一枚入ることで音の問題も解決する。
問題点は誰かが風呂に入るとトイレが使いにくいことと勝手口が使いづらいこと。左側に抜ける風の通りも悪くなるので換気のためには洗面化粧室の扉を開けておく必要がある。
結局、何を優先し何をガマンするか決めておくことが肝心かな。
我がシャア専用ZERO-CUBEでは、これを改善するためにはリビングからトイレの位置が見えないように扉を挟んだ別の場所に移動するしかない。
基本的な間取りを大きく変えることなくリビングの広さを阻害しないという前提ではトイレを移設できるのは階段下のスペースしかないのだ。↑の間取り図で見る通りで、左半身を逆転しているから通常は玄関通ってリビングに出るところをダイニングに出るようになっているためこれが可能になる。
当家と同じ半身反転タイプの間取りを考えている方は検討してみてはいかが?
実際に自分で間取りを考えていた時には一時期この方式を取り入れていたが、玄関で接客中のトイレ使用に難があるのと、玄関ホールに扉が二つ並ぶこと、ややトイレスペースが小さくなること、が原因で採用しなかった。
しかし、めったにない来客と常時のトイレ使用を天秤にかけるなら音が聞こえにくくなる扉を隔てた階段下トイレを採用すべきだったと思う。
余った標準のトイレスペースはキッチンスペースを少し狭くすることで幅を広げて玄関収納を兼ねたパントリーにすることができる。
一面に造作した棚をつくれば相当な収容力があり、長尺ものも置けるし廊下に扉を付けることで玄関からキッチンなど水回りへの通路としても使える。玄関土間から繋がる防水床にすることで汚れものも気兼ねなく置けるだろう。
元々4畳半のスペースがある無駄に広いキッチンは、30㎝ほど幅広になったペニンシェラキッチンを入れた我が家でも未だ二人が動き回れるスペースがある。パントリーを作っても冷蔵庫前が少し狭くなる程度で調理にはまったく問題ないし、標準キッチンのままなら充分な広さが残るだろう。
つまりもっと奥行のある棚もしくは両面に棚の在るパントリーを作ることができるという事になる。
収容力は抜群だろう。
床下点検口は廊下の突き当りに
建物の床下を点検したりする際に人が入れる点検口がある。
現状で洗面脱衣室の鏡台の前にある床下点検口は廊下の突き当たりトイレ前のスペースに設けた方が良かったと思う。扉の前だから物は置かないし、立ち止まる時間は短い。
洗面脱衣室に居る時間は意外に長いので、床面にできる点検口の継ぎ目が気になる。また、ここに着替えなどの棚を置きたいと思ってもこの点検口があれば置くことが出来ない。
建築時に選べと聞かれたのはキッチンか洗面脱衣室かだけだった気がするが、キッチンは長く立ち仕事するしコロの付いた移動式のゴミ収納があるから凸凹が出るのが気になって除外した。
もっとも、キッチンの床下収納庫を付ける方は点検口を兼ねての設置だろうから、その場合は自動的にキッチンとなる。
ちなみに我が家の点検口の中には、収納庫でもないのにストックの洗剤や屋外用掃除機などが収納されている(笑)。点検口あるあるアルな。
我が家の場合、実際に住んでみると最も通過頻度が少ないのは廊下の突き当りであるトイレの前だと思う。
可能ならここにすれば良かったかな。
勝手口は非常時に役立つ(かも)
我がシャア専用ZERO-CUBEには標準でついている勝手口が無い。
昔から当然のように庭に犬がいる生活だったので外部にゴミ箱を置くことが無く勝手口は全く使ってなかった。旧宅での経験上必要性を感じなかったのでこれを廃して建築費を約25万円(扉+階段など一式)浮かした。
勝手口は全く必要性が無いと思っていたが、玄関扉周りの修理の際には外部から施錠できる扉が使えなくなる可能性がある。雨漏り修理の際に外部から施錠できる扉が玄関とは別にあった方が良い場合があると思いなおした。
実際には在宅時に工事してくれたので何の問題もなかったが、なるほど日常使いとは別に玄関扉が故障した場合など非常時の際の出入口としては有用であるな。
じゃあ、実際に建築時にこのことに思い当ってたとしたらどうしたか?
う~ん、やっぱり勝手口はつけなかっただろうね~、25万円は6帖の屋根付きテラスと同じ金額だもんな。
ただ、今からでもリビングの掃き出し窓にカギを付けられるなら付けるかもしれないな。
アルミ庇は役に立たん
全国ゼロキューブ初(私調べ)となる雨漏りに見舞われたシャア専用ZERO-CUBEであるが、この原因となったアルミ庇は定価で20万円くらいするらしい。しかし、ぶっちゃけ役に立たない。
雨除け面積が狭く、少し風が混じる雨になると玄関ドアを開けた瞬間に傘を開く間もなく濡れることになる。もっとも始めから分かっていたことで濡れること自体はあまり気にしてない。
問題なのが、設計上の瑕疵でもあるのか、ガルバ面の庇取り付け部の根本あたりから水漏れが発生する場合があることだ。
上の通り我が家がそうであり、現場監理だったM島氏に聞けばこの庇を採用している他の住宅にもまま見られることのようだ。
以下のように他ゼロキューブでも同様の報告が上がってるブログもある。
実際にいくつか事例があるように、実用性を重んじるなら玄関周りを囲う形の庇の方がよいだろうが、ゼロキューブのカッコ良さの元となってるサイコロ的な四角さが失われる。
ここは玄関スペースが広いゼロキューブの利点を生かし、土間分を凹ませ玄関扉を壁より内側に入れる方法で庇レスにすれば四角いスタイルをスポイルせず雨漏りの心配を排除できるだろう。
どなたか人柱になって試してみてください(笑)
軒の無い壁に縦すべり出し窓はやめとけ
雨に弱いと言われるゼロキューブだが、屋根付きのテラスがあるとその下の窓は問題なく開けられるし、横すべり出し窓で換気もできる。
やってみると分かるが、窓の上を支点として下面が外にはみ出すかたちで開く横すべり出し窓は少しくらいの雨ならば雨は吹き込まない。これは引き出された窓ガラス自体がひさしの役目をするためで、開口部を控えめにすると結構な雨でも大丈夫。
シャア専用ZERO-CUBEでは和室の南面に2連装している縦すべり出し窓と、2階客間(主寝室)の縦すべり出し窓が雨の日に開けられない。軒が無いし窓用庇も無いので開いた窓からは容赦なく雨が吹き込むだろう。もっとも2階は来客時と休みの日くらいしか開けることが無いので何の問題もない。
注意が必要なのは和室の窓。
↓縦すべり出し窓×2
それぞれ外側方向に開くのでどちら向きの風でも中に取り込みやすい。空気を入れ替えるのには非常に都合が良い半面雨を防ぐことは一切できない。
換気にちょうど良い量の開きぐあいでドロボーさんに入られる心配もない。従って開けたまま出かけたくなるのだが帰る前に雨が降った場合は確実に部屋が濡れるため事前に天気予報を確認し長時間の場合は閉めて出なくてはならない。
うちの場合はこの窓を開けると隣家の勝手口が見えるので、これも気になっている。何らかの目隠しを付けたいが軒が無い壁面のため難しい。
ガレージが落ち着いたらここの上だけ短い庇を自作しようかと検討中。
すべり出し窓はつける場所を選ぼう。
庭の仕上げに真砂土はやめとけ
庭の処理については何度も書いている通りなので簡単に。
この記事を書いた時には気づかなかったが、画像にあるように真砂土が付いたガルバ面の汚れは、水で洗い流そうが洗剤付けて洗おうが染みついて落ちやせん。これは意外だった。
外壁や屋根に使われるガルバの汚れなど水で簡単に洗い流せると思ってたけど、全然落ちないの。塗膜の中に染みついている様子で洗った瞬間はキレイになるものの、水が流れて乾くと跡が浮き出てくる。
も、ホント、外で犬を飼うなら絶対に
庭の仕上げに真砂土はやめとけ‼
北側に面する外壁の色はよく考えよう
おしゃれな家が欲しくてゼロキューブにする人が多いはず。
でも新築時はキレイでも時間が経つと薄汚れていくのが外壁。特に日の当たらない北側部分の外壁は雨垂れやカビなどで汚れの目立つ家が多い。
ゼロキューブも例外ではなく、いったん付着したガルバの汚れは落としにくい。
オシャレな家が小汚いと、より一層みすぼらしく感じてしまう。
↓外壁汚れの一例
どこかの家のガルバ外壁例。窓枠から雨垂れや犬が飛ばした土汚れの痕が見える。洗ってもこれなのだ。
一旦付いたこの汚れは落ちにくい。
どーせ外壁のメンテナンスなんかあまりしないので汚れても目立たない色が望ましいと思ってレッドブラウンにしたが、近くで見るとビックリなくらい汚れてる。
犬が跳ね上げた泥汚れを落とすついでに雨だれ痕を洗ってみたことがあるけど、落ちにくいです。表面の汚れ自体は直ぐに落ちるが痕がのこる。ゴシゴシこすり続けてると塗膜を痛めるかと思って途中でやめときました。
聞けばレッドブラウンはこれでも汚れが目立ちにくい色の方だそう。でも、黒や青など色の濃いいガルバは比較的に目立ちやすいらしいから注意が必要。マメに洗った方がよいね。
↓メンテナンス方法
このように洗えば落ちるらしいが、じゃ手が届かないところはどうするの?
手の届く範囲だけきれいな方がカッコ悪いと思うので我が家は放置です。(ホントはめんどくさいだけ)
これはゼロキューブではないものの、我が家の少し前に建った家のうち白っぽいサイディングの家で北面外壁の汚れが目につき出した建物がある。他の面がまだ綺麗なだけにまだらに見える汚れが余計に目立つ。
ほんの数年で汚れが出始める家があるのは何か理由があるのだろうか?
同じ家でも南面はきれいなままだったりするから、やはり日のあたらない北面だけが汚れていくのだろうね。そして、カビだったりコケだったりするこの汚れはきれいに洗い流すのは難しいようす。
白い壁に出てるキッチン排気口の周りだけが黒っぽく汚れているのもよく見かける。
中華料理屋の厨房換気扇が黒くベタベタに汚れているのと同じ理由で排気口付近は汚れやすいから、油料理の多い若い世代の方は知っておいたほうが良い。
チョイと割高だけどキッチン換気扇には油を分解して取り除いてから排気するものもあるよ。
キレイな家を少しでも長く保つためにはこうしたリスクがあることを知った上で外壁の色を選んだり、排気口の位置を考えた方がよろしい。
だからと言って、家をキレイに保とうという気があまりないシャア専用ZERO-CUBEのように初めからきちゃない色にする必要はないだろうけど、汚れやすい日陰面だけでも外壁のグレードを上げたり、目立たない色柄にしたり、油分除去できる換気扇を採用したりすればある程度汚れを緩和できるのではないかしら。
車庫は最初に作っとけ
ゼロキューブのオプションにある+ガレージは個人的には理想に近いが高額過ぎて分不相応。すぐに諦めた私だが、実際に車1台しか入らない車庫より不細工でも2台以上入るスペースが欲しかったのは確か。
壊れたら直せばよいという考えなので全然大事にしないし、走れば良いので車を磨いたりする趣味はない。実際ミニ・クーパーはおよそ10年くらい洗車してない。バイクに至っては(レースやってた時を除いて)洗車した事すらない。
磨いてキレイにしても速くならんからな。
たまにサビを落とす程度。バイクも車も実際にガンガン走りよく壊す。そして壊したところは全て自分で直してきたし、無い部品や工具は鉄板を加工や溶接して作ってきた。
なので理想はカッコよくオシャレなGarageではなく、ゴチャゴチャした車の修理工場(笑)だったりする。
車を持ち上げるリフトがあればなお良いが個人ではこれも不相応。
だが、できればジャッキアップして修理するのにしばらく工具をまき散らしながら作業出来るのが望ましい。旧宅のように唯のカーポートでも問題ないが、可能なら雨が吹き込まない方がよい。
実際の所、+ガレージ以外のゼロキューブにお住まいの方でも車を持つご家庭が多いと思うけど、どんな車庫にしているのか?カーポート?青天のまま?
私も新築時にゼロキューブに似合って作業スペースのひろい車庫が思い浮かばす悩んでた。
グズグズして契約を伸ばしていたせいか「ガレージを最初に作ると床面積に含まれて固定資産税が上がったりするから建てたあとにしばらくしてから作ってはいかが」とそそのかされて後回しになってしまった。
で、2年経っても出来てない(笑)
これから建てる人は住宅メーカーの口車に乗ってはいけないよ。
全てキッチリ計画して予算に入れるべき。
我が家のように特殊な事情でもなければ+ガレージは車好きにはたまらないものがあるのは確か。また、雨の日に屋根のあるスペースは基本的に軒の無いゼロキューブにとっては意味のある空間。
我が家のテラスではないが、これだけの広さと高さがあれば、やる気になれば車を出して雨の中でもBBQが出来るぞ!子供は喜ぶね。
ガレージまで必要が無い、もしくは予算が届かなくても、計画段階でカーポートのデザインを決めて作ってもらった方が良い。その方が住宅ローンに組み込めて負担も少ないはず。
何より後付けで統一感のあるデザインは難しいと思います。
だーかーら
車庫は最初に作っとけ!
遅まきながら我がシャア専用ZERO-CUBEでも、少し小銭の溜まった去年の今頃からボチボチ車庫を何とかしようと計画しだしたものの、いくつかの業者さんに当たっても良い物が出来そうにない。
そして、そうこうするうちに今回の雨漏り騒動。
半年ほど経過して、車庫について最後に頼ったのが独立した元シミズホームの現場監理だったM島氏で、鉄骨製の車庫案をベースに2×4材を使ったハイブリット型で価格を抑える提案をうけた。現地調査の際に雨漏りも相談。
先に玄関雨漏りを修理してから車庫に取り掛かることとなり、保険会社と折衝する中で移転したシミズホーム新社長のいい加減な対応のおかげでさらに時間がかかる羽目に。
保険で直るので雨漏りは心配してないが、また同じアルミ庇を付けるのは憚られた。
この庇を付けている他のゼロキューバーには申し訳ないのだが、私はもう信用できない。
このアルミ庇相当分の保険金を流用することが出来ることとなったこともあり、庇を造作するついでに車庫の屋根と繋いで車庫から濡れずに玄関に入れるように画策中。
①こんなイメージ
②こんな案も
③相談中の案
カッコよくなるかどうかはまだ判らないけど、いずれにせよ作業はしやすくなるはず。
近々お目に掛けることが出来ると思います。
乞うご期待!
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その時々で感じたことを書いています。ご参考に。