ナンダよ、このチョウセン擁護論は?ー【毎日社説】出口見えぬ日韓関係 根本は徴用工判決にある

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 昨今の日韓関係「終了」は、「全面的に・一点の曇りの疑問の余地すら無く・一切の情状酌量の余地無く、韓国の責任」と言うのが私(ZERO)&弊ブログの主張である。

 これに対し、アカ新聞どもがあれこれと韓国(チョウセンジン(*1))の肩を持つ「チョウセン擁護社説」を掲げており、これらを取り上げ、批難し、痛罵し、揶揄し、嘲笑する弊ブログ記事は、「チョウセン擁護論シリーズ」とも言うべき一連の記事となっている。
 
 
 だが、アカ新聞どものチョウセン擁護論も、どうもネタ切れなのか、「さしものアカ新聞も、チョウセン擁護できなくなってきた」のか、今度の下掲毎日新聞社説にしても、見ての通りの「体たらく」だ。
 
  • <注記>

  • (*1) 敢えて付記するならば、この”チョウセンジン”なる片仮名表記は、かなり侮蔑的な意図を込めて、意識的に使っている。 
 
 

【毎日社説】出口見えぬ日韓関係 根本は徴用工判決にある

出口見えぬ日韓関係 根本は徴用工判決にある
 
毎日新聞2019年8月29日 東京朝刊
【1】 日本はきのう、輸出管理の優遇措置対象国である「グループA(ホワイト国)」から韓国を外す措置を発動した。韓国は対抗措置として既に日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めている。

【2】 日本は、国家間の信頼関係が失われたとの理由で外交問題を通商政策に絡めた。これを口実に、韓国は対立を安全保障問題にまで広げた。
 
【3】 異なる分野で応酬し合い、関係悪化は底が見えない。ここまで対立が深まったのはなぜだろうか。
 
【4】 発端は、昨年10月に韓国最高裁が日本企業に賠償を命じた徴用工判決にあるということを改めて確認したい。本来は、韓国政府が自国内で解決策を見いだすべき問題だった。
 
【5】 それなのに最近、韓国大統領府の高官は「日本政府や軍が関与した反人道的な不法行為は請求権協定で解決したと言えない」と述べている。
【6】 司法の判断を追認する形で、これまでの解決済みとの見解を変更する考えを示唆したものだ。日本が不信感を抱くのは自然なことだろう。
 
【7】 韓国政府は、対話の努力を続けてきたと主張する。しかし、日本が求めた請求権協定に基づく2国間の協議や仲裁委員会の設置には応じなかった。ボールは日本にあるとの立場には同意できない。
 
【8】 それでも、日本政府によれば、外交当局間では徴用工問題が最大の問題との認識を共有しているという。
 
【9】 日本は、韓国が冷静に検討できる環境を整える必要があろう。河野太郎外相は「歴史を書き換えることはできないと韓国は理解すべきだ」と批判した。高圧的とも言える発言は韓国の感情を逆なでするだけだ。
 
【10】 文在寅(ムンジェイン)政権は、日本が輸出規制を見直せばGSOMIAの破棄決定を再検討しうるとの考えを示している。防衛協力に関する重要な枠組みを、交渉のカードとして使うとはあまりにも軽率である。
 
【11】 北朝鮮に対するアプローチの違いも顕在化している。文政権は日米韓3カ国の枠組みで北朝鮮と対峙(たいじ)するよりも、南北対話で朝鮮半島の緊張緩和を進めたいという思いが強い。
 
【12】 日韓両国は東アジアの民主主義国家として重要なパートナーである。戦略的な利益や地域の将来像について認識をすり合わせるためにも、政治レベルの対話が必要な時だ。
 

遂に「毎日ですらチョウセン擁護できなくなった」ってことかね?


 何しろ、上掲毎日社説の大半は「事実の描写」であり、事実をある程度客観的に羅列した結果、必然的に「韓国に対して批判的な文言」が並んでいる。
 
 その一方で、日本側・安倍政権に対する批判は、殆どパラグラフ【9】に留まり、
 
1>  日本は、韓国が冷静に検討できる環境を整える必要があろう。
2> 河野太郎外相は「歴史を書き換えることはできないと韓国は理解すべきだ」と批判した。
3> 高圧的とも言える発言は韓国の感情を逆なでするだけだ。
 
と、河野外相の「失言」に「釘を刺す」程度である。まあ、チョウセンジンがどれほど日本の感情を逆なでしてきたかを全く棚に上げてのダブルスタンダードではあるが、それは「いつものこと」だ。
 
 で、それほどまでに韓国側の非を認めながら、上掲毎日社説の結論は・・・
 
4>  日韓両国は東アジアの民主主義国家として重要なパートナーである。
5> 戦略的な利益や将来像について認識をすりあわせるためにも、
6> 政治レベルの対話が必要な時だ。
 
・・・詰まる所、日韓両政府は話し合えという、ある種の「喧嘩両成敗論」に持ち込んだ訳だ。私(ZERO)に言わせれば、ダブルスタンダードも良い処なのだが。
 
 以前から書いている通り、
 
  • ① 日韓基本条約は、日韓関係の基盤を成してきた。これは、日韓国交「回復」以来である。
  •  
  • ② その日韓基本条約に違反した状態である「自称・徴用工に対する韓国大法院の賠償命令確定判決」を、韓国政府は放置し続けて、日本の日韓基本条約に基づく協議にも応じること無く、挙げ句の果てに「大法院判決は任官基本上や規範では無い」とまで主張し始めた。これは「少なくとも今の韓国政府・文政権は、日韓基本条約を遵守する気が無い」と判断すべきである。
  •  
  • ③ 日韓関係の基盤を成してきた日韓基本条約を遵守する気が無い今の韓国政府・文政権が「新たな合意なり、条約なりを遵守する」とは全く期待できない。
  •  
  • ④ 従って、少なくとも今の韓国政府・文政権は、日本の外交相手とする価値は無い。よって、「話し合う」のは、無駄である。
 
 約束は、守れ。
 約束を守ろうともしない相手と、話なんて、するだけ無駄である。
 
 であると言うのに、ひたすら、話し合え」としか主張していない上掲毎日社説のチョウセン擁護論は、「チョウセンジン並み」と評するほか無いな。
 
 無論、「チョウセンジン並み」と言うのは、悪口である。痛罵と言って良いぐらいの、な。
 
 朝敵朝鮮、滅すべし。