2011年の日本経済はどうなる? |  ZEPHYR

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<占星術予測に関するスタンス>の内容をご理解の上、以下の記事はお読み下さい。


いよいよ今年の予測記事をスタートさせます。

本当は昨年中にやってしまいたかったんですが、いろいろと忙しくて押してしまいました。

今年の予測といっても、いろいろあるんのですが、何が気になるといって、やっぱり私たちの生活に密接に関係した「経済」のことから見てみたいと思います。

私も来年が就職になる娘を持っていますし、雇用の問題などやはり気にかかるところです。

さて、<未来の光はいつ?>をお読み頂いた方には、ある程度想像がついてらっしゃると思いますが、じつは今年からおそらく日本の経済は回復傾向を辿ります。

<未来の光はいつ?>を書いた二年前の時点では、私たちの暮らしは非常に厳しい経済危機の中にあり、まったく先の見えない状態でした。

そこで、希望を光を見つけたくて、チャートの先のほうまで読み取っていったのです。

そして、2011年という数字を見つけました。

ここで日本の経済は回復するだろう。
景気も良くなるだろう、と。

その理由については、その時点ではあまり触れていませんでしたが、そのように解読できた根拠は2011年の春分図にあります。

何度も申し上げていますが、春分図は春分の日から一年間の傾向を表示しています。
おそらく私の受けている印象では、春分が近づくとその効果は現れてくる。
だから、ざっくり2011年の運気は春分図にあると考えて良いと思います。

昨年の日本の春分図では、景気、経済を支配する2ハウスに木星という幸運の星がありながら、同じハウスにある太陽は天王星、水星と合で、対向する土星から厳しいアスペクトを受けていました。

これでは日本のみならず、世界的にも上向いていくのは難しい。

まして日本では経済のポイントにこれがあったのですから、昨年の段階で景気が上向くとはどうしても思えませんでした。

ところがビックリマーク

今年の春分図では、2ハウスは空になりますが、その支配星である水星は12ハウスにあって、木星と合になっています。

これは目立たないけれど、木星の加護を受けて、ものの流通や情報の交換が盛んになり、経済が活性化することを意味していると思われます。

また12ハウスには見えないものという意味があり、私はインターネットなどの世界もここにあると考えています(ネット産業の活性化?)。

たしかにこの水星は、土星とまだ対向していていますが、このオポジションはややゆるい。

抑圧やダメージは残しつつ、そこから脱していこうという気配が読み取れます。

ただ月は土星と合で、これらが6ハウス(労働)にあることを考えると、雇用情勢はまだ急な回復は望めない。

国民は不安を全般に抱き続けるようです。

……なんですが、

この春分図では、日本を示すであろう1ハウスの支配星、金星はこの水星・木星vs土星・月のオポジションをセクスタイルとトラインで調停しているのです。

双方にソフトアスペクトを投げかけている。

この金星のサビアンシンボルは、「座ってすべての手足を振っている大きな熊」というもので、自発的な意志や向上に関わっています。

これまでの現状から、何かを改善しよう、矯正しようとする。

金星のコンディションは非常に良く、海王星と合であるところがやや気になりますが、これが日本を表示する星となっていることには、かなり希望を抱かせられます。

単純に金融とか財の星ですし。


総合的に解釈すると、日本の経済は今年、ようやく暗いトンネルを抜けて回復していくと思われます。

ただ、チャートの解釈だけだと、私はすでに二年前にこの解読をしてしまっているので、個人的に新味がありません。

なので、今回はタロットを引いてみました。

お題は「今年の日本経済は?」


「恋人」「手品師」「月」逆

「月」の下に「神の家」

この場合、「恋人」のカードはコミュニケーションや通信、広報的な活動を意味し、春分図のチャートのまさに水星的なものを表示していると思われます。

「手品師」は「仕事」全般を表示するカードです。
「新規なもの」「新規事業」「技術製品」「新卒者」

これで真っ先に思いつくのは、情報通信やインターネットなどに関わった新規事業、新しい企業形態、新しいテクノロジーなどが日本の回復の兆しとなりそうだということです。

また「恋人」をそのままの意味で考えると、婚活に関わった新規事業なども浮かんできます。

新卒者に関しては、雇用情勢が回復します。

これは政府がやっている、中小企業と新卒者を仲介する「おためし採用」(だったか?)などの政策が、ある程度功を奏するのかも知れません。

しかし、新卒者採用が増える背景には、当然、全般の景気回復があるということになります。

もっとも未来の位置にある「月」の逆位置は、

①こうした景気回復の流れの中でも国民が抱き続ける不安。
②そうした経済回復の中でも、前途多難な問題が出てくる。
③競合に敗れる企業も当然であるし、日本全体のことを考えれば、国際競争力の問題。
④新卒は良くなるが、相変わらずパートや派遣といった曖昧で不安定な立場の人も多い。

などのことを示していると思われます。

「月」の下の「神の家」ですが、こうした「月」で示される事情に対して、

a.劇的な解決。
b.不安の理由が「天よりの火」=つまり戦争や災害といったもの。
c.「月」の立場の人々や企業などにとっては、これからの基盤作りとなる一年。

などのことを示しているでしょう。

また中央の「手品師」は左右に足を開いており、「恋人」へ向かう人、「月」の逆へ向かう人、それぞれの選択を示している可能性があります。

どうか、皆さん、良き選択を行ってください。

しかし、今年の経済に関しては、先行きは明るそうです。

良い一年にしましょう。


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