鑑定方法の変遷にもプロセスがある? |  ZEPHYR

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鑑定方法の変遷にもプロセスがある

 

前回の記事で、現状の私の感覚では、

対面>ZOOM>電話(LINE通話なども)>メール

というのが、自分にとってもクライアントさんとっても有益な鑑定方法の序列と書きました。

 

ところが、鑑定士であれば、誰でもこれが好ましい序列かというと、そうでもないことがあります。

というのも、対面での鑑定は、リアルタイム進行形というのか、そういう側面を持ちます。

たとえば、クライアントさんと日時の約束だけして、生年月日時など一切の情報をもらわずに、その場でホロスコープを作成して、見なければいけないとしたらどうでしょうか?

 

これはホロスコープ初心者の方には、結構高いハードルになりかねません。

事前にホロスコープを〝予習〟できないからです。

またクライアントさんの情報を得ているが、その場になって、

「最近、こんな男性とお付き合いを始めたんですが、相性とは見てもらえますか?」

というようなリクエストを受けることは、非常にありふれて発生します。

あるいは「両親の健康状態が心配なんです」と言われ、ご両親のデータ入力をその場ですることなども。

 

じつを言えば、私は、ホロスコープの予習を、ほとんどしたことがありません(鑑定のための)。

というのも、最初にホロスコープと向き合うときの感覚を重視しているというのか、そこで得られるインスピレーションみたいなものがあるので、事前に予習すると、じぶんでいろいろ雑念を作っているような感覚になりやすいのです。

 

だから、私が東京鑑定とか日常のサロンでの鑑定とか、事前に生年月日時と出生地などの情報を求めるのは、たんにデータ入力の時間ロスを避けるためだけなのです(鑑定時間はお金を払うお客様のためのものなので)。

入力だけ済ませて、鑑定前にホロスコープを見るということは、ほとんどありません。

 

たまに事前に見るようなことをすると、むしろマイナスに働きやすいのです。

 

こういうことをお伝えすると、

「ひえ~~、鑑定って、そこまでにならないといけないのか?」

と、一種、絶望感とか覚える方もいるかも知れないのですが、そうではないのです。

 

実を言えば、私のもプロセスがあったのです。

 

この仕事をプロとして始めたのは、42才の時です。

高校生時代から研究を始めて、24~5年、ほとんどが無料で鑑定をしてきたのですが、そこでようやくプロになったわけです。

 

42才以降、このブログを介して鑑定申し込みが発生するようになったのですが、初期の頃はほとんどメール鑑定でした。

ほとんど同時に、対面鑑定の機会も増えていったのですが。

 

この初期のメール鑑定を多数こなしたことが、私にとっては重要でした。

メールは、リアルタイムのやりとりが難しい。

このため、様々な可能性を考慮し、それを文章化してお伝えするということをやってきました。

 

そして、当初のメール鑑定では、幾度も質疑応答のやりとりを交わしていました。

場合によっては、そのやりとりがなかなか終わらないこともあったのですが、それによって、一つの鑑定に割く時間はかかったけれど、ある程度の期間内に、かなり習熟度を上げることができたという側面があります。

 

プロになってからは、それ以前とは比較にならないほど、急速な学びがありました。

お金をいただくので、手抜きができなかった。

その覚悟ゆえに学びがより進んだと思われます。

 

このメール鑑定は、ある時期から数年間、ほとんどひっきりなしに依頼があり、何件も依頼をプールすることもありましたし、ようやく終えたと思ったら、また次が来る、みたいな状態が続きました。

 

そこで、いかに労力や時間を割かれても、問いかけに向き合い続けたことが、今の私を作っています。

同時進行で、面談鑑定の機会も増え続けた。

 

不思議な話なのですが、そのときの自分にわかっていることが解答としてお出しできるような鑑定依頼が舞い込むことが多かったのです。

 

これは、本当に不思議です。

誰かが、私をちゃんと見定めていて、「今ならこのことに答えられるだろう」とあるクライアントさんを誘導してくださっているような感覚になることが、本当に幾度も幾度もありました。

 

そうやって、少しずつ習熟していった。

 

結果、今の私は昨日の記事や今日の冒頭に書いた状態になれているのです。

いや、正確には、ならせていただけた、というのが正しいのかも知れません。

 

だから、本当は感謝しかありません。

これ以外にも、いろいろ、いろいろ、不思議なことがあります。

 

ただ、ホロスコープを学び、またこれを仕事にしたい方について言えるのは、

 

・私も習熟度が低い段階では、メール鑑定が重要だった。

・そのやりとりの中で、多くの学びがあった。

 

ということなのです。

これなくして、今の状態にはなっていません。

 

メール鑑定のメリットは、腰を据えて、時間をかけてホロスコープを観察できることです。

たとえば1時間いくらで鑑定する場合では、鑑定士側にプレッシャー、ストレスとなります。

「時間があるんだから、早く結論に行かないと」などと思うのは、本当に邪魔な雑念で、鑑定結果を絞り込めない大きな要因となりかねません。

 

つまり、鑑定士の習熟度やコンディション次第で、面談がマイナスに働く場合もあるのです。

これは鑑定士の性格によっても違うし、その他にもいろいろな要因が絡まり合ってのことなのですが、一概に、「誰にとってもこれが最良」というのはありません。

 

ここで、わかっていただきたいのは、私も一瞬で今の状態になっていないということです。

そして、人それぞれに合ったプロセスがあるはず、ということです。

 

極端な話、霊感的なものも持ち合わせている鑑定士なら、ホロスコープを見て判断する過程で、私が今解析している以上の情報を受け取ることができる人はいるはずです。

 

知識の集積が重要な人もいますが、そのような場合、何よりも数が大事で、多くの鑑定をこなすことが優先されます。

失敗したとしても怖れずに。

 

後者の場合、よりプロセスは重要になります。

ほとんどの人は、後者に属するかな?

 

なればこそ!

一足飛びに、完成形にたどり着こうとしないことです。

 

私なんかも、まだまだ

まだまだ、

完成にはほど遠いですから。

 

 

 

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