この度、初めて拝見したホロスコープ。
俳優の渡哲也さんがこの世を去られました。
私たちの世代にはなじみ深い俳優さんで、やはり一番観ていたのは「西部警察」でした。
警察というだけでそうですが、それ以上に火星的な刑事ドラマで、今からは考えられないくらい、銃をぶっ放し、ダイナマイトが爆発し、車が大破し、建物が倒壊する荒々しい番組でした。
今はできないでしょうし、やるとしてもCGとかになりそう。
渡哲也さんのホロスコープを拝見したのはこれが初めてですが、まさに「西部警察」そのものといっていい特徴があります。
牡羊座で本宅の火星が、ノー・アスペクトです。
ノー・アスペクトの天体は、うまく生かしにくかったり制御が難しいのですが、単独で暴走する傾向もあります。
「西部警察」はまさにこの渡さんが主人公を演じるにふさわしいような内容だったわけです。
ただご本人はとても礼節を重んじる、真面目なかただったということで、この火星を暴走させるような人生ではなかったようです。
太陽、水星、月などが地のエレメントで、しっかりと歯止めをかけていたと思われますが、たぶん出生時間がうまく関与していると思われます。
それと、やはり石原裕次郎さんとの関係が、ここにうまく作用したのではないかと推測します。
それにしても、また昭和の大きな星が去って行ってしまった。
寂しいものですね。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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