日本に人権条項を要求ってなんで?と思った。
いろいろ関連記事を読んでいると一番に
日本の最高刑である「死刑」が問題らしい。
これが、人権を損なうというらしい。
確かに先進国で「死刑」があるのは日本ぐらいだそうだが、
そのかわり日本には終身刑がない。
日本国内では86%近くもの支持を受けているとか。
じゃあ、どんなのが死刑となるのか?
殺人罪
強盗殺人罪
強盗強姦殺人罪
爆発物使用罪
罪としてはこんなもので、2人以上で死刑になる可能性があり
3人以上で確定のようである。
いずれの罪も殺人が基本のようだが、1人では死刑にならない。
なんで?
ここで「なんで?」と不思議に思うのも死刑のない国からすれば
人権侵害に映るのだろう。
しかし、被害者遺族と側に立てばどうだろう。
殺人を犯すというのは当然のことながら、被害者と加害者が
いるわけだが、殺された側の被害者は加害者によって
有無を言わさず人権を侵害されたわけである。
確かに加害者にも人権はあるだろうが、
被害者遺族はこう考えるだろう。
「人権を奪った者に人権を語る資格はない。死んで償ってほしい」と。
いろいろ、そうなるまでに事情も動機もあるだろうが、
一人の人生を殺人によって奪っておいて、犯人が生きながらえるのは
遺族にとっては苦痛以外の何物ではないだろうし、恨みが募るだけだと
思うのだが。
国民性もあるだろうが、死刑に人権侵害と訴える人は
果たして自分の身内が被害者となってもそう言えるのだろうか。
犯人が生きながらえるのをガマンできるのだろうか。
私が、もしそれに直面した時とてもではないが無理である。
もし、自分が加害者となったら・・・考えたくもない。