3月の占星術予測 |  ZEPHYR

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<占星術予測に関するスタンス>をご一読の上、以下の記事をお読み下さい(すでに読まれたことのある方は、飛ばして先へお進み下さい)。

花粉症の症状が、この頃顕著になってきたzephyrです。グスンしょぼん

決して当たってほしくはなかったのですが、航空機事故が続いています。
20日、マニラ発成田行きの米ノースウエスト航空機が、千葉県銚子沖上空で乱気流に巻き込まれ、多数の負傷者が出た事故に続き、25日、トルコ航空機がアムステルダム空港において着陸に失敗、墜落するという惨事が起きました。9人が死亡、少なくとも50人が負傷という報道です。

短い2月。
ようやく終わろうとしています。時の感じ方は人それぞれですが、日数が少ないわりに、私にとっては長い2月でした。過ぎ去るのを待つと、時間は長く感じられるものですね。
というところで、<3月の占星術予測>です。

<通貨と金融の危機は目前に迫っています>で触れたように、2月下旬から4月下旬にかけて、「お金」に関する様々な問題、危機が浮上すると思われます。ピークはこの3月の下旬です。
この主因は、金星と天王星のコンビネーションですから、ほかにも大物芸能人や著名人の離婚、恋愛の破局、個人でもそういったことが原因で引き起こされる事件といったことが想像されます。
また天王星の意味する先端技術的なジャンルでの企業の倒産、危機といったことも。ソニーやパナソニックといった大手も、安心していられないご時世です。
そしてアスペクトのスケール感から言って、この中には世界的な企業の危機ということが含まれていると思います。そう、GMです。
このコンビは4月の終わりまで効力を持ちますが、もっとも活性化されそうなのが13日を中心にした一週間程度と、3月末でしょうか。GMの結論が出るのも、このあたりという話だったと思いますが……。

ざっと見ていきます。
5日から11日にかけて、海での問題や事故が心配されます。海賊行為、海難事故、捕鯨問題、そして海を原因とするなんらかの災害。または暴動的な動き。
また個人でも感情の暴走、爆発といったことが起きやすくなります。芸術活動的には適したときで、音楽や美術など、アーティストの活躍がありそうです。
7日頃、重大な犯罪や事件の発覚などがあるかも知れません。ちょっと危険な配置で、人間の暗い情念、性衝動なども読み取れます。やはり海や水辺に関しての暗示もあります。
これに続いて8、9、10日あたりも、かなり火星が猛威をふるいそうです。事故、犯罪、火災、銃器。
前半は火星の影響が強く、紛争や暴動、テロ、また北朝鮮のような示威行為などがクローズアップされそうです。

その後、顕著になってくるのが、土星と海王星のハードアスペクトです。
中旬以降、強力になり、世の中に様々な影響を及ぼしそうです。土星・海王星はかなり異なる質を持つ星で、堅固な形状や枠組みを維持しようとする土星と、ものの形状を崩して、雲散霧消させようとする海王星は、現実と理想(夢想)のような対極の性格を持っています。
伝統的な組織や会社、あるいは政党といったものが、この時期に打ち寄せる波に急速に浸食されるような崩れ方をするかも知れません。
また権威的なものが失墜します。警察組織とか法曹界、大学、政治の世界。こういった場所でのスキャンダルや詐欺、権力の悪用などの露見も予想されます。
ハードアスペクトですが、非常な努力を払って、これを良い方向へ転じさせる人や組織も出てくるでしょう。この場合は、理想を現実化することも可能になります。
しかし、多くのケースでは理想と現実のギャップの狭間で悩み苦しむことが多いはずです。
この土星・海王星のアスペクトは、月末まで続きますが、ピークは18日前後です。

月末から来月の上旬にかけて、世界的にも日本にも朗報があるかも知れません。新たな結びつき、新しい方法が苦境の世界に光明をもたらす気がします。
他者との協調、調和に関するアスペクトが見られ、私はこれに大きな期待を抱いています。
不調だった交渉、憎しみあっていた関係などにも変化が見られるかもしれません。イスラエルとガザ、北朝鮮との交渉など、とくに進展してほしいものです。

さて、地震ですが。
<2009年の地震を予測する>では、3月16日~26日を注意日として挙げておりましたが、正確を期するのならば、多くの追加と若干の修正を行わなければなりません。
結論から申し上げると(すべて日本時間です)、

4日~8日。
11日。
19日頃(前後2日ほど)。
22、23日。
24日頃(前後2日ほど)。

などが注意日として挙げられると思います。よくよく見れば、17日以降は26日までずっと続いているのですが、じつは、この結論を出した背景には、非常に多くの「地震を誘発しそうなアスペクト」の事前観測があります。
非常に細かいことを言うならば、もっと連続性があります。

A. 3月1日~12日。ピークは5~8日。
B. 3月4日~8日。
C. 3月15日~28日(若干、期間が前後に延びました。ピークは二度あり、19日と24日前後でそこを中心とした2、3日をもっとも注意すべきと考えて頂いたらいいと思います)。
D. 19日から月末まで。ピークは22~25日。
E. 3月22、23日。
F. 補足として4日、10、11日、18日、25、26日。

これらの中で、それぞれのアスペクトが重複しているときは危険度が増すと考えられますし、アスペクトにも強弱があります。
また、これまでの観測からやはりアスペクトがシビアになる時期に目立つ地震が多いことから、これらのすべての日に注意報を発する必要はないのではないかという判断もあります。
ただ、非常に多くのデータを突き合わせているので、常に「見落とし」の危険はあります。
もし今後、別に注意すべき要因を発見するようなことがあれば、またその都度UP致します。

2月の上旬に見つけていたような、際どい大地の災害の相は、今回はありません(結果的に浅間山などの噴火という形になったと考えられます)。
しかしながら、4~8日、11日、22~25日あたりには、かなり強い相が出ています。
日本では顕著な被害を出すようなものはないと考えていますが。

人の心に愛が、世界に調和が満たされますように。

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