やっぱりこういうことが起きたか。しかし、代表の第一秘書とは……。
これまでも民主党は、与党を追い込んでいく好機になると、身内からボロを出して失速してしまうということを繰り返してきました。
この党の発足時にそのような運気を持つことを宿命づけられたのかも知れません。
そういう経緯が今までにも何度もあったがために、私はこのまま民主党が優勢な状態で、解散・総選挙になだれ込んでいけるのか、かなり疑問に思っていました。
そう思う根拠は、もう一つありました。
それは2月初旬、土星・天王星のハードアスペクトは誤差ゼロ、ピークを迎え、現在はもうかなり緩んできているということです。
オバマ大統領は昨年の11月、一度目の土星・天王星ハードアスペクト誤差ゼロのときに大統領選に勝利しました。
旧来の価値観や古い体制(土星)を打破する(天王星)星の下で、初の黒人大統領が誕生したわけです。
今年の前半期、自民党の危機はこのアスペクトが強力に働く2月末までで、ここに至るまでに様々な問題が起き続けてきました。
皆さんご存じの通りです。
しかし、この後は緩んでいき、4月9日に土星・天王星に休戦が訪れると、<2009年の占星術予測 日本>のなかでも触れています。
つまり政権交代が起き得るほどの厳しい星の配置は、この後しばらくはなくなってしまうのです。
マスコミではここのところ、民主党の優勢を伝え続けていたというのか、自民党の低迷ぶりを非常に強調していました。だから私も、つい「このまま行くのかな」と思いがちになっていたのですが、やはり星の示すものの方が正しかった。
どの記事だったか忘れてしまったのですが、私は政権交代が日本で起きるかどうか、選挙の時期が重要だと述べたことがあります。
つまり4月以降のしばらくの時期ならば、政権交代が起きない可能性もあります(全体の運気としてはあるので、可能性がゼロになるわけではありません)。
民主党にとってのチャンスは、今年中にもう一度ありますが、おそらくその時期での選挙はもうないでしょう。
今回の逮捕劇、裏側に潜んでいる意図というのか陰謀(海王星)というのか、そんなものもありそうに思えます。
誰もが思うことでしょうが。
<3月の占星術予測>の中で、今月の前半、大きな「お金」の問題が起きることを予見していましたが、これが月後半に控えている土星・海王星のハードアスペクトと結びついて、政治家の失墜に結びついたようです(過去記事、参照下さい)。
土星・海王星のハードアスペクトは、月後半に強力になりますが、現在すでに機能し始めています。
月前半に起きてもおかしくはない出来事だったわけです。
ただこの問題が今後さらに大きくなっていくのは避けられないと考えます。
というのは、土星・海王星はこの後強まっていく。
小沢代表と同様な事案は、政治の世界に無数に存在していて、同じ基準で適応されるならば、他にも逮捕者が出る可能性もあるからです。
民主党だけではなく、自民党も安心はしていられない、はず……(地検の行動基準が公正なものならば、ですが)。
