<2011年を生き抜く・2>
<2011年を生き抜く・3(天王星とのお付き合いの仕方)>
<2011年を生き抜く・3(冥王星とのお付き合いの仕方)>
の続編です。
このシリーズ記事、最後は土星です。
あれ? もう一個、トランスサタニアンの海王星はしないの?
と疑問に思われるかも知れませんが、来年のチャートで海王星は比較的、穏健に見えます。
一番、問題となるであろう天王星、冥王星、土星を取り上げることにしています。
土星は来年、天秤座の10度付近から、最終的には28度まで移動します。
もっとも影響を強く受けるのは、天秤座の中旬に生まれた方で、天秤座9度~29度までの出生太陽の方は、土星がご自分の太陽にシビアに合になるときには、心構えをしておいてください。
また他のカーディナル・サイン(山羊座、牡羊座、蟹座)の上記の度数に該当する方は、来年のある時期に土星の効果を強く受けます。
ハードアスペクトになるからです。
しかし、天秤座の方も含めてそうですが、自分の太陽と土星が合になる時期は、ある程度限られています。
来年の土星の動きを観測すると、秋になる頃までの間、天秤座10~16度くらいの間をうろうろしています。その後は年の終わる頃へ向けて、移動速度を速めます。
だいたいの観測ですが、長く影響を受ける人は半年くらい(合計です。秋までの間でも、太陽と合になったり離れたりしますので)。
短い人は数日で終了する人もいます。
長く影響を受けやすいのは、やはり10~16度のカーディナル度数の人と考えていいでしょうが、個人のチャートの中で観測すると、たぶん半年も影響がある人はそういませんから、いたずらにびくびくしないでください。
土星は逆境とか試練をもたらす星ですが、この天体の存在理由は「人を成長させること」にあります。
筋トレとかでも、負荷を与えないと筋肉は増強されないでしょ?

日常と同じ運動量だと、筋肉はそのまま。
辛いとか、きついとか、そういうところまで負荷を与えられて、ようやく筋肉は増強されます。
土星の場合は、その経験から人の心や魂を強くする役目を持っています(もちろんスポーツでも使えるんだけど)。
だから、これがかならずどの星座の人にも周期的に訪れ、「負荷」を与えるシステムになっています。
これがないと、なあ~んも成長がない

だから、あまり土星さんを悪く思わないでね(←zephyrからのお願い)<(_ _)>
とはいっても、土星とお付き合いする時期は、どうにもぱっとしません。
なんか、気分がめいって、悲観的になったり。
上司や目上との関係が悪くなったり。
責任がのしかかってきたり。
思いように物事が進まず、停滞したり。
でも、大丈夫。
このシリーズ記事の最初で、私自身が土星のスイングバイをしているお話を書きましたが、それを読まれている方はもう分かっているかも。
まず土星の良き特質として、「形にする」という機能があります。
だからこそ、土星機能の強い人は具体的な形や成果、約束事などにこだわりを持ちます。
私がHRSの試験を受けたのも、土星が意味する権威からのはっきりとした形を手に入れる作業をすること、そして土星の意味する試練や逆境、プレッシャー、ストレスなどと今年は付き合っていこうと決心したからです。
そう。
土星が来た時期は、まず自分から責任ある立場を積極的に受け取っていけばよいし、少々のストレスやプレッシャーはあって当然だと思うこと。
これが重要です。
この土星との関わりがある時期に、非常な努力をすれば、私は失敗しましたが、大きな成果を上げることも可能です。
なので、以下、土星とお付き合いするときの注意事項。
①責任から逃れる行動は良くない。むしろ積極的に受け取って行くべし。
②思い通りにならない障害や苦難が生じるかも知れないが、それを自分の成長のために必要な「負荷」だと理解すること。
③悲観的になりやすいが、心は常に希望を抱き、明るい未来を信じて進むこと。
④責任、ストレス、権威、こういった事例の出来事を、やって来るのを待つのではなく、むしろ自分から体験する行動を取る。
④は特に重要です。
自発的な意志で選択した場合、大きなスイングバイ効果を得られるはずです。
しかし、なんといっても土星とのお付き合い。
やっぱり、しんどいのいや~

ってかたもいらっしゃるでしょうから、もう一つ、裏技をお教えしておきますね。
⑤家庭菜園でも良いので、農業をやってみる。土いじりをする。陶芸なんかも可。
土星の効果を、うまく逃がしてくれるはずです。
土星とお付き合いされる星座の方々、来年は筋トレモードで!
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