未来の風を感じる |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

チャンス・幸運は、誰にでも用意されています。

これが訪れない人はいません。

 

ホロスコープが人が意識するこの世界です。

そこには、その人に訪れる好機は明確に示されます。

 

鑑定をしていて気づかされるのは、こういった好機をうまくものにできる人と、なぜか生かし切れない人がいるということです。

生かし切れないどころか、みずから好機を潰す行動を取ってしまう人もいます。

 

たとえば、絶対に自分を幸せにしてくれそうもない、ろくでなし男性とお付き合いをして、友達にも「別れろ」と助言されているのに、その行動に踏み出せない。むしろ相手に自分が執着してしまう。

 

こういう状態でも、結婚の好機などは訪れます。

良い縁は、基本的に良いアスペクトで入ってくることが多く、もしこの女性がその段階でフリーでいたなら、そこで結ばれる良き縁もあったと思われるのですが、やはりその男性が存在し続けていると、良き縁も近寄りにくい。

 

本当に良い運勢の時を、あたら無駄遣いしてしまう、という、大変にもったいないことも起きえるわけです。

 

良い運勢が訪れると、人は自動的に幸せになる、という発想は、「運ありき」の考えです。

運勢さえ来ればなんとかなる、と。

 

でも、本当は「行いありき」なんですよね。

 

人の未来は「行い」で連鎖的・蓄積的に創造されていくので、好機が訪れるときまでに、どのように生きているかということで、決定的に違いが出てきます。

同じ時期に同じアスペクトを持つ人間は、この世に結構存在していますが、誰もが同一の効果を得られるわけではありません。

 

仕事・社会的な成果といったところも同様です。

 

不思議なことに、成功したりうまくステップアップしていこうとする人の多くは、未来に予定されている重要な好機に向かって、着々と準備を行っています。

まだそのアスペクトは発生していないのに。

 

けれど、人は何かしらの風を感じるのでしょうね。

帆を上げ、船を出している(出そうとしている)。

 

・好機が訪れる前に準備ができたか。

・好機が訪れる前に良い選択ができたか。

・好機が訪れたとき、どれだけ努力できるか、何を為すか。

 

こういった累積が、未来を創造していきます。

 

あなたも未来の風を感じてください。

 

 

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