前回のレッスン時に先生から、早いアルペジオを弾く際にバイオリンの弓が逆向きになっていると指摘を受けた。
高い音程からE線から低いG線へ降りていくときに、無意識に手首をひねくり回しているようだった。
通常だと、手首はそのままでひじの高さを変えて、移弦(弦を移動させること)するのだが、これが自然でできるようでできない。
頭では、わかっていても、身体がついていってないのだ。

先生曰く、楽器を大人から始めたレイトスターターと小さい頃からやっている人の差は、このような「運動量の経験の差」だとのこと。
子供は楽器を手にしたときから、無意識的に(変に意図的に考えることをせず)音を出す動作をはじめる。
不格好でもその動きがどんどん、正しい音感や筋肉の発達で修正されて(洗練されて)フォームが出来上がっていく。
大人の場合は、視覚や聴覚が先に先行して、身体を無理に合わせていくから逆に難しいのではないのかと指摘された。
う~ん・・なんとか10年以上やったところで、この指摘。厳しい!
諦めて、できる限り「気を付けて」弾いていくしかなさそう。

アマチュアオケで弾いている姿を見ても、やはり一番違いが出るところは、ボウイング。
弓の動きで、上手い下手が一発でわかってしまうのは、辛い。
私もさぞかし、あたふたやっているんだろうな、と反省。

昨日は友人tryalさんに誘われ、パソナのやっているオーケストラの演奏会へ。
音響のいい紀尾井ホールでベートーベン4番と5番「運命」を聞いてきた。
管楽器がたまに?な音を出していたけど、総じて上手なオケ。
9番まで制覇するという意欲的なオケ。音楽監督もそれなりに知られている人のようで、期待できそう。

わたしのオケは、練習中の「運命」に翻弄され中。
実際弾くと、難しすぎ。。
3月まで、完成するのか、、不安を抱えている。w









先日、療養を兼ねて、熱海にある「かんぽの宿」 に行ってきました。
川崎の家からは、東名経由で1時間。
その建物は、熱海の山側に本館・別館と2つもそびえ立っていました。
(途中、すごい坂道で、一瞬迷ったか。。と不安になるくらいの立地条件)

一時期、売却するだなんだで、問題に上がっていた「かんぽの宿」。
噂に違わず、外装・内装ともに豪華なとこでしたよ。
宿泊費がホテルよりも安いし(この日は1泊2食で1万5000円也)
部屋は広い和洋室で、部屋から駿河湾が一望できます。
なんと、部屋のお風呂からも景色が楽しめる!

純喫茶★ロイヤル  -部屋からの風景
部屋からの眺め

いや・・これでは採算とれないでしょ。。と心配になってしますね。

宿泊している客は、60代以上の「熟年世代」とかなりの高齢者ぱかり。
みんな夫婦で、年金生活で悠々自適。たまに温泉でも、とプチ贅沢気分を味わいにきてるんですね。
場所柄、熱海だし、平日だしってことで、われわれ世代(中年ですけど)は、来るわけないかw

町中をぐるりと回ってみたが、住民も同じくほぼ高齢者。。
若い人の姿はほとんど見当たりません。
お店も半分くらいはクローズしていて、シャッター商店街化してる傾向あり。
熱海は昔は、リゾートと呼ばれて華やかな時代があったのでしょうけど、これではしぼむ一方。
都心からも近くて、便利な立地なんだから、町興しでもやってみたらいいのにと残念です。

唯一、目立っていたのは、建設中のリゾートマンション。
一時期、減ってしまったように見えたリゾート開発も、ここではかなり見受けられました。
閉じてしまったホテルを改装してるところもあったりで、需要はあるんでしょうか?
退役世代ターゲットならこれでは、街はますます高齢化してしまうでしょう。

せっかくだから、帰りは御殿場のアウトレットに寄ってきました。
ここには、若い世代がうじゃうじゃと、週末でも無いのに結構な人。
ベビーカーを持った若いお母さんの列が、トイレにできていたのにはびっくりしました。
(みんな、おむつ替えですね)

明らかに、世代によって行く場所が異なっているんですね。
近くて安くて日帰りできるこういうスポットが、温泉よりも人気。
わかるような気がするけど、ちょっと残念に思う私でした。

自分、年を取ったんですかね・・w




仕事よりも先にアマオケに復帰してしまった。

オケ仲間に復帰のことを相談すると
「仕事のことは、今は考えなくっていいんだよ。今は自分がやりたいと思うことがあれば、それをやればいいんだよ。」
との回答。
背中をポンっと押されたような気がした。
「確かに」

昨日は楽器を必至に弾いたのが4時間くらいだろうか。。肩がお蔭で、かなり痛い。
オケの音は不揃いだし、とっても聞けるレベルではないけど(メンバー内では混乱著しい)一斉に楽器の音が響くのを聞いてて気持ち良かった。
練習曲は、ベートーヴェン「運命」。ある意味、勇気づけられます。w


仕事以外の趣味があるというのは、今思うととても良かった。
これからの人生、仕事をしない(辞めた)時間のほうが長い。
その時間をどう楽しむか、楽しめるかが勝ちだと思う。
すっかりブログがご無沙汰になってました。
昨年夏に体調を壊して、半年療養を兼ねて休養してました。
自分の身に起きたまさに「青天の霹靂」。。予定外のアクシデントでしたが、その分いろいろな事をゆっくり考えることもできたかもしれません。
この数年、常に走りっぱなしの自分だったので、「休め」というサインは出ていたのでしょう。。
もう少し早く気付けば、ダメージはもっと少なかったかもしれないですが。

今は、体力も戻ってきており、仕事に復帰するまでの時間を自由に楽しんでいます。

そこでバイオリンのレッスンを半年ぶりにスタート。
身体のリハビリも兼ねて、楽器は触っていたのですが、音程も指も定かでなくなっていて。
早く、レッスンに行かないと気ばかり焦っていました。

久々のレッスンで近況を報告。
先生も心配してくださっていたようですが、楽器を弾けるだけの気力になったということは、よい方向に回復しているわね、とおっしゃってくださった。

前回、発表会で途中になっていたバッハのコンチェルト2番を引き続き、3楽章から続けることに。
私が持っている楽譜は全音版。弓がトリッキーで弾きにくいので、先生の持っているペータース版をコピーさせてもらいました。
バッハは難しいけど、弾いていると無心になれるのがいい。
完璧までは難しいけど、頑張ってみよう。

今週はオケにも顔を出そうかな。
仕事復帰前に、やりたいことをやってから。
今年からは、人生を違った方向にドライブをかけていこうかと。
「外」「まわり」ばかりを見てないで、自分の心の「内」もよく考えようと思っています。




今、練習中のバッハのバイオリンコンチェルト2番。
私が苦手なホ長調・・シャープ4つの音程が取れなくて苦労しています。

youtubeで、このコンチェルトを検索していたら、ちょっと変わった映像がありました。
Ellissaという若手バイオリニストの演奏の映像なのですが、それはおいておき、、
教会の中の舞台装置のようなセット、振り子?のような物体がステージの上をぐるぐる回っているのです・・
老人やメンバーらしい人間が無表情でじーっとその演奏を見ているという、、なんともシュールな感じの演出??なのです。

途中に離れたところのテーブルにたって、本をみてるのは指揮者のジェームス・ジャッド。
しかも、途中に宇宙図鑑とか見てるようだし・・バッハと宇宙を関連づけたいのでしょか?
意味がちょっとわかりません。。

2楽章の始まりも、いすにねそべっているジャッド氏らしき姿・・
途中におおきなプリズムやキリストの絵が出てきたりして、意外性は楽しめます。
3楽章でようやく普通の演出に戻っていきますが。

ちょっと気になる方はぜひみてみてください。




最近は、カラオケに行くと、洋楽三昧なのですが・・。
先週末行ったときに、Iさんが歌ったオジーオズボーン「CrazyTrain」とヨーロッパの「CARRIE」。
懐かしい曲をよくぞ、歌ってくれました!音譜
80年代って結構メタル系バンドが活躍してたんだけど。。いまやすっかりマイナー系に・・

当時は、ハノイ・ロックス、モトリークルーやヴァン・へイレン、ボン・ジョヴィ(こっち系に分類されていたような)など、毎月ロック雑誌に取り上げられていて、私はそのグラビア見たさに、本屋によく通っていた気がします。
すっかり自分の記憶の中から、メタル系アーティストは消えてしまっていたんだけど(その後に、強烈な日本のバンドブームに席巻されてしまった)
居ました!私がすっごくハマッていたバンドが・・RATT

純喫茶★ロイヤル  -RATT
↑一番下がスティーブン。美形ぞろいのバンドでしたな。

特にこのボーカルのスティーブン・パーシーがヤバイ。メタリックな響きの彼のヴォーカルも当時から注目だったんですが、それよりも外見が凄かった。
めちゃめちゃ濃~いラテン顔に似合ってないんじゃないか?と思うほど、さらに分厚いメイクを上塗り!
ムキムキの身体に、スタッズがついたピチピチのレザースーツ。。
思春期の私には、めちゃめちゃセクシーだったと思いますw

RATTの音楽は、凄いノリがよくしかもメロディも覚えやすかったはずなのに。
その後解散しメンバーの一人が死んだこともあり、メインストリームから外れてしまったようですが・・

スティーブンはソロでやっていたり、また復活しているようなんですね。
Youtubeでのインタビューの彼は、イギーポップとアントニオ・バンデラスを足して2で割ったような感じ。オジサンになっても、ぜんぜんカッコいいっす!ラブラブ


↑2008年のイベントインタビューで。

再結成もされたようですし、その後をチェックしてみよ!


今回のNHKの土曜ドラマ「君たちに明日はない」が、面白い。
まだ第1話しかみてないが、先が楽しみなドラマです。

ストーリーが、「リストラ」という重たいテーマ。。
リストラ、というワードに反応してしまった方、見る価値がありそうですよ。
さすがNHK!
「ハゲタカ」に続いて、社会問題のネタにもかなり切り込むドラマをよく作ってくれたと賛辞を送ります。

リストラ斡旋専門会社から派遣されてきた男が、様々なリストラ対象の社員を切っていく?話のようですが。。
冷徹で敏腕のリストラ専門職の男性役が、坂口憲二。。
あんまり「デキル」イメージではなかったんだけど、「医龍」をやってスマートなイメージも定着したのか?意外にも役にハマッてます!
顔もシャープになってカッコよくなったかも。
さらに年上の女性の恋人が居る設定なんて・・これはアラフォー女性ファンを狙っているとしか思えないベタな演出か・・と思ったけど、まあ許しますっ。

キャストも、久しぶりに出てきた感じの田中美佐子や上司役で堺正章など。
毎回、ゲスト出演があるそうです。

話が、話だけに、他人ごととも思えなかったりして・・ドクロ
いざ、自分の会社に「リストラ宣告部隊」がやってきたら、動揺するでしょうね。

話の中で、堺正章が坂口憲二に「仕事とは何か?」と問いかけるシーンが印象的。
それが、わかれば「リストラ」する意味がわかるらしいのですが・・。
見ているひとは、結末とともにその答えを探していくことになるのかな?


公式サイト「君たちに明日はない」





今日は神泉にあるエンドルフィンというROCKBARに行ってみた。
音楽をレコードで客に聞かせるバーは、今回で2回目。
年末にIさんと訪れた渋谷の明治通り沿いの店に行ったので。

その店に入ったのが、8時前で早い時間だったからか、まだ誰も居ない。
開店準備をしていたスタッフの女の子が一人だけ。
カウンター奥の棚にぎっしりと詰め込まれたLPレコードが、バーのオーナーのコレクションなのだろう。
2000枚くらいあるとか。
カウンターには、DJブースと大きな木製のスピーカーが客席にむけて設置されている。

他に客がいないのをいいことに、早速リクエストした。
私が中学時代にLPを買ったスティーブ・ペリーの「OH!シェリー」。
ぜひ、あのころの思い出に浸りたくて、セレクトしたのだが・・
スタッフの子から、ジャーニーのアルバムは2枚あるけど、その曲は見つからないとの回答が・・。orz
代わりに「オープン・アームス」をかけてくれとオーダーした。

そうこうしているうちに、店のオーナーが登場!
茶色の長髪な感じが、いかにも「音楽やっているひと」っぽい。w
オーナーは、スタッフからのリクエストを聞いてくれ、お目当てのLPを「あるよ!」と出してくれました。

おお~叫びラブラブ
ストリート・トーク(紙ジャケット仕様)/スティーヴ・ペリー


¥1,890

Amazon.co.jp


まさに!これこれ。!!


このときの、スティーブさんはやせていてカッコよかった(はず?)



スピーカーから流れてくるレコードの音は、ペリーの声の高音が柔らかく響いて迫力だった。
アナログのよさが心地よかった~。。まるで、ライブを聞いているよう。


時折レコード独特の「プッ、プッ」という針の音が、逆に味が出て、いい感じ。


CDやituneのデジタル音源しか聞けない最近のアーティストは、不幸なのかもしれないとふと感じた。


(デジタルは、なんか薄っぺらい音色に聞こえる・・)



この曲の後も、ジャーニーの曲「オープン・アームス」「セパレート・ウェイズ」もかけてくれた。




↑ベストヒットUSAの小林克也のナレーション入りが懐かしい・・
久々に練習にアンサンブルでは目下、この曲を練習中。
グリーグの「ホルベルグ組曲」

Youtubeで、弦楽合奏団が弾いている映像を発見。




スピード感があって、爽やか。北欧の自然の風景を彷彿とさせる、素敵な曲です。
ただ、今日は2ヶ月ぶりに参加して初見だったので、辛かった!
本番はどこまでいけるんでしょうね・・?

もともとはピアノ協奏曲だったようで、グリーグ自身が演奏した音源が残っているようです。
かなり早く、ダイナミック。



この練習の帰りに皆で、文京楽器へ。
メンバーの一人が、この店で最近楽器を買ったので、堂々と(笑)いろんな楽器を見せてもらいました!
中でも、3000万円の楽器を弾かせてもらったSさん。
やはり、値段なりの音色、威力がありました。音がバイオリンではなくて、周りの空気を振動させるように音が伝わってきます。
これでソリストたちの楽器の音色が、オケとは違いぬきんでる理由が少しわかった気がします。

アンサンブルメンバーは、オケとは違いみな個人で何の曲を練習して、次の発表会で弾くか意欲的で刺激を受けます。私も、もうちょっと堂堂と弾かないとなあ・・とちょっと反省。
このアグレッシブメンバーは、小さいときからやっているので、私のようなレイトスターターにはとっても及ばないんですけどね(笑)


6月に発表会があるので、それに向けて個人で何かやってみようかな。今年の目標にも入れたことですしね。